世が明けたぜよ〜
野風さんの出産と龍馬の大政奉還が同時進行で進んでいく演出、とても緊迫感があり素晴らしかったです。危険と分かりながらも命をかけてまで子を産もうとすること、大政奉還の道が本当に正しい道だったのかを苦悩しながらも新しい国を生むことに全力を尽くすこと。どちらの「うむ」にも比較することのできない重みを感じることができました。
番組冒頭から出てきた「九」の文字。一体何を意味するのか分からずに、軽く受け流していたのですが、最後の最後で九策目につなげてくるとは…驚きました!この一年前の慶応2年には、福沢諭吉が書いた「西洋事情」という書物の中で、西洋の保険の仕組みについては紹介されておりますので、時代的に考えれば九策目の存在についてはありえない話ではなかったと思います。
してや龍馬は船を操っておりましたので、海上輸送という点からも保険については万国公法ともども早くに飛びついたに違いありません。
それにしても咲さんは純日本的な女性らしく常に一歩下がった場所にいながらも、大事な場面では必ず咲さんの行動が周りを救うことに…。真っ白で、健気で、意思の強い、素晴らしい女性だと思います。
話はいよいよ佳境に入り、あらゆるストーリーが複雑に入り混じっていくようですが、それもやがては一つにまとまっていくものかと思われます。残り3話、大切に観させて頂きたいと思います。
ニャガちゃん/男性 (46) 2011.6.6 (Mon) 01:05