放送内容
2月17日放送
第1問
つぶさない社長の儲け方徹底調査 SP
「業務スーパー」沼田博和社長
1997年をピークに右肩下がりに落ち込むスーパーマーケットの市場規模
そんな中、圧倒的な安さを武器に飛躍的に成長を続けるスーパー
それが…業務スーパー!
緑の看板にデカデカと書かれた業務スーパーの文字
皆さんも見たことありますよね?
2000年に1号店を出すと次々に出店。
今や819店舗に拡大。年商はなんと2671億円
日本版コストコとまで言われるくらいに安さとボリュームが最大の特徴だが、実はこのコスト削減を実現させるもっとも大きなポイントは、プライベートブランドの確立
今や当たり前となったプライベートブランドだが、普通のスーパーでは、色々な専門業者に依頼して、生産してもらっている場合が多い。
しかし、業務スーパーでは、製造から流通まで、全てを自社で行っている!
その分、コスト削減ができる!というわけ。
しかも、全商品の中でプライベート商品の割合は約3割
これは普通のスーパーよりも圧倒的に多いんだとか!
そんな業務スーパーのプライベートブランドの中で特に人気なのが、業務スーパーのオリジナルスイーツ
一体どんなものが売れているのか?
【業務スーパーのオリジナルスイーツ人気のトップ10】
第10位 白玉団子
約67個入り1000g 275円
第9位 牛乳パックデザート「杏仁豆腐」
1000g 248円
第8位 牛乳パックデザート「レアチーズ」
1000g 275円
第7位 ぷち大福
1000g 275円
第6位 リッチショコラケーキ
500g 277円
第5位 牛乳パックデザート「カスタードプリン」
1000g 195円
第4位 牛乳パックデザート「水ようかん」
1000g 195円
第3位 リッチチーズケーキ
500g 277円
第2位 牛乳パックデザート「コーヒーゼリー」
1000g 158円
第1位 チューロス
500g 約33本入り 97円
(すべて税抜)
ベスト10のうちの5つが牛乳パックにはいってるデザート
そしてスイーツがこの牛乳パックに入れられているところに、業務スーパーの安さの秘密があるそう
業務用スーパーの安さの秘密
まず一つ目は工場の二刀流
やって来たのは、
愛知県豊田市にある牛乳工場
普通の牛乳工場では牛乳が入っているタンクの中には、なんと!ようかんに使うあんこが大量に詰まっている!
これを、牛乳を充填する機械で、牛乳パックに流し込む!
そう、二刀流工場とは、1つのラインやマシンを使って、別の商品を生産する工場
もし、商品それぞれで新しいラインを導入すると、数億円以上の設備投資が必要なため、二刀流工場はコストを大幅に削減できる!
そしてこの二刀流は牛乳パックだけでない
豆腐の生産ラインを使った二刀流で、なんとチーズケーキを作っていた!
実は、豆腐とチーズケーキは、ドロドロのベース生地を容器に入れて、パックごと冷やして固めるという、仕上げの行程が同じ!
こちらの工場では、チーズケーキの他にも、抹茶ケーキやショコラケーキも同じラインで生産
宮城県の白玉団子工場では、白玉の生地を切り取るマシンが二刀流
速度を調整すれば同じ機械でもチューロスができる!
さらに工場の二刀流以外にも、業務スーパーの秘密兵器でコスト削減をしている
エッグロボは玉子焼きを約20秒で巻き上げちゃう!
担当「チルドの玉子焼きを年間400万本焼いています。速く焼くとコストが下がりますので」
そして!2キロで820円(税抜)の国産鶏ムネ肉を生産している工場には、世界初のコスト削減マシンがあった!
こちらのイールダス・アイ。
世界で初めて、鶏肉にあることをしてコストを大幅に削減した、スーパーマシン
その、あることとは、鶏ムネ肉を販売するのには絶対に欠かせない行程で、人の手でやるとかなり面倒な作業
イールダスアイは、鶏肉に何をしてコストを削減しているのか?
イールダス・アイは、どんな作業をするマシンなのか?