時事放談

傲慢不遜で慢心過信自惚れているのが、現今の安倍内閣の面々ではないでしょうか。国民を蔑んだ最低で卑劣な辞任相当の今村復興相発言と今回、私は受け止めています。稲田防衛相は安倍城主の肝いり家老としての発言しかできませんし、菅官房長官は安倍殿の筆頭家老としての発言しかできませんし、安倍首相自身も丁寧でわかりやすい発言を心掛けると言いながら、国民を愚弄しているような抽象的な発言しかできないように思います。IR法にしても、日露北方領土経済協力体制にしても、３年後のオリンピックにしても、皆、安倍首相の長期政権を前提にしているのではないでしょうか。これでは安倍内閣がすべて正しいと言っているようなもので、偏波した発言・偏波した人材・偏波した社会しか成立しない可能性が生まれてくるような気がしています。独裁がすべて悪いとは申しませんが、安倍首相長期政権にはアサド、プーチン大統領や金正恩第一書記長と同じような、うさん臭さが漂っているように強く感じる昨今です。自分の家内さえコントロールできない首相に、今後も日本の舵取りを任せて良いのか疑問に思っている一有権者です。

‘てるみくらぶ’の倒産が騒がしい。これも円安倒産といってもいいだろう。円安で海外支払いは高くなる。粉飾もあるが円高を待っていたのだろう。海外旅行社・百貨店・外食産業・小売業等　海外商品を日本で売る商売は円安で利益が減る。百貨店・外食産業の縮退が目立つ。
　自動車産業他グローバル産業は市場最高益。円安でトヨタの海外利益は膨らむが東芝の海外負債も膨らむ。海外利益は海外投資に戻るが負債は日本が返す。資源も無く市場も減少し海外に出るしかない日本が、自国通貨を安くしていていいのだろうか？ 外人は円安で電化製品も株も不動産も東芝も買いやすい。ただし逆は難しい。
衣も食も住も海外頼みの日本は円安で物価が高くなる。エンゲル計数も上昇。インフレはグローバル企業を潤すが、輸入頼みの国民生活は苦しくなる。もともと世界を追いかける為の短期決戦型の黒田バズーカ。続ければ弊害も多くなるだろう。
冷戦崩壊後グローバル化が進み、世界も日本も経済構造が変わった。円安誘導しても、好景気が来る気配は無い。昭和とは世界経済構造が全く違う。まだ実質的には円安らしいが、為替は実効為替レート程度で良い。

今朝の二人の出演は、的確だったが、もう少し、みくりやさんのツッコミが、パンチ不足で、核心にせまれなかったのは、残念だ。しかし、引き続きこの問題の追求は、みくりやさんにも、毎日にも、エールを送りたいと、思っています！

園児は教わります。嘘はいけません。仲良くしましょう。弱い物イジメはいけません。
新入社員は教わります。御客様は神様です。ただしルール・常識は守りましょう。約束は守りましょう。その為に議事録を取りなさい。金践が絡む場合は特に注意しましょう。また、打合わせ相手にも確認しましょう。判断出来ない場合は上司に相談しましょう。議事録は取引完結後も保管しましょう。企業は利益を得る為にありますが、信用を損なってはいけません。
公務員は何を習ったのでしょうか？　今まで習った事は忘れましょう。教育勅語を覚えましょう・・でしょうか？　教育勅語は国の為に身を捨てる事を強調し、軍国主義に繋がったとされ戦後廃止になりました。森友問題での官僚発言は、国とは何かが解っていません。国とは権力で無く、国民・国土・国益等です。
国益に関わる議事録。‘捨てた。ルール通り。記憶にない’は国に対する背信行為です。上司も管理責任を問われなければなりません。複数省庁の迅速な仕事ぶり。圧力は相当なものでしょう。疑惑がはっきりしないなら、行政の長である総理自らが管理責任を問われるべきでしょう。

自民党は参考人招致を拒んでいたが、寄付発言で‘侮辱された’とし、急遽一人だけ証人喚問に格上げし引摺り出した。疑惑だらけの学園長を偽証罪で脅せば喚問を拒むと思ったのだろう。喚問では偽証罪で脅し、学園長の人格否定と値引き正当性説明。しかし、刑事訴追を受ける事も厭わず、堂々と受け答えした学園長の覚悟が上回った。
官房長官がメールでの‘記憶が無い’の記述が物証になると言う。問題発覚後のメールが証拠になる筈が無い！　国体委員長は‘総理が国会で否定している’から喚問に値しないと言う。国会発言は偽証罪に問われない！　首相も相変わらず嘘だと人格攻撃。これは証人喚問制度の否定だろう！　学園長が偽証罪・領収書偽造で逮捕されても、首相夫人がどんなに心豊かで優しくても関係ない。
首相夫人、議事録を捨てた官僚、忖度官僚、大阪府等の参考人招致を拒むのは、事実が晒されると大幅に支持率が低下するからだろう。
裁判では、原告でも被告でも、犯罪者でも聖職者でも同じ立場で証言する。学園長と同等のリスクを侵してこそ発言の価値がある。
誤魔化し続け国民が忘れるのを待っているとしか思えない態度が腹立たしい。

