時事放談

　孔子も、キリストも、人でいる間は、飯も食うし糞もする。
　彼らは、彼らの弟子が金集めてきたのだろう。どんな金だったのか。それは、生きるための金、仲間を守る金、金に道徳はあったか。
　彼らが後に、認められたのは、そこだったのか。ゴッチャにしたらいけないことと思います。孔子が顔回を、最も認めながら、同じ事しなかったのはなぜ。孔子が政治家として頂点に立ち続けられなかったのはなぜ。キリストを裏切ったのはどんな弟子か。孔子やキリストの周りに集まった人たちは金にきれいだった人たちか。政治は、道徳であるという人がいる。確かに政治は道徳であろうが。金集めという政治の一面をゴッチャには出来ないと思うのですが。金の使い方が大事ではないのか。教えて欲しいです。

西松建設からの献金問題はこの後どうなるのだろうか。検察は小沢代表の秘書をいきなり逮捕し起訴してしまった。しかし同じ様な事案で二階大臣はじめ自民党議員の名が多数挙げられているが、一向に捜査が進んでいないように見える。この間マスメディアは検察のリーク情報を垂れ流すだけでなく、揃って小沢代表は辞任したほうが良いと言い続けている。しかしインターネット内では、今回の検察のやり方は異例で、小沢氏だけを狙い打ちにしたように見えるという意見が多く、検察のやり方は失敗だったと言う識者もいる。藤井さんが言われた「霞ヶ関改革ができるのは小沢さんしかいない」と思っている人達は結構多いようだ。だが残念ながら、既に刷り込まれてしまったネガティブな印象はなかなか払拭することが出来ないでいる。長い間自民党政権の下で仕事をしてきた人にとっては、チェンジすることが恐ろしいのでしょう。必死になってそれを防ごうとしている様に思えてならない。

いつも公平なリードで導き出されるお話、今日も楽しく拝見しました。
「狭くはなってきたが、政治献金の網は政治家自身が作って来たもので、狭くした網をどうくぐろうかと考えている。くぐろうとするのでなく、議員全員がくぐることをやめなければ」と根幹をズバリと斬る片山氏。政治とカネ問題への重要な“チェインジ”です。
二つ目は、「霞ヶ関問題（でたらめな官僚支配）に対処できる人は自民党にはいない。そして民主党には小沢しかいない」という藤井氏の発言です。「民主党もやっぱりまだゼネコンか」と支持率低下の理由を指摘された片山氏のご発言があったとしても、これだけ不平等な社会を現出し、責任も取らない官僚支配構造を変えることこそが、今我が国に必要な改革であり、混乱した日本の再出発にふさわしい“チェインジ”だと思いました。

小沢代表の秘書が逮捕されてから３週間、起訴されてから１週間、西松建設“献金問題”の検察リーク情報による報道は異常と思われる程一方的なものだった。従ってそれを毎日見せられた人々による世論調査の結果は予想通り小沢氏側に不利な数字が並んだ。奇しくも森氏が「マスコミは悪いことばかり言う。それによって世論調査が変わる。日本の国会もマスコミも遅れている」と言われたが、今回の場合は正にその通りだと思った。
逮捕・起訴の時期や内容、情報の流し方等今までと明らかに違っているとの識者の意見が出てはいるが、多くのメディアは「小沢代表は辞任すべき」という大きな流れに乗って世論を誘導している様に思えてならない。同じ様な疑惑で二階大臣はじめ多くの自民党の議員の名前も上がっているが、検察はどの程度突っ込んでいくのか見守るしかないのは、歯がゆい限りである。あくまでも公平で公正な捜査と報道をお願いしたい。

