時事放談

首相はよく‘信なくば立たず’と言いますが、今の政治に信はあるのでしょうか？
森友問題・加計問題。人事を抑え込まれた官僚が‘首相は一切関係ない’と言いますが全く信じられません。首相は‘徹底的に膿を出す’といいますが口と心は別物のようです。拉致問題では司令塔になると言いますが、今までは圧力一辺倒で拉致解決は放棄していました。副首相はセクハラ罪は無いと言います。国民は呆れています。今の政治の先は国民不在政治しかないと感じます。ここまでくると‘信なくば立たず’の言葉だけでよいので、忖度社会を作った責任を取って引退して欲しいものです。

真実・事実・現実を明らかにするために行うのが、証人喚問や参考人招致だと思います。しかしほゞ毎回、肩透かし状態で終始しています。再三再四、喚問などを要求している割には野党の追及能力には、いつも期待外れで肩を落とすばかりです。これでは時間とお金がもったいないし、他に話し合う重要な問題に取り組むことがを優先すべきと、つい思ってしまいます。政権与党にダメージを与えられず、政権交代の試金石さえ生み出せず、ただ野党のだらしなさばかりが増幅してしまう結果を、野党の皆さんはどう受け止めておられるのでしょうか。巨大与党の手ごわさと弱小野党の能力の無さを、改めて感じさせられた今回の柳瀬氏参考人招致でした。これで政権交代できますか？それとも政権交代する気があるのですか？

元首相秘書官の参考人招致が終わったが、入念にシナリオを作って臨んだのだろう。会った事は認めたが、便宜を計って無いとか、首相には報告して無いとか、世間の常識とは掛け離れた答弁を繰り返した。少子高齢化であらゆる職種で人手不足が明らかになっている。岩盤規制を壊すと聞こえは良いが、獣医科を創る事が本当に必要なのだろうか？　産業医不足は問題だろうが、既存大学の増員と規制緩和で十分に思う。またその方が税金の支出も少ないだろう。森友・加計学園問題。一年前は両方とも‘知らぬ存ぜぬ’と強弁したが、スクープされると誤魔化せない事は認め、バレていない事は答えない姿勢を貫いている。また、首相との関係は‘一切ない’と断定した。‘記憶に無い’と繰返しているのに、その程度の記憶力で、よく‘一切ない’と断定的に言えるものだ。自民党は加計学園問題では参考人招致に拘っていた。国会での虚偽答弁なら、証人喚問すべきだろう。行政の不正とか個人への利益供与としか思えない問題。国会自民党の行政に対する及び腰が理解できない。憲法・憲法というが国会改革こそ最優先課題だろう。

特区諮問会議議長の首相が加計学園の創設に責任を持つのは当然だろう。学園創設に首相が関わっていないとか、決定時に初めて知ったとか信じられない事を言うから疑わざるを得なくなる。特区諮問会議の役割は、国民の血税を使って行う事業が、日本の為になることを国民に納得させ推進する事だろう。説明をすると綻びが出てくるから、関わってないと言う事にしたのではないか？‘国民は深く考えないからこの程度で納得する’とでも思ったのだろうか？　少子高齢化で首都圏の大学には、入学人員を減らす様要請していると聞いたことがある。今後大学受験者数が減る一方と予測されるのに、何故大学の新設なのだろうか？　日本はほとんどの職種で人手不足と言うのに何故獣医なのだろうか？　大学なら国の利益に繋がるまでは少なくとも１０年はかかる。特区で税金を使っての大学創設は不適切ではないか？　留学生枠があると聞いたが留学生は日本の畜産業に貢献するつもりなのだろうか？既に大学は活動しており学生には配慮しなければならない。ただし、衆院解散で有耶無耶になったが、加計学園新設が本当に日本の為になるかどうかは徹底的に検証して欲しい。

