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日曜劇場『半沢直樹』/TBSテレビ「日曜劇場『半沢直樹』」公式サイトです。2013年7月7日(日)スタート!日曜よる9時〜放送。型破りのバンカー、半沢直樹伝説の始まりだ!

内容

No.106
2013年920
近藤直弼 大和田常務にそそのかされる
秘書の名でだまし討ちのように呼び出された料亭。ここはいつも密談が行われるところ。
写真:106_1
お連れさまがいらっしゃいました
大和田常務の甘いささやき。悩んで悩んで、ぐっと手を握る近藤さん。ご覧になってくださった皆さんにはおわかりかと思いますが、近藤さんの大きな目が揺れて、こらえる涙でどんどん充血していきました。以前、堺雅人さんの土下座のシーンについてちょっとご報告しましたが、ここも同じようにカメラに向かって、その先にいる大和田常務に向かい演じる滝藤賢一さん。ものすごい集中力で、やはりまばたきもせず、近藤さんの逡巡が手に取るように伝わってきました。
写真:106_2
こんなにカメラが近いです
今、決断しろと言われても、そんなに簡単に答えなんか出るはずありません。大切なもの、守らなければいけないものは一つではない。支えてくれた家族、大切な同期、天秤にかけられるはずがない。
天秤というのは、正義をはかるものです。よく裁判所などに天秤を持つ女神像があるのはそのためです。どちらも大切、どちらも正しい。それでもその手で守れるものがただ一つなのだとすれば…
写真:106_3
守らなければならないのは
正義を司るその女神は天秤と剣を持っています。それは正しいことを執行するための力。決してねじふせるためのものではありません。
半沢さんが近藤さんを呼び出したのは剣道場。どれだけ時間がかかっても、近藤さんはきっと来る。それだけは半沢さんは信じています。言葉はいらない我武者羅に竹刀を振るって、お互いの想いのたけをぶつけて。
写真:106_4
写真:106_5
それぞれの想いを乗せた剣。激しく打ち合ったあとの堺さん、滝藤さんの演技はそれはそれは静かです。まるで波が凪ぐように、じっと静かに語る二人。お互いの顔を見ることはなかなか出来ない、静かに静かに語る半沢さん。
これまで積み重ねてきた二人の関係を思う堺さんと滝藤さんの演技、監督もその気持ちを大切にして「演出する」というよりも「二人の姿を撮る」という雰囲気です。
写真:106_6
この二人ならどうするか
外はこんなに明るいのに、まるで別世界のような剣道場。モニターを見ながらぽつりと監督が言いました。
監督「こういうシーンは、シンプルなのがいいね。」
写真:106_7
きっと理屈じゃない
学生時代から数えておよそ20年、この先生きて行けばいくほど、共にする時間は長くなります。これまで積み重ねてきた時間「どんな結果になっても同期で良かった」という言葉。その言葉の重みをこんな形で知ることになるなんて、いったい誰が想像したと言うのでしょう。
人は霞を食んでは生きられない。でも近藤さんに差し出されたのは裏切りという名の甘い果実。イブはリンゴを食べて楽園を追われました。綺麗ごとではこの汚れた世界じゃ生きていけない、それでもあの輝く時代を大切にしたい。汚れれば汚れるほど、美しい時が輝いて見える。
正義はきっと一つじゃない。その人にとっての正義、きっとそれが唯一の正解。後ろ指をさされようと、二度とあの輝きには戻れなくても、それだけの決意をした人の覚悟を知ってください。近藤さんが出した答えが何であろうと、守ってくれる人はいても、逃がしてくれる人はいない。逃げ出したいほど暗い世界でどう立ち続けるのか、生きていくということはそういうことなのかもしれません。
写真:106_8
十五夜の翌日の月のことを「十六夜(いざよい)」と言います。十六夜は十五夜より昇るのがやや遅く、そこにためらいや惑いがあるという意味があるんです。
迷ってためらって欠けゆく月、その先に待つのは暗い新月。でも月は消えるわけではありません。太陽に照らされ、また輝く日を待ち望んで…
写真:106_9

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