仁
今回の仁を見ていて、原作とキャストと観客の期待度を満たすために、ひょっとすると前回から残った2/3の物語を今回の2部に集約する事で精一杯の物語になってしまったような…気がしてなりません。
私が、前作の部分で涙したのは、江戸の人々の無垢な心に知識も技術も持ち合わせている現代人の仁が、感動し江戸の粋な生き方に魂を震えさせられていく素朴な謙虚さ、それに付随して動く歴史感だったような気がします。そんな感動を受けたのは坂本龍馬が斬られるちょっと前と最後の前半と言うくらいにしか、震えるような衝動を感じ取れなかったのが残念で仕方ない、今回記憶に残っている感動した言葉すら思い出せないのです。以前は噛みしめるような言葉の数々があったのに、終わってみれば商業的な臭いは感じ取れるのですが情熱がイマイチ感じ取れないのは私だけなんでしょうか?
実は書き込む気はなかったのですが、ついすいません。私「JIN」を待っていたんです…めちゃめちゃ感動していたんです、また感動したかったんです、大ファンなんです。だからつい愚痴が…
親父丸/男性 (52) 2011.6.29 (Wed) 17:56