２０２０年プライマリバランス０目標は５年で５年延び２０２５年。５年前２年で２％のインフレ目標達成時期も削除。アベノミクスは本当に行う価値はあったのか？ＮＹダウはリーマンショック翌年に７千＄を割込み今２４千＄程、ショック前高値１４千＄程の約１．７倍。日経平均はショック後７千円位になり今２２千円程。ショック前高値１７千円程の約１．３倍。日本はパットしない。政府はリーマンショックを語らず民主政権と比べ自慢する。しかし１００年に一度と言われるリーマンショックからの流れ抜きで、ここ１０年の景気は語れない。異次元緩和と原発安全宣言で期待先行も、世界の株価指数と比べると世界全体の景気拡大が直ぐ解る。政府は株高・高求人倍率・就業者増を自慢するが、世界中の緩和で世界中の株高。雇用改善と言うが少子高齢化と将来不安の高齢者も主婦も職を探し雇用の数値は良くなる。むしろ労働人口減少の兆しを危惧すべきだろう。ＧＤＰ１％程は、リーマンショック後に欧州債務危機と大震災があった民主政権と変らずＧ７最低レベル。異次元緩和と五輪特需でツケを将来に廻し、世界好景気で数十年に一度の追風参考記録の筈だが・・・

表題のような決意と共に膿を出し切ると、安倍首相は都道府県議会議員研修会で決意を表明していました。何故か虚しくその心意気は、まったく有権者の耳には届いていない気がしています。現下の異常事態が正見できないこと、的確に把握できないことに首相の精神構造に暗雲が垂れ込めているのではないか疑問を抱かざるを得ません。東京オリンピック開催時には首相でいたい・対米対露対中対韓などで歴史的外交実績を収めたい・我が国の財政規律を立て直したい・対北朝鮮や超高齢社会という国難を解決したい・・・etc。すべてを自分の手柄として歴史に名を残す首相を目指す、「名聞名利」に執着する一点のみが安倍首相の醜態を生む元凶となっているようです。国家のトップがこれでは、日本の国会議員も推して知るべしではないでしょうか。国家・国民の僕となって不惜身命の精神で、力の限りを尽くし、機を見て潔く後輩に席を譲るのが安倍首相の本来の姿だと思うのですが。日本の政治は三流どころか、とうとう地に落ちた感を抱いています。

政府の疑惑が山ほど出てきた。丁寧に説明すると言っていたものも説明は無かった。政治家・官僚が率先して国民を欺いた。内閣が自画自賛する外交と経済も信じていいのだろうか？
外交では限界が明確になってきた。北朝鮮への圧力を唱えたが、世界は対話に向かい、拉致解決すらアメリカに頼みに行く。代償は何だろうか？　ウクライナ侵攻・スパイ暗殺未遂・シリア問題等でロシアは欧米と対決姿勢を
強めている。ロシアとの共同開発は欧米から制裁破りと言われそうだ。外遊は多いが成果は出ない。ビジョン無き日本外交は孤立しかねない。
ＧＤＰは先進国最低レベル。異次元緩和は日本経済に役立っているのだろうか？　インフレになれば国は財政健全化が進む。しかし国民はインフレに負けない為に投資を始めたりしているが、生活弱者は投資も出来ない。欧米は正常化に向かうも日銀は緩和を続けるが、緩和の評価は正常化が終わって初めて評価する事が出来る。緩和中に成功と言うのは詭弁だろう。
政策は沢山打出すが結果は出ず次々に目先を変え、良い事だけ語り悪い事は隠してしまう。国民に真実を語らない安倍政治。５年間の実績を全て検証すべきだろう。

