ありがとうございました。
月並みですが、感動で心がいっぱいになりました。
大沢たかおさん演じる南方先生のひたむきな姿。
それをささえる咲の可憐ながらも芯の強さ。
恭太郎の橘家と徳川との間で悩む姿。
野風の気遣いや母としての強さ。
坂本龍馬の存在感。
仁友堂の先生達の一生懸命さ。
勝先生の存在感。
江戸の町の活気。
全てが、まるで本物の江戸時代を見るがごとく、毎週このJINにはまっていました。
幕末の歴史上で作成された船中八策は実は船中九策が正しかったのではないか?と思ってしまうほどでしたし、史実、また想像であったとしても一つ一つの描写が細かく書かれており、ここ数年多かった幕末を題材としたドラマの中でもダントツのシナリオ・演出だったと思います。
ドラマに関わった、全ての方がどれほどこの作品に想いを込められていたかが全ての回から想像することができます。
皆さんが書かれたとおり、咲と結ばれることはありませんでしたが、あの歴史を超えたラブレターで仁の心も幸せにしたであろうし、視聴者もほっとしたと思います。
どなたかも書かれていましたが、「Somewhere in time」、私は「The RIDE」といったタイムトラベルを題材にした内容にどこか似ていると感じました。でもたぶん普通に想像するにタイムとラベルは簡単にできるものではないわけで、歴史の修整力がいやおうなしに働くと残されたものは記憶が消えていく。または孤独になってしまうなどの悲しい結末があるのではないかと思いました。
仁が孤独で死んでいくというような内容ではなくて良かったと心から思っています。
仁友堂の先生たちは仁が願ったように、医の道を全うできましたよね?南方仁の名前が歴史には残っていなかったとしても、仁の行動には十分大きな意味があったと思うので。どうか、仁先生胸を張って未来に突き進んでくださいって言いたいです。
なんだか長くなりすぎましたが、とにかく素晴らしい作品をありがとうございました。
日本の誇れるドラマに出会えたことに感謝し、また素晴らしい作品が生まれることを心から祈ってます。
また、スピンオフやパラレルワードなどを題材した続編もなんとなく見たい感じ。
本当にありがとうございました。
感動の嵐/女性 (42) 2011.6.27 (Mon) 21:59