ここにきての恭太郎の運命。
どなたかの話の通り7話はいよいよ全てが結末に向かって動き出しましたね。今、このファン・メッセージ欄は7話の野風と咲の話で盛り上がっていますが、それはそれとしてドラマは龍馬の運命を握る人物をまたひとり増やしました。恭太郎です。
確か6話のエンディングで幕臣から龍馬の動向を探るように密命が下ったのですが、7話の突端(とっぱな)から恭太郎の形相や目つきが変わりました。恭太郎は生真面目で一途な青年武士として家を守り、母や妹を思い、そしてなによりも江戸幕府を守りたい一心の好青年です。
時は1967年(慶応3年)。歴史は大政奉還される寸前まで来ているというのに、ドラマの残酷さはここで恭太郎をその渦のまんまん中に放り込ませました。実はこの時期になると、龍馬の働きもさらに活発となり薩長に加えて土佐までが表舞台にでてきました。ドラマでも後藤象二郎がでてきて龍馬といがみ合うシーンがありました。しかし、このとき既に龍馬は江戸を救うことを考えはじめていたのに、知らない幕府は龍馬の動向を恭太郎に探らせるというのがドラマの筋立てです。
恭太郎に白羽の矢がたったのは当然といえば当然ですが、ここにきてこの好青年をどうしようとするのかが心配です。一途なだけに栄や咲を悲しませるようなことにならないことを祈るのみです。
ロマンチスト/男性 (67) 2011.5.30 (Mon) 00:30