時事放談

今の安倍総理そのもの、未だに庶民の痛みが解らないようだ。

庶民の財布を軽くする改革と叫びながら改悪は、許せないと思う実行が、今回の選挙だ。

美しい国と言って中味のない弱者いじめより、安心、安全を心より願う庶民をの老後の安心を。年金問題、増税、社会保険料の値上げ、そのくせ政治家は平気で無駄使い、無反省等、このまま衆議院選挙があっても安倍さんでは勝てぬ。気付かぬは本人のみではないか。

弱者、特に、病人、障害者には早く死ねと言わんばかりの政策は他の弱者にも同様に非常に冷たい。

選挙の票は弱者の方が多いことに配慮すべし。

議員辞職を勧告します！あなたは法を犯している犯罪者ですよ。ごめんなさい、訂正しましたではすまない不祥事ですよ。

政権の交代はもちろん国民に1票で決定されるわけです。がむしゃらに且つ早計にそれを成就しようと、民主党には浮き足立った様子が顕著に伺えます。退路を立って参院選に望んだ小沢代表の気持ちは良く理解できますが慢心・過信は禁物です。対立軸を模索するよりも、大人の対応を示す事がかえって世論の心を掴むのではないかと感じています。

今回の参院選の結果で民主党が多数党になりイニシアティブを取れるようになり、衆院さえも多数党になり政権を奪取しようと目論んでいるようですが、パワーバランスを考慮すれば参院は民主党・衆院は自民党という今日の形がベターのように私は思っています。

何故ならば、
　自民のおごりを抑制できる
　政権奪取のため民主の政策が問われる
　反目に終始せず、両党が協業で新時代の幕開けを可能に出来る
　全党の協業で官僚政治に幕を下ろせる可能性がある
　全党協力すればプライマリーバランス改善に巧妙が見出せる
　セーフティーネットについて新しい道標を見出せる　
等がその理由です。

とにかく、新しい日本の姿を明確に且つ判りやすく描いて頂く事を心より期待する1人です。

7月29日の時事放談は圧巻であった。

二人の正にこれからの我が国の総理として国を統治するにふさわしい能力と知見を持つ論客の対談は視聴者としても緊張した。この放談は録画していて、見たのは8月2日であったから、参院選の結果が出た後であり、お二人の話からこれほどの大差で民主党が勝つようには思われなかったが、結果はご承知の通り。その意味で片山さんのほうがどちらかと言えば、今回の選挙結果に近かった。

地域格差が結果を左右すると読んだのが小沢さんで、宮城県に比べてより地方的な鳥取県の知事をされていた片山前知事のほうが地方の有権者の気持ちを掴んでいた様に思う。ただ自民党は今回は負けると言う判断はお二人とも共通であった。このようなお二人に国の政治を託したい。

・蛇口を捻れば水が出てそれを飲む事が出来る
・スイッチを入れれば電気が通り電気製品が駆動する
・トイレがある・病にかかれば医師の治療を受ける事が出来る
・喫茶店や食堂・居酒屋等を利用出来る
・風雨を避ける事の出来る家屋やその手段が整っている
・寒ければ厚着や暖房危機の恩恵に預かる事が出来る
・暑ければ身体を冷やす手段が数多く存在している
・車で舗装された道路を走行出来る
・人種差別や宗教差別が極端に少ない
・戦争がない
・徴兵制度が無い
・教育を受ける事が出来る
・選ばなければ仕事がある
・高望みしなければ生活が破綻する可能性は低い
・電車やバスがほぼ時刻通りに往来する
・趣味が持てる
・家電製品がおおよそ備わっている
・ホテル、ショッピングモール、商店街等がある
・靴を履いて歩けるetc。

上記の事柄は世界中の中で日本人だけに備わっている、私達が当たり前だと思っている事柄の数々かもしれません。こんなにも感謝すべき日々を、私達は過ごせているのです。
しかし、無いもの失ってしまったものが１つだけ存在しています。それは勤勉且つ正直さ、潔く誠を尽くす心ではないのでしょうか。

美しい国とは、国のトップから、礼節を守る国だと思います。礼節を守れないトップは、即刻、辞任すべきだと思います。選挙結果に対するケジメをつけなければ、トップの言葉を信じなくなります。民間も役人も一緒では、ないでしょうか。

