坂上&指原のつぶれない店

放送内容

3月3日放送 第2問 【道の駅で見つけたスンゴイ売れっ子農家】第2位「もやしなのに一束350円!?高すぎるもやし」

やってきたのは青森県大鰐駅から徒歩3分にある「湯の駅」
ここでは、地元・大鰐町の名産品がズラリ!
寒暖差の大きい気候を生かして作った「大鰐高原リンゴ」や温泉の熱を利用して作った「津軽味噌」地元のブランド豚「レトロポーク」などなど!

そんな直売所で最近、一番売れてる商品を伺うと、ここ大鰐町でおよそ400年以上前からつくられる伝統的なもやしだという。

地元の方が絶賛するもやしとは一体どんなものなのか?
箱の中にあったのはメチャメチャ長いもやし!
なんとその長さは40センチ
一般的なもやしの8倍と超ビックサイズ

値段は地元価格でひと束なんと350円
さらに都内ではなんと、500円以上の値段で流通しているという!
そんな超高級もやしの売れ行きを見てみると、開店直後から飛ぶように売れていく
オープンしてから4時間後あっという間に50束すべて完売

大鰐もやしの評判は都内の有名店にも広まり、広尾にある和食の名店、「味の中村」でも使用

先ほどの直売所で住所を伺い早速向かってみると、朴訥とした語り口で優しく迎えてくれた八木橋裕也さん 30歳。

もやし場、と呼ばれる小屋の中には、藁が並んでいるだけ。
藁の下にはびっしりと育った、もやし。
実はこの栽培方法にこそ、高くても売れる秘密が!

そこには、青森県で400年以上前から受け継がれる伝統的な農法があったんです!

もやしの原料となる大豆は青森県大鰐町でしか育たない「小八豆」という品種

実はこの小八豆、一般的なもやしの原料である緑豆よりも小さいのだが、あるものをかけることで豆の発芽が促され緑豆もやしよりも発育が良くなるという!

一体何をかければ、40センチもある立派なもやしが育つのか?
ヒントは、地元ならではのもの!

もやしを大きく育てるためにかける、「あるもの」とは何なのか?

藁をどかしもやしの成長具合をチェックしている八木橋さん。
すると、八木橋さんあるものを手に持った

答えを見る

そう、大鰐もやしに欠かせないものとはなんと温泉!

実はここ大鰐町は江戸時代から続く有名な温泉地。植物の育成に必要なナトリウムとイオウが含まれた温泉のおかげで、豆の発芽が促されもやしが大きく育つという。

さらに!大鰐温泉もやしは温泉のミネラルのおかげで旨味成分のアラニンが通常のもやしの2倍!
栄養素も一般的に出回っているもやしに比べカルシウム、ビタミンB1が2倍と豊富なのだ

400年以上続く伝統農法は、温泉に始まり温泉に終わる
豆の栽培には、熱を保ちやすい黒土を使用。
掘った穴に黒土を入れたあと、たっぷりの温泉を投入
そこに温泉につけた小八豆をびっしりと敷き詰め、温度が逃げないうちに、毛布と藁を上にかける。
そして、このもやしのまわりの地中には温泉熱パイプを引いてあって、に温泉の熱を伝えている。

この温泉管のおかげで、中のもやしは常に30度台に保たれる
保温や加熱することで、もやしは季節を勘違いし、発育がより活発に促され、大きく育つという。
さらに収穫後、たっぷりの温泉につけて丁寧に土を洗い流したら、最後に冷水で締めるのだが、この冷水も、1日寝かした温泉水とまさに温泉尽くし

現在、売り切れ続出中の大鰐もやしだが、若者の農家離れにより最盛期に40軒あった農家は6軒に減少
そこで、元々リンゴ農家だった八木橋さんが、伝統を守る為、一から農法を学び、りんご作りができない冬の間、もやし農家を受け継いでいる。

1束350円もするもやしは、『温泉で作る伝統的な栽培方法でその大きさと旨味を実現していた』
でした!

