時事放談

豊洲盛土。地下水が溜まるだけでアウト！　水質・揮発物どころか、水道水でもカビ・蚊等の大量発生になる。　液状化は？　台風・高波なら市場閉鎖？　直下地震なら１０年位使用不能になりそうだ。
日本話にならない！　甘利問題・舛添問題・都議。富山市議はお手盛り手当増額後の大量離職！
都は徹底的に‘政治の見える化’し、全国展開して欲しい。国民の血税で政治家・公務員は生活している！
経済低迷。日銀は国民には難しい官僚言葉の総括。緩和余地があると肩肘張っている。２％インフレ目標を継続しているが、景気を良くするよりもインフレにする方が簡単だろう。スタグフレーションが懸念される。ただし、国はインフレになれば、景気に関わらず債務価値が減少し財政健全化が進む。だから余計に怖い。
政治に関わる者は、情報を使い分け世論操作をせずに、国民と真摯に向き合って欲しい。一強体制で独裁傾向が見られるが、独裁は私欲から悪政に陥りがちである事は歴史が証明している。民主政治は決定が遅れがちだが、壊滅的な間違いの抑止力となる。
‘政治の見える化’を実現する為の、民主主義の為のコスト（マネー・タイム）は支払わなければならない！

国会中継で、「白紙の領収書を貰って、後で書いても問題なし」という政府見解を聞いて、正直ここは日本だろうかと疑うほど驚いた。
稲田・高市両氏が正当性を主張されるのは、実に恥ずかしくて他人に言えない話だが、まぁ本人だから言い逃れしたいのだろうと、憐れんで聞いた。
だが、政府見解としての菅氏の発言は容認できる筈もなく、立法府の委員会での発言とは信じ難い気がしている。
しかも、翌日のテレビニュースでは殆どが取り上げていないことにも驚いた。
世間一般に行われているルールが国会では通用しなくてもメディアの世界でも、問題視しないことにも大いに驚いた。
是非、このことに絞ってお得意の世論調査を実施して、このような規範感覚が小生だけなのか、教えてほしいものである。

首相経験者の野田氏を幹事長に据えた、蓮舫人事に不評が集まっています。慣例では首相が辞任すれば閑職扱いとなり、余程のことが無い限り表舞台に返り咲くことは無いようにお見受けします。しかし安倍首相の例を上げても、政治家としては致命的な健康不安がありながら、数年後にそれも首相でカンバックしています。それと比較すれば大したことは無いと考えますが、野田首相時代の失政を指摘する向きもあり、なかなか蓮舫代表の船出も華々しくはないようです。過去には他にも数名、返り咲いたお方がおられる点からすれば、初っ端からいちゃもんをつけて足を引っ張る民進党議員の態度では、政権党として再生に期待を寄せている応援団からため息が聞こえてくるかもしれません。大事は何かを弁えて、画竜点睛を欠かない政党に生まれ変わることが最優先ではないのでしょうか。蓮舫議員が代表に決まった以上、異体同心になって、自民党議員でさえ民進党さんは政権奪取できる政党に生れ変わったと、認めてしまう成長を是非、示して下さい。こんな民進党応援者の声もあること、民進党の皆さん承知下さい。

気候不安定な秋だが、日本人力士の賜杯は朗報であり、またその飾らない優勝インタビューに人柄が偲ばれて、久しぶりに救われた思いのひと時だった。
だが、現実に目を戻すと、どうも釈然としないことが多いのは残念である。
中でも経済では、3年経って回復の兆しも確認できないのに、“アベノミクスの成果”などという言葉が躍るばかりか、その公約の不実行を覆い隠すように、次々と新言葉を乱発し、政策の失敗を認めて改善しようともしない。
また、国会での代表質疑に、まともに答えるどころか、はぐらかし答弁が罷り通り、これに拍手が湧くという姿を見ると、国民の代表としての認識はおろか、責任意識も認めることが出来ないのが実感だ。
豊洲問題も、情報共有の不足とガバナンス力の不足だそうである。事業主体や責任者も不明確な上に、進め方を検証する仕組みもないままで多くの関係者が五輪開催決定を大喜びしていたあの図は、何だったのだろう。
3年かけて津々浦々に行き渡ったのは、この“無責任体質”だったのか、と妙な納得に辿りついてみるとガッカリである。
年明け早々かも知れない次期総選挙にはじっくり考えて主権者行動を、と心に誓う昨今である。