徳育教育や躾、精神教育や修養等に力を尽くせる土壌や社会の仕組みを構築する急務を痛感しています。

お金や物質の多寡だけですべての価値基準が決定される傾向にある今にあって「心を磨こう・人望人徳を高めよう
・人のために励もう・世直しに汗水流そう
・弱気を助け強きをくじこう」とする尊い、そしてある意味社会の底辺を支える人々の出現は期待できなくなってしまうのでは・・・・・。

お金に由来する殺人者や自殺者、凶悪犯罪者、お金だけが信用できるという人、お金のためなら何でも出来るという人、こんな人々の蔓延する世をこのままにしておいて良いのでしょうか。一致団結・終結、心を1つにして世直ししてみませんか？

私を選ぶか小沢さんを選ぶか、のフレーズで選挙を戦って負けたらそのことはまるで他人事の如く続投を発表。この人には発言に対しての責任はなくコロコロ変わっても意に介さず指導者として失格でしょう。今日の加藤さん、リベラルを掲げて安倍さんの対立軸として立ち上がらないの？今こそ加藤の乱じゃないのかなー。

教育文化大国・精神優先大国をこれからは目指すべき、
日本国は脱皮する必要性をひしひしと痛感しています。

自民党政治の金属疲労していますし、これまでの手法が旧態依然となってしまった事に気付き、新しい時代の幕開けを切望しているのが世論のもがく姿ではないかと受け止めて戴きたいと思っています。

もし、この場で素直に軌道修正できるならば、世界でも注目されイニシアティブの取れる国家になるのではないのでしょうか。
何故ならば、経済だけを中心にしてありとあらゆる価値基準が席巻しているためだと考えるからです。

国家財政のプライマリーバランス改善至上主義が、改革から惻隠の情や思いやり等の配慮を喪失させ、日本国民の心からみずみずしさを奪ってしまったように感じています。そして、５・６０年間の財政破綻原因の垢を剥ぎ取ろうと、これからの５・6年の猛スピードで洗い流そうとしていますが、これもまた日本国民の心の変化が追随できなかった反省を、自民党に問いたいと思います。

真実の声を抉り出す質疑応答、対談が今のメディアでは期待薄だが、
地方分権問題がテーマ若しくは話題に上がった際、
是非、地方切捨て、シャッター通りなどで騒いでいる
若しくはそうだと思っている議員、ジャーナリストなりに独立自尊の展望があるのか聞いてみて欲しい。　
郷土を愛しＥＵの小さな１国のようにマネージ出来る人物がいるかどうかではないか。

何でもかんでも、最終的にはお金に結び付けてしまう世の中！本当にこの潮流で良いのでしょうか。直近、数百年の歴史を垣間見ますと、お金ばかりを追い求めて来たしっぺ返しが、顕著に表れている出来事の多発が、その答えを明らかにしているように思うのですが？

当然・必然・歴然・当たり前・常識・・・・・etc。
安倍首相自身へ退陣を促す意見の主旨には、
冒頭のような言葉が必ずついてまわっています。

しかし安倍首相は続投を強調しています。
おそらく安倍首相は世論の空気が読めない
・場の雰囲気を察する能力が著しく乏しい
・危機管理能力が欠如している
・プライドが高く人一倍頑固な性格をしている
・お坊ちゃま育ちで国民感情感覚が理解できないのではないか
と感じています。

先々がとても心配で不安です。もっと人の意見や声を傾聴してください。

しかし、少しは安倍首相には可能性のある雰囲気を感じているのも、
偽らざる私の気持ちです。

２年前より、改革と称して税制の改悪、即ち扶養家族の特別控除の廃止から始まり、老人控除の廃止、恒久減税の廃止、他、病人・障害者への減額や打ち切り、社会保険等の負担増、それに選挙が済めば消費税値上げと、弱者に思いやる気持ちが無い政党に１票が行くと思っていたならば、負けて当たり前、勝てば革命がお起こっても不思議でなかったと思う。

弱者配慮が無いと、衆議院でも惨敗だろう、なぜなら弱者の方が数が多く、票の数が多いからだ。弱者の痛みが解らない内は、自民党は勝てぬ。要反省。