官邸の公務員が、総理大臣夫人付きとして行動した場合、
その効果は良につけ悪しきにつけ
総理大臣に帰属するというのは当然のことです。
なぜなら、
総理大臣夫人付きというのは所詮,官邸内部での
権限分配の問題でしかありません。

それを公務であるか否かで分けるのは責任の放棄で
最高責任者のすることではありません。

自民党の暴走のブレーキ役を日頃自負して止まない公明党が、現今の森友騒ぎに関して、ほとんど語らず静観状態なのは何故なのでしょうか？公明党さん、お答えください！

　森友学園長のみの証人喚問。どう考えてもイジメに感じてしまいます。もちろん学園長を擁護している訳ではありません。　国は首相寄付発言もあり、物証さえ出なければ、学園長のイメージを更に悪くできると思っているのでしょうが、この程度にしか捉えられない事こそ大問題なのではないでしょうか？　目的は原因究明。証拠隠滅に思える官僚・当事者の首相夫人も喚問できないのでしょうか？
　鴻池議員の口利き疑惑発言がありましたが一向に進みません。共産党への資料提示まで含め時間稼ぎに仕組まれたと思う事もできます。
　確実なのは学園長が極悪でも、天才詐欺師でも、サウジ国王以上の大金持ちでも国・大阪の関わりが無ければ何もできないという事です。
　北朝鮮と見間違うような映像に対する国民の反感で一時的に黙っていますが、森友学園のような学校を創りたかった保守系の議員・官僚は沢山います。首相の教育観も学園に近い筈です。見方を変えれば戦後民主主義教育に対するテロ行為が水面下で進んでいると見る事もできます。問題を隠している人たちも共謀罪では無いですか？
これは民主主義国家日本として徹底的に原因解明しなければならない問題です！！！

森友問題。首相は野党に究明しろと言う。幹事長は国会審議を止めるなと言う。防衛相は説明責任を果たすと言う。しかし、被害者顔して審議を止めているのは内閣自身ではないか？　国会は立法府。行政は内閣府。総理は内閣最高責任者。国民が行政の不正を疑い真実を知りたがっている。行政の長である総理自らが各省庁に調べさせ、国会で答弁させれば済むのではないか？
森友問題は金銭問題だけでは無い。首相夫人が学園の運営を絶賛したように首相の教育論に近い。安倍内閣の多数が森友学園長と同じ日本会議なる右系組織メンバと言う。学園長は安倍首相の国造りに感銘したと言っていた。ＴＶで流れる学園の映像が内閣の目指す教育改革後の姿と思うのは当たり前だろう。国民は映像を通じて見る将来の国そして教育の姿に不安を感じている。
内閣は逃げ切るつもりらしいが、真実が明かされる事で失う票の方が多いと確信していると思わざるを得ない。野党の後ろには投票した国民がいる。また、自民党に投票しても白紙委任した訳ではない。乱暴な行政運営は国民軽視と言うしかないだろう。内閣は真実を明らかにするという自らの職務を放棄してはならない。

首相は‘印象操作するな’と恫喝も野党は熨斗をつけ返せばよい。学園問題。後に国民がいる。申請取消とスーダン撤退。甘利大臣辞任翌日の０金利策を思い出す。翌１１日は震災報道中心。韓大統領罷免も決った夜の発表。希薄化に最高の日だった。
印象操作は政府の専売特許。アベノミクスは‘景気は気から’の印象依存策。リーマンショック後震災等で回復が遅れたが、景気拡大する確率が高いタイミングでの異次元緩和と原発安全宣言。海外に原発懸念解消で投資を促し、国内に株価上昇で好景気を演出する。だが緩和マネーは融資に廻らず、安全宣言は早すぎた。世界は日本経済の回復を望んだ。緩和がなくても１年後は同じだったかもしれない。
景気サイクル底の民主政権と、回復時の自政権の雇用者数で民主の無策ぶりを強調するが、‘リーマンショックから回復’の一言でも説明できる。
円安で円建利益・株価は上る。見栄え良いが、海外利益は海外に戻り、物価高で支出は増える。
前から懸念されたが少子高齢化・団塊退職で日本は労働人口減少に突入した。人手不足は景気が良いサインで無く、経済縮小の前触れとなる。真摯に国政に向き合うべきは政権側だろう。