西松建設の献金に関して大久保秘書が起訴されたのを受け、小沢代表が記者会見を行なった。小沢さんは直ぐに代表を辞めるのではなく、政権交代実現のために、今は民主党が一致団結して時期が来るのを我慢して待つという選択をしたのだと思った。“起訴されたから辞任する”と言うのでは、容疑を自分から認めたように解釈されかねない。検察がこれから自民党側にも捜査を進めるのかも見定める必要があるし、小沢さんももう少し詳しい説明をした上で、国民の理解が得られるかどうかが問題だ。辞任したほうが良いと判断すれば一番効果的な時に辞任するつもりではないかと思う。民主党の中には「自ら辞めて頂きたい」と発言した議員もいるが、辞めるにしてもその時期が大切だと思う。

ここ数週間、マスコミは挙げて野党代表の発言をあげつらっているようですが、何かキャンペーンでも行なわれているのかと、冷静な国民は皆感じているのではないでしょうか。
麻生総理は、就任以来解散問題や国を導く方向などについても国民を説得できる説明もしていません。そんなことは、今では忘れたように問題視しないのは公平感に欠けていませんか。
今日森氏は「日本の政党も政治家もマスコミも随分遅れている」と発言されましたが、全く同感です。
それほど広い国土もなく、それほど資源も持たず、周囲を全て海に囲まれて、1億人以上が短い人生を送る国、ニッポン。
そろそろ、『共生』の二文字に向かって歩き出しませんか。

毎週とても楽しみに、時事放談を拝見しています。
今日、渡部恒三さんは「政府は、国民の意見で作られるべきで、解散はもっと早くすべきだった」と話されました。さりげないシンプルなひと言ですが、今私たちが最も真剣に考えなければならない重要な指摘と、あらためて感じました。
普段忘れていますが、日本は君主制でも米国のような大統領制でもなく、確かに、代議員による間接民主制の政治制度です。つまり、選挙で選出した代議員を国会に送る私たち選挙民が、全てその結果を甘受せねばなりません。文句を言う前に、次の総選挙には、必ず1票を行使しようと心に誓いました。

最近、公設秘書の政治資金法違反容疑で小沢代表の説明不足とその去就ばかりが盛んに報じられているが何か納得できない。
小沢氏は、数回に亘って会見を開き、不充分とはいえ質問にも答えていたように見える。しかも、秘書が起訴されたばかりで、今後法廷で真実を明らかにする推定無罪の段階で、である。
然るに、同様の疑いが２０名にものぼるとされる与党議員にはなぜ説明会見を求めないのだろう。他方、野党党首の不人気でその去就を問うなら、現首相が7割以上の不支持率でも居座る与党の不誠実さを問わねば極めて不公正と言わざるを得ない。
その差は献金の金額なのか、公設秘書が逮捕されたからなのか、または別の理由なのか。あまりに偏った情報が次々と流されていると見えるマスコミと検察各位は、国民に説明すべき責任があると思う。

　小沢さんは誠実に答えた。秘書の起訴。あとは、決めるのは、国民。
　国民が、小沢さんを嫌と思えばそう言う事だろう。今を計りにかけて国民が決める事だ。小沢さんが嫌だから、自民党は、清廉潔白と思うのも、国民の勝手だ。民主党の、議員の一部が、選挙に負けるから、小沢さんに降りてもらおうと思うのも、その人の勝手だ。国を今のまま自民党と公明党にに任せるのも、国民の勝手だ。賢明な国民が選択する事に間違いは無い、責任は国民にあるから。企業献金を非とするのなら、すべて法律で禁止して欲しい。非としないなら、法律を廃止すべきだ。でないと、非と思わない政党だけが企業献金を独り占めになるから。後ろめたさのない人が得をするのは、決して正しいとは思えませんが。

カーティスさんはいつも適切なことを言って下さって嬉しく思います。
最近、検察も政治家も新聞もテレビも本当の事を言わず、自分達の都合や利益ばかりを念頭に置いて意見を述べている様に思えてならない。特に西松建設の献金問題では、情報操作されているのではないか？との疑念を拭い去ることができない。カーティスさんの「検察は説明責任がある。マスコミもそれを求めない」というご意見には、胸のつかえが下りた様な気がしました。

