お疲れ様でした。
最終回、物語をどのように結ぶのかとても楽しみにしていました。とても切なく、けれど幸福を感じられる良いラストでした。
出演者、スタッフ、関係者の方々、素敵な物語をありがとうございました。
恭太郎さんの苦悩を抱えた決断や、佐分利先生の述懐、栄さんの思いの深さ、野風さんの願い等々、ひとりひとりの気持ちにしっかりと照明を当てられていて、どのシーンも涙が滲みました。
特に、内野竜馬の仁先生への最後のメッセージや、咲さんの深い想いと150年後のラブレター、仁先生の涙にはひときわ胸をうち抜かれました。「この時代の人が強く願い、成し遂げた事は修正されるべき歴史ではなくて、それはただの歴史になる」という言葉を、自分の心と生き方で実証してみせた咲さん。本当に先生をお慕い申しあげていたのだと、ぐっと胸に迫るものがあります。修正力にことごとく消されてしまった自分が生きた証を、かけがえのない女性がずっと守ってくれていたと知ることができて、仁先生も少なくとも心が救われたのではないかと思います。
もっと感じたこと、思ったことは沢山ありますが、何より、こんな素敵なドラマを仕上げ切って下さった皆様に、感謝申し上げたいと思います。
本当にお疲れ様でした。このドラマを、感じたことをずっと大切にしていきたいと思います。
tatu/女性 (22) 2011.6.27 (Mon) 12:59