未来へ
先ずはこの素晴らしく壮大な物語を生み出した原作者である村上もとか様、
原作にも劣らぬドラマを生み出した監督の平川雄一朗様をはじめとするスタッフの皆様に心よりお礼申し上げます。
折りしも第二期が放送される一月ほど前、
3月11日にこの国を大震災が襲いました。
その結果、およそ2万もの尊い命が奪われました。
そして今、このドラマの中で出てきた
「死んでいった者らに報いる方法はひとつしかないち。もう一遍生まれてきたい、そう思える国にすることじゃき。そう思わんかい。」
と言う龍馬の台詞を思い出します。
私たち人間は自然災害を前にすると、
愛しい人の命を守る事も出来なければ
失われた命を取り戻す事も出来ません。
それ故に、私は無力感に苛まされる事しか
出来ないのではないか、と思い
絶望に打ちひしがれていましたが、
このドラマはそんな私を充分過ぎるほど
前向きにしてくれました。
恐らく多くの方が同様の考えを抱いたのではないでしょうか。
先行きが見えぬ閉塞感漂う今の時代に
人々の心に希望を齎したという点において、
このドラマは子々孫々へと永遠に受け継がれるべき
かけがえのないものであると信じております。
那連/男性 (19) 2011.6.28 (Tue) 00:10