“違法献金問題”について、カーティスさんが「次期総理の可能性が高い人物をこの時期に追い込むなら、検察は国民に説明する責任がある」と発言なさったことは、大きな意味があると思った。
小沢代表の秘書大久保氏がいきなり逮捕されてからの検察と報道のやり方は不可解なことばかりだ。検察からの正式な発表は何も無いのに小沢氏側の情報ばかりが洪水の様に連日流されている。石川衆院議員を事情聴取した際には、何日も前から報道されていた。一方自民党の二階大臣は事情聴取の方向と伝えていたのに、未だに動きはないようだ。また小沢代表の元秘書で自民党公認候補として次期総選挙に出る予定の高橋嘉信氏が参考人として事情聴取されたそうだが、殆ど報道されていないのは何故なのか。献金の枠組みを西松側と話し合って決めたとされるのは、大久保秘書の前任の高橋氏だった可能性が高いとされているのに。最後にカーティス氏が「この問題に対してのマスコミの取り上げ方、もっと冷静に…」と大事なことを述べている途中で終ってしまったのはとても残念だった。

大好きなカーティスさんの明快なお考えに、今日も大賛成です。
まず、「欧米に追いついた80年代に、自民党が次のステップに行く政策を打ち出せなかった」と鋭く指摘された。その後何代にも亘る政府は何をしていたのかと思います。そして「オバマのように日本でも具体的目標を提示すべき」、また小沢問題には、「マスコミは冷静に政策として捉えて」と、最近公平さを失いつつあるメディアへの厳しい言葉です。
さらに、良くぞ言ってくれたと思ったのは、「検察は国民に説明すべき」という発言。近代法治国家を自認する日本としては、重く受け止めるべきでしょう。
いつもながら、特定の期間だけ国会議員に国の運営を委託している我々国民の気持ちをよく代弁してくれたカーティスさん。次回のご登場が待たれます。

いつも楽しく、そして最近は、かなり心強く拝見している。
緊急といいながらさほど急いでいるようには見えない経済政策万般を担当し、国会での難しい質問は総理より先に答弁に立ち、しかも身体が大変そうで、誠にお気の毒な与謝野氏の話だが、やや気になる発言があったので、ひとこと言いたい。
「ヨーロッパに追いついた後の80年代に、自民党は次の目標を示せなかった」とのカーチス氏の指摘に、与謝野氏は『それは民主党も同じで、対立軸をまだ出していない』と言われたが、そんな話ではないと思う。野党に求める前に、政権与党として示せていなかったことを自省した上で、自党の将来ヴィジョンを示すことが先ではないのか。特に政権交代が見え始めた今、これまでのような下手な目晦ましに国民はもう騙されない。
責任政党らしい振舞いを強く望む。

先日もあったが、例えば野党党首のちょっとした発言に対して、選挙の事前運動のような各地での講演会でバラバラに言葉尻を捉えて口汚く非難する与党議員の話を、切り繋いで伝えているテレビニュースを、我々はよく見せられるが不満である。
まず、論争の種となる話は、なぜ発言全体を伝えないのだろう。それほど反論したいのなら、当人同士が面と向かって議論するならまだしも、勝手な感想だけを寄せ集めて一つのストーリー性を持たせて放映するジャーナリズムに警戒感を禁じえない。
多くの国民同様私は右でも左でも無く、安心して暮らせる日本を望むだけだが、信頼を失いかけているジャーナリズムが蔓延する日本丸はどこへ行こうとしているのだろうか、不安になる。

小沢代表の進退問題に関するアンケートは逮捕直後のもので、検察のあり方が問題になって以降、数字は少し変わって来ているはずです。その数字を一人歩きしていませんか？最近では冷静に判断し、民主支持の中には小沢氏支持は多いと思います。マスコミと国民の間にズレを感じ、少しマスコミ誘導も感じます。もっとマスコミは冷静に正確に公正に責任ある報道をし、世界から批判を受けないマスコミであってほしいと思います。