バックナンバー

2019年4月放送分
2019年3月放送分
2019年2月放送分

2/17 放送

Q:つぶさない社長の儲け方徹底調査 SP 「業務スーパー」沼田博和社長

Q:つぶさない社長の儲け方徹底調査 SP 「業務スーパー」沼田博和社長

Q:あのバカ売れ商品のおかげで倒産危機から一発逆転!「つぶれないザ・ベスト店」(前編)

Q:あのバカ売れ商品のおかげで倒産危機から一発逆転!「つぶれないザ・ベスト店」(後編)

2/3 放送

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 昔ながらの酒屋「酒ノみつや」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 老舗クリーニング店「まるとみクリーニング」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 木工品専門店「土佐龍」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 老舗下駄屋さん「本野はきもの工業」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 老舗のお箸屋さん「兵左衛門」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 老舗の畳屋さん「もとやま畳店」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 原宿にある古着屋「FLORIDA」

Q:【そのアイデアで儲かった?儲かってない?】 地方スーパー「えぷろん」

Q:【つぶれない専門店】 ジョウロ専門店「根岸産業」

Q:【つぶれない専門店】 オカリナ専門店『大塚楽器製作所』

2019年1月放送分
2018年12月放送分

12/23 放送

Q:世界最大の旅行口コミサイトで満点評価! 日本人でも行きたくなるこのお店は何屋さん?

Q:どんな街にもありそうなのになぜか外国人が殺到! たった一軒で生活の全てをサポート!至れり尽くせりな、このお店は何屋さん?

Q:どんな街にもありそうなのになぜか外国人が殺到! 訪れるお客さんが全員アフリカ系の人ばかり!このお店は何屋さん?l

Q:居酒屋激戦区・新橋で、あるものを置いたらリピート率驚異の100%! 1度来たら絶対また来たくなる工夫とは?

Q:奇跡のV字回復を果たした、つぶれない町工場! 福島製作所がV字回復を果たしたスマホグッズとはいったいなんなのか?

Q:田舎の洋品店は一体どんなシステムで年商1億円を稼いでいるのか!?

Q:埼玉の田舎にある洋品店、一時は閉店の危機に陥るも起死回生のイベントでピンチを乗り越えたお店

12/9 放送

Q:奇跡のV字回復を果たしたつぶれない町工場は何をつくってる?年商を100倍にしたこの製品は一体何?

Q:定番商品に1つ手を加えただけで今や年商50億円!奇跡のV字回復を果たした原宿の老舗洋菓子店

Q:つぶさない社長の儲け方徹底調査スペシャル! 「サンリオピューロランド」小巻亜矢館長

Q:オリンピックメダリストが今、新たなビジネスで大儲けの噂!清水宏保がシニアビジネスで大成功!?

Q:茨城県の田舎にあるローカルファミレスが年商なぜか9億円!一体なぜそんなに儲かるのか?

Q:地方スーパーなのに信じられない数が売れる、謎の商品!人口9600人の町で1日1000個も売れるものはな〜に?

Q:地方スーパーなのに信じられない数が売れる、謎の商品!北の大地で年間90万食売れる!ごはんの上に“あれ”をのせただけのお弁当ってな〜に?

2018年11月放送分

11/25 放送

Q:何の変哲もない…住宅街の小さなコロッケ屋が「あるモノ」作って…なんと年商3億5000万円!一体何を作ってる?

Q:田舎の小さなクリーニング店なのにあるものを売って年商7000万円!一体なんで!?

Q:あるルールを1つ作ったら、年商3000万円がなんと3億円に!今や年間利用者数5万人の超人気キャンプ場!

Q:都会から遠く離れたド田舎にあるのにウン十億円稼ぐ驚異の自動車教習所

Q:つぶさない社長の儲け方徹底調査!「串カツ田中」貫啓二社長

Q:一度廃線となった田舎町の鉄道が、???の無い列車を走らせ、奇跡の復活! その列車はな〜に?

Q:日本初の試みで、年商1億円アップ! 週末限定「走る???」その列車はな〜に?

11/11 放送

Q:土曜日の朝だけ出来る大行列 56分ならんだ先にあるのはな〜に?

Q:代官山の高級住宅地に月に1回だけ出来る行列の先にあるのはな〜に?

Q:夜の渋谷の雑居ビルで、30分並んだ先にあるのはな〜に?

Q:最悪の立地なのに、棒1本でお客さんが5倍!一体、どんなお客さんが増えたのか?

Q:田舎の「きのこ園」が、あるお客さんに目をつけ年商1億円以上アップ! 一体どんなお客さんに目をつけたのか?

Q:つぶさない社長の儲け方徹底調査スペシャル! 「名代富士そば」丹道夫会長

Q:【投稿!あなたの街のあやしい店】 墨田区にある、激狭なのに年商3,000万円の航空グッズ販売店は、物販以外にどんな事で儲けているのか?

Q:【投稿!あなたの街のあやしい店】 新品も中古品も販売する怪しい店、木暮商店。仕入れに秘密があるらしいが、一体何の専門店なのか?

2018年10月放送分
2018年9月放送分
2018年8月放送分
2018年7月放送分
2018年6月放送分
2018年5月放送分
2018年4月放送分

このページのトップへ