政府の疑惑が山ほど出てきた。丁寧に説明すると言っていたものも説明は無かった。政治家・官僚が率先して国民を欺いた。内閣が自画自賛する外交と経済も信じていいのだろうか？
外交では限界が明確になってきた。北朝鮮への圧力を唱えたが、世界は対話に向かい、拉致解決すらアメリカに頼みに行く。代償は何だろうか？　ウクライナ侵攻・スパイ暗殺未遂・シリア問題等でロシアは欧米と対決姿勢を
強めている。ロシアとの共同開発は欧米から制裁破りと言われそうだ。外遊は多いが成果は出ない。ビジョン無き日本外交は孤立しかねない。
ＧＤＰは先進国最低レベル。異次元緩和は日本経済に役立っているのだろうか？　インフレになれば国は財政健全化が進む。しかし国民はインフレに負けない為に投資を始めたりしているが、生活弱者は投資も出来ない。欧米は正常化に向かうも日銀は緩和を続けるが、緩和の評価は正常化が終わって初めて評価する事が出来る。緩和中に成功と言うのは詭弁だろう。
政策は沢山打出すが結果は出ず次々に目先を変え、良い事だけ語り悪い事は隠してしまう。国民に真実を語らない安倍政治。５年間の実績を全て検証すべきだろう。

最近の行政はあまりにも酷すぎる。モリカケ問題・防衛省日報問題等は一年超えの問題になっている。セクハラ問題では音声データが出て財務次官が辞任に追い込まれたが、記憶が無いと繰り返した。財務省専属弁護士の調査は、裏稼業組織の弁護士が調査するから事務所に来いと言うのと同じ。政治家とか官僚の常識には呆れてしまう。公文書改竄は内部調査しているがとても信じる訳にはいくまい。財務相は辞める気も無いようだ。
首相の‘悪魔の証明’発言に全てが凝縮されているように感じる。記憶が無い。記録が無い。公文書も改竄する。最近も首相は加計問題でも‘嘘と言うなら証拠を示せ’と国会で答弁していた。興奮してすぐ啖呵を切る。首相としてとても相応しいとは思えない。自分達が蒔いた種が大きくなり、それを強権で刈り取ろうとしている。明確な証拠が無ければ事実でないと言うのは、ＴＶドラマでは犯罪者が使う言葉。一国の宰相があるべき姿を理解していないのではないか？
日本の代表である首相がこのレベルである事が情けない。内閣・政治家・官僚に良識とか知性とか心優しさとかは全く感じない。そろそろ交代の時期が来たのだろう。

朝日のスクープからモリカケ問題の真実が少し明らかになってきた。首相は要領の得ない答弁で自分と夫人に責任は無いと言っているが、手前勝手な理論で国民・国会を馬鹿にしているようだ。自分さえよければ国はどうなっても良いのだろうか？ 日本は主権在民で国民に主権がある。一行政官にすぎない首相・大臣・官僚の不正が国民に晒される仕組みは必要だ。新聞等のマスコミは常に国民の側に立って欲しい。
政府は特定機密保護法を決めたり、報道に圧力をかけたり、問題が表面化以降は文書を改竄したり、経産省で施錠するなど情報隠蔽に躍起になっていた。また、特定機密保護法とか内閣人事局創設で官僚を意のままに操つろうとしている。
真実を国民に知らせる事。これが民主主義の基本だろう。有能かつ善良な独裁者の政治が最も効率が良いが、今の日本の政治家にそのような人物がいる筈もない。マスコミは行政機関の監視機能として真実を国民に知らせるために頑張って欲しい。政治家が緊張感を持ってこそ良い政治が出来るのだろう。
政治の透明化は民主主義に必須だが、今の政権には‘政治の見える化’を進める資格が無い事は言うまでもない。

政治・行政のどこに真実があるのでしょうか？　次々と嘘が明らかになってきます。モリカケ問題。防衛省日報問題。裁量労働制のデータ。またスキャンダルも事欠きません。政府側がフェークニュースを流し、国民を騙そうとしています。嘘がばれると子供でも言わないようなお粗末な言い訳と居直り。
比較的評価されるとされる安全保障とか外交とか経済とかも嘘は無いのでしょうか？　もう一度説明して欲しいものです。官邸主導と言いますが、権力を国民の為でなく、政官財に加えて仲間の為に使っているとしか思えません。政治家も公務員も権力に諂う事なく、日本国・日本国民の為に働いて欲しいものです。
国の仕事に関わる人々は自分たちの役割・存在意義をもう一度思い起こしていただけないでしょうか？