「議論を公開し、科学的に見て、都民に納得してもらえるように、小池氏はリーダーシップを発揮して欲しい」と石破氏。その通りと思う。
小池氏が試金石と言う豊洲の「見える化」で東京の闇が網羅凝縮して見える。
安全安心の闇・消えた盛り土費の闇・決裁者押印稟議書の闇・賃貸豊洲の採算性の闇など、闇は広く深い。
地下水は有害物を除去し中和して放流すればよいし、地下空間の汚染空気は大型の空気清浄機で綺麗にして放散換気すればよい。五輪道路も迂回路があると聞く。
問題は、小池氏が「無責任体制」としなやかに言い放った利権腐敗・稟議隠蔽などの役人風土の闇と豊洲賃貸の採算性の闇だ。
決裁者も絞られて来た。厳しく全容を問い質し処罰すれば襟は糺されよう。役人や利権に群がる輩の凄まじい抵抗があろうが、小池氏の後に有罪となる次官更迭の力量に期待すればよい。
が、仲買業の減少は時代の趨勢。当初から賃貸赤字となれば、今、業者の補償などを損切りし、将来延々と続く膨大な赤字補填回避のため、豊洲移転中止も英断に思える。
専門家会議と検証チームの数値データ次第であるが、移転中止も小池氏の卓越した先見力の視野にあると思もわれる。

政治に対するモヤモヤ感が一時でもすっきりする様なキャスティング、いつも楽しみに見ています。蓮舫と石破さん、共に好きな政治家なので、どうか潰されずにがんばって欲しい。

「一緒にやってきたので、余り遠くへ行ってほしくない」と野田聖子氏。同感である。「新党立ち上げも状況を見て決めます」と和戦も辞さぬ東京大改革への思いが滲む小池氏。東京大改革は都政の闇の見える化。闇は利権腐敗を生み対立を生む。見える化で闇は消滅する。利権腐敗の闇は、一人勝ちで栄える東京を蝕み衰退させ、日本をも危うくしよう。既に、小池氏は、自民２トップ安倍・二階両氏を訪ね、「連携」と「打ち方止め」の指示を引き出し、新都議連幹事長を「友好的に進める。」と豹変させている。都政のブラックボックスは津々浦々に響き渡り、都議会自民の対立抵抗は、全国の自民党を貶め、支持率低下共に政権の弱体化を招くだろう、一強自民の弱体化は、日本の弱体化をもたらす。自民党小池知事と都議会自民は対立してはならぬ。小池新党でなく、自民党見える化派（小池派）として、自民の変革を促し、都の栄を礎に日本再興の核となって欲しい。一人大舞台に上がり、都政の見える化を諄々と進める小池氏。そのしなやかな政治力量は、元大阪市長を超えると思えてならぬ。期待が膨らむ。

私は代表に、３つの不安を抱いています。１つ目は、柔和忍にくに欠ける点です。２つ目はそれと関連するのですが、柔軟性に乏しく杓子定規に陥り易い点です。３つ目は、打たれ弱いように見受けられる点です。攻めの時は良いのですが、守りに入ると反転攻勢の出来ない脆さが目立ってしまうように感じています。政治の世界は仏教でいう「十界」を備え、瞬時に場面が入れ替わる世界です。並大抵の心身の強靭さでは渡り歩けないことはご承知とは存じますが、以上の不安材料を払拭し生まれ変わったお姿を、拝見したいと思っております。兎にも角にも政権交代可能な政党への再生を、心から切望致しております。蓮舫党首、頑張れ！応援してますよ！

