放送内容
1月6日放送 第4問 倒産寸前だったにもかかわらず10万人以上が待ちわびるある特殊な器具を開発し年商2億円!奇跡のV字回復を果たしたつぶれない町工場!
その町工場があるのは、埼玉県・八潮駅。そこから車に乗ってさらに15分。
1978年創業の金属加工工場「寿技研」。従業員わずか18人の小さな町工場。
一体何を作ってV字回復したのか?
早速調査開始!
寿技研は熟練の職人たちによる金属加工を得意とする会社。
作り出される部品の精度は…なんと1000分の1ミリ!まさに職人のなせるスゴ技!
そんな寿技研の1番のヒット商品が…ラジコンのスポンジタイヤ!
そのシェアはなんと国内生産のほぼ100%。
タイヤだけでなく、その技術力を使い金型をいち早く開発できたことで量産に成功!
80年代後半のラジコンブームで大儲けし、最盛期の年商は、なんと2億円!
しかし!10年前、リーマンショックのあおりを受け売上げは激減!一時は倒産の危機に…
そこで!ある特殊な器具を作ったところ、現在の年商は…何と!全盛期と同じ年商2億円!
しかもその器具は全国で10万人が待ちわびるものらしい!
作業していたのはパートのおばちゃん。
何やら金属でできた黒い土台に…3つの穴が空いた透明のアクリル板をかぶせ、それをネジで止めていく。これはいったい何なのか?
社長「ある分野の練習用器具になります。」
経営をV字回復させたのはこの何かの練習器具だという!
友人たっての要望で作り始めたこの器具だが…
社長「僕らがやってきた仕事の中ではそんなに作ること自体難しくなかったですね
そう、金属の土台は普段1000分の1ミリ単位で金属を加工している寿技研にとって朝飯前の加工
しかも工場に余っていた金属で出来てしまった!
すると…わずか1ヶ月で100台、累計2500台が売れる、大ヒット!
しかし、そんなヒット商品にも関わらず、全く見たことが無いが…。
どうやらこれはカメラやモニターと一緒に使うものらしい。
寿技研が開発した10万人が待ちわびる器具は一体何のための練習器具なのか?
社長が納品に行くというので同行させてもらうと、社長が入っていったのは…大学!