官僚の公僕としての原点を忘れた発言が多すぎる。

お仕えするのは国民であって、個々の政治家ではないのに、事実を明らかにすると首相が言っても、何も彼らは明らかにはしない。

それは、行政府の長が言っていることが、本心からのものでないことが分かっているからだ。

内閣のみならず、政権与党も事実解明に後ろ向きなのは何故なのか？官僚、与党、いずれも安倍首相のサポーター、悪く言えば犬になっている。その原因を断ち切らないといけない。

表題について、賛否両論あるのは当然です。しかし所詮、巨大与党に対抗するための付け焼刃、烏合の衆結成にしかならない実の無い虚しい行動としか受け止められません。何故ならば「政治は数」という旧態依然とした、質より数が優先する本末転倒した価値基準でしか現今を打開できないと考えているからです。結果は巨大与党を見れば、自明の理であることが理解できるのではないでしょうか。政権与党にならんがために、劣化した候補者乱立により当選後のみじめな姿の数々は、今日では質を重んじるのが政治である点を、新しい潮流として創造することの大切さを物語っているように感じています。国民の代表の集まりが立法府ですがその立法府の権威の凋落が、行政府や司法府へ質の低下を伝搬させています。この意見に目を通された為政者の先生方が、一有権者が生意気なこと言いやがってと一笑されるようでは、日本の未来は暗いとしか言いようがありません。選良が一サラリーマン化している昨今で、名聞名利に執着せず、我こそが国家・国民のために不惜身命する政治家、何人いらっしゃるでしょうか？私がその政治家ですというお方、ぜひ手を上げて下さい。

首相は森友学園の値引きに関わる文書で、自分及び夫人が関わってない事が明確になったと言う。加計学園の文書が出てきても首相は決定に関与はしていないと言い、特区諮問会議で決定する場で初めて知ったと言う。嘘つきと言うなら証拠を持って来いと言う。これは犯罪者が証拠が出ないことを見越して強がる時の発言。一国の宰相の発言としては実に見苦しい。
特区諮問会議議長として責任ある立場の首相が何故そこまで関係ないと言うのかが不思議でならない。ここまで頑なに否定するのは隠さなければならない事があると確信してしまう。諮問会議の責任者であれば加計学園の創設が今後の日本にどこまで役立つかを語るべきだろう。
決定の場まで知らなかったならば無責任だし、知らないはずがなく、子供の言い訳よりもお粗末だ。この程度の事を誤魔化し、直ぐイライラして‘議員も辞める！’とまで言うような人間が首相に相応しいとは思えない。

森友学園の値引き問題で、財務省理財局職員の口裏合せ依頼を学園側が拒否していた事が明らかになった。国は元学園長を国や首相夫人を騙す大悪党としていたが、逆に国が主導的に推進していた事が読みとれる。少なくとも今までの国の発言は全て疑ってかからなければならない。元学園長は‘神風が吹き何もかもがうまく回り始めた’と言っていた。
自民党は理財局単独責任としているが、単独で出来る筈も無く、主導的に推進する理由もなく、行政全体の問題として内閣を責めるべきだろう。政府・自民党は無関係だという印象操作の演出としか感じない。籠池氏の次は佐川氏を切り捨て政府は生き延びようとしているのだろうか？　ここまでくると政権与党として、また、政治家・人間としても失格と言うしかないのではないか？
現政権の成果は経済も外交も内政も嵩上げされたものが多く、外交では壁にぶち当たっている。また、経済もリーマンショックの世界的な落込みからの回復に便乗したと思うのが妥当だろう。少子高齢化対策も的が外れている。
今の日本にとって重要な事は政治の継続よりも、真実を徹底的に解明し腐りかけた民主主義を立て直すことではないか？