どこに向かうのかはっきりしないものの、小池都政が動き出しているようだ。
まずは「築地市場の豊洲移転問題」が、都民そっちのけで進んでいたことを
メディアが飛びつきやすい形でクローズアップしていることは評価できるし、今後の成り行きを見届けたい。
ただ、度重なる報道で不信を抱いた都民に、都の所管責任者が直接説明する姿が全く見られないのが実に不思議だ。番組が触れないのは、それなりの理由や手順があるのだろうが、何とも歯がゆくて仕方がない。断片的な情報だけでは胃の腑がすっきりしないのは小生だけか？
新知事が調査を指示するのは良いとして、役所がいつもやるような案件の片づけ方が透けて見えるようで、心配である。まさか、また「原因は丸投げ体質か、改善を」とか、「担当者が移動又は退職していて、これ以上はわからない」とか、「責任追及より今後が大事」とか、「全力で再発防止に努める」など、いつもの言い訳・努力宣言で終わらせるようなことだけは勘弁してほしいものだ。
新知事は、小池劇場などと言われて喜ぶことなく、“都民ファースト”視点で、今に至る責任の所在と処罰までの明確な報告を大いに期待している。

築地市場の盛土。移転中止でも仕方ない！　豊洲施設落札率９９％。談合が疑わしい。東京五輪もいろいろホコリが出そうだ。富山市議問題もあきれるばかり。今年だけでも甘利問題。舛添問題等々。仲間内の国民不在政治。
日本経済も危ない。アベノミクスに世界が懸念を示している。金を市場に廻し、円安・インフレ誘導で景気が良くなるという。国民は信じているのだろうか？　世界はリーマンショック後、欧州危機を経て回復基調に乗り、米国は抜け出ようとしている。日本は大震災等で遅れたが、欧州危機が薄れた２０１２年中頃から世界の回復を追随した。ただし、世界の緩和マネーで作った世界の景気拡大。　
国民はインフレを容認しているのだろうか？　２％インフレは消費税２％に相当し。しかも毎年２％ずつ物価は高くなる。そして預貯金の価値も毎年２％目減りする。一方国は毎年２％ずつインフレ税が増え、債務もどんどん目減りし財政健全化が進む。国民の事を忘れていないか？　
日本経済は危険水域だろう。既に労働世代人口は減少している。金融政策に頼らず、長期ビジョンに従い大胆な改革を進める以外の道は無い。

丹羽・浜両氏のおかげで、久々に爽快な日曜の朝を迎え、感謝している。
「リスクが高いのが株、出口が見えない」、「日本経済の国策化が進む」、「業績を反映できていない株価」、「多用する“何とか”委員会、どこに司令塔があり、どこに責任があるのか」、「従って、このまま行けば統制経済へ」など、素人の私たちが心配していることを明快に談じて下さったからである。
年金基金の株式への投資は、結果的に大幅な損失を齎し、それをカバーすべく異常なまでの金融緩和、当然の結果として、官制相場の様相を呈しているのはもはや否定のしようがないだろう。きっかけは間違った消費税増税のやり方だったように思うが、まだ失敗を覆い隠すための諸策を施し続けるのであれば、経済無策の上塗りにならないよう祈るばかりである。
ここ２〜３年の株価の動きからは、日本市場はもはや、外国資本の雨宿り場所の体に見える、とは失礼すぎるだろうか。
とまれ、不満のはけ口無き納税者の胸のつかえを下ろして頂き、感謝である。

