命の意味は
人生の中味×命の長さ、の二次元の面積みたいなもので、それが正方形、長方形、いびつな多角形になるかどうかは、死ぬ時に面積が確定されるまで分からないのでは、と思います。ただ、ミキさんは0×時間で、どれだけの時間を掛けても意味が0なのか?と言われたら、そうじゃないとも思うんです。
周りの人も含めた、「人」の想いをそこに掛けたら、0は0ではなくなる、と考えたくなるような壮大なドラマですね。それは、あるいは、面積にさらに掛けて三次元にするための、「Z軸」のような概念なのかもしれません。
ちょっと、ねずみはかわいそうでしたね^^;実験が可哀想って戸惑う江戸時代の人の横で、コンコンのトイレ風ノックでごめんなさい、は命を扱ってきたこのドラマの流れ的に軽すぎて少し切なかったです。でも、ある意味、残酷で優しい未来の現代人に通じるリアルさと、江戸時代の人との感受性の差が感じられて、良かったです。
無口な子どもは、長い沈黙が言葉の重みを裏打ちしていて良かったです。沈黙が語るモノ、それに一番耳を澄ましていたのは咲だったのでしょうか。
仁先生の笑顔も、最後に見られて良かったです。
あったかい残像みたいな素敵な笑顔、また見られたら嬉しいです。
楽譜も購入して弾いていますが、良い曲ですね。
楽譜の販売元で、この仁メインテーマがランキング1位で、そういう意味でも、なんだか日本人としての一体感というか(笑)すごく嬉しかったです。
すぺくとら/ 2011.5.16 (Mon) 15:52