大阪国有地問題。総理は夫人が糾弾されるのは不愉快と言う。レッテルを貼るなと野党の追及に怒る。日時・場所・メンバ等が具体的でなく調べようが無い。‘無い物は無い’と強弁する。‘保育園落ちた。日本死ね！’の時も匿名だから調べようが無いと強弁した。全く同じ空気を感じる。
内閣総理大臣を辞書で調べると‘内閣の首長として・・行政各部門を統制する’とある。行政の不正が疑われているのに、あまりにも乱暴と言わざるを得ない。行政の長である総理自らが陣頭に立って解明しなければならないのではないか？
国有地の値引き疑惑。戦前教育を思わせる教育。国と大阪が早期開校を後押ししているとしか思えないスピード感。首相夫人が名誉校長を務めた事に代表される政界との癒着等疑わしい事しか無い。総理が主張する教育観と似ている箇所もあり、総理関係者が関わっていると思う方が自然だろう。
一番の問題はこのような問題が開校１ケ月前まで表ざたにならずに４月開校に向け急ピッチで進んだ事。
政府には学園の教育思想と似通う保守系議員が多数いるように思う。本件は徹底的に究明して欲しい。トカゲの尻尾切りで済ませてはいけない。

首相夫人が私人か公人かの論争がようやく決着しそうだ。辞令がないとし、私人とも言えない事は無いが、こじつけに感じる。もう少し正確に言えば、政治に関わる活動は、私人でも公人でも無く首相代理と言う事だろう。
森友学園での公演には内閣総理大臣夫人の肩書があった。そして内容には‘ファーストレディ・・・’。また、保護者のアンケートに‘安保が良く判った’というようなものがあった。多分、安保に関わる話をしたのだろうが、安倍選挙事務所の一員として、もう少し正確に言えば、首相代理として安保の話をしたということだろう。また、学園を礼賛していたが首相代理として礼賛したという事だろう。
首相も官房長官も私人と協調するが、首相代理なら予野党も納得せざるを得ないと思う。家庭内野党との発言もあったが、計算の上でバランスを取っているのかもしれない。
もともと政治家の話は話半分で聞いているが、これからは全ての話に裏があるとして聞くようにしよう。日本国民は政治とか経済に疎い、小池都知事がＴＶを占拠しているが、テロ法案・スーダン問題等国政もＴＶでどんどん放映して欲しい、裏に何があるか推理するのも面白そうだ。

物故者の皆様の無念に思いを寄せますと、その悔しさに自然と涙が流れてしまいます。それはそれとして、前を向いて生きていかなくてはいけないお方も大勢おられる現実に目を向けますと、一番大事はこの教訓を忘れずに、復興に向けた歩みを進めることだと受け止めています。２０世紀という時代は、「科学技術の進歩発展に明け暮れ、自然への敬いや人心を置き去りにしてきた時代」であったように感じています。２１世紀を迎えた現今では、「自然への謙虚な態度を養うと共に、人心を最優先に大切にする時代」だと考えていますし、それこそが東日本大震災の残した財産を最大に生かすことではないでしょうか。景気回復（経済対策）やイノベーション（科学技術の進歩）etcの優先順位は、一番ではないように思うのは私だけなのでしょうか。

副総理は陳情を受けるのは当然と言う。知事は金品授受が無ければ問題は無いという。
おかしくないか？
　金で票を買う政治家もいる。口利きしても金は貰わないのは当然だし、ならば票を貰うのも駄目なのではないか？　そして結果は知らないと言うのは票にしか関心が無い事になる。
法律上問題は無くとも、内容をよく確認もせずに口利きする事の方が問題は大きい。政治家の口利きは役人に対する圧力そのもので、話が早くなるだろうし、結果に影響を与える事になる。
重要なのは陳情に対し共感できるかどうか？　陳情の内容が国益に繋がるかどうかだろう。同感するなら口利きは構わない。ただし、口利きは公務であって、議事録が無いとか、密室で決めるとかは論外だろう。むしろ、口利きは全て公開とし、インターネットで閲覧できるとか国民の目に触れられるようにするべきだろう。
問題は密室で物事が決まる事。国の為で無く一部のみの利益になる事。
口利きを全て公開し誰でも閲覧できるなら、例え総理でも知事でも口利きしても構わない。
要は国民が政治家の上にいるという事。選挙の票を得る為の行動は金銭授受と同じと考えざるを得ない。

自民党大会で、安倍総裁の東京オリンピックまでの任期がほぼ決定された。安倍総裁は「謙虚に、緊張感をもって政権を引き続き担当させて戴くつもり」と述べておられたが、疑わざるを得ない予兆が顕在化しつつある。森友学園問題はその始まりのように受け止めている。答弁を重ねれば重ねるほど、保身を目的とした言い訳にしか聞こえずみっともないの一言である。自民党内や取り巻き行政官内の殿をお守りしようとする狼狽ぶりにも閉口気味ですが、最も大事は東京オリンピックを前にした、政権交代という最悪のシナリオを回避するためにはどうしたら良いかを考えることだと私は思う。可能性としてはゼロではないと推測している「前代未聞の、トランプアメリカ大統領の政権放り出し」「ロシアもしくは中国が世界の警察に君臨」「世界的な右派勢力の台頭と世界恐慌の再来」「第三次世界大戦の勃発導火線への引火」「東京オリンピックへのテロ攻撃」etc。不安材料を上げたら切りの無いのは承知しているも、森友学園問題ごときで混乱する日本国の平和なことに感謝をしつつも、森友学園問題ごときで混乱する日本国政治の質の劣悪さにも毎度開いた口が塞がらないのも正直な所です。