東京大改革。「身内（顧問）だけでなく、役人を巻き込んでやれ」と丹羽氏。その通り。小池氏も承知で、既に、各局長を改革本部会議のメンバーに入れ、意見を言って欲しい、としている。又、党本部とも握手し、連携・打ち方止め、を勝ち取り、徹底抗戦が伝えられたドンの側近都議連新幹事長高島氏をして「友好的にやる。心配いらない」と融和発言を余儀なくている。しなやかにしてしたたかな稀有の力量に都民のみならず地方国民の期待も膨らむ。豊洲移転延期、給与半減、待機児童対策、のり弁フル開示、そして、豊洲土地改良不備の発表、等々、見える化・東京大改革をスピード感を持って実践。メディアの方も、ハネ―ムン期間でお手並み拝見・都議会選挙後は徹底抗戦などと無責任に煽らず、地方議会が上手く廻るように提言報道願いたい。例えば、豊洲土地改良不備も、公務員の無謬性と守秘義務との戦いになるが、誰の了解・決済かを調査報道願い、許されぬと世論を喚起願いたい。訳の分からぬ漫談紛いの机上の批判に終始するのでなく、公に資すること提言が公器の電波を使いうるメディア人の核心的使命と思えてならぬ。

築地移転延期が問題になっている。延期理由のひとつに費用増加問題があるようだが、徹底的に解明して欲しい。オリンピックも同様だが予算は膨らみ続け、税金がどんどん投入されていく。予算オーバは、企業なら計画変更・計画中止につながる。また出資者である納税者に許可を得るべきだろう。
そして一要因が円安である事は容易に想像がつく。円安はドル建販売する輸出業の円建て利益を押し上げるが、ドル建でモノを買う輸入業の利益を圧迫し値上げにつながる。ここ数年はイロイロ値上がりしている。資源の無い日本は何かをする為には、外国からモノを買わなければならない。アベノミクス前１ドル８０円台が、去年から今年にかけて１ドル１２０円台だった。そこまで円安になれば価格が１．５倍になっても不思議は無い。円安は輸出業の業績を通じ景気が良いように感じるが、逆に物価高が国民を苦しめる。
日本経済を豊かにする為には、無理に円安にする必要は無いのではないだろうか？　貿易に頼っている日本は円安でも円高でも経済は成長できるだろう！！！輸出業支援、インフレ誘導での円安は考え直すべきだろう。為替は実効為替レート程度で良い。

リオのオリンピック以来殆ど見なかったテレビだが、久しぶりにつけてみると、築地市場の移転問題が随分とにぎやかだ。
どの番組も移転の賛否両論の理由が交互に繰り返えされるのみで、失礼ながらまるで話題を楽しんでいるようにさえ見える。
これも二元代表制の盲点なのだろうが、それにしても、これほど急ぐ移転問題なのに、跡地計画の話題が殆ど語られないというのは、都民の私としては疑問符をつけざるを得ない。
その割に、「高江ヘリパッド問題の実態」、「辺野古問題のその後」、「尖閣諸島問題の現状」、「慰安婦像問題」、「甘利氏金銭授受の件」、「ＴＰＰの具体的内容」、「改憲問題」など挙げればきりはないが、私たち国民が知りたいことには結構淡白な気がするのだが、如何だろうか。
因みに、築地市場移転問題は、五輪全般に亘って適正な情報開示がなされないことによる不透明さに起因するように思うので、小池知事の勇気に期待したい。
前述の諸問題も、国民への情報開示不十分からであろうことを考えれば、その弊を打ち破る“メディアの王道回帰”にも大いに期待するところである。

民の国の明るい未来を願う思いによって、好ましい政治がもたらされるような潮流に、転換が望まれているのが現今の様に受け止めています。何故ならば１０００兆円を越えた借金の原因はポピュリズムにあるのは自明の理で、政治家が民に迎合し過ぎたり顔色を伺いし続けたからではないでしょうか。より良い政治はおそらく、それを望む民の真摯な姿勢が根幹を成し、民が政治を育み養ってこそ成就するような気がしています。育むべきはそして養うべきは、緻密な分析と説得力のある政策を打ち立てられる為政者であり、聡明かつ真摯で画竜点睛を弁えた選良の皆さんではないでしょうか。選挙に関心の無い民ばかりの国で、政治手法や選挙が形骸化やテクニック化している国で、真に安心安全で後世に託せる国家の建設が可能かどうか疑問を感じている昨今です。民の力こそ、政治であることをお互い自覚しようではありませんか。そして民の真摯な姿勢こそ、未来に明るい国家を後世にプレゼント出来るのではないでしょうか。