放送内容
7月29日放送
第6問
最近見かけない昭和のアレつぶれた?つぶれないでまだある?
昭和の町を彩ったアドバルーン!
デパートのセールや住宅展示場でよく見かけた昭和を代表する広告手段。
実は日本発祥で100年の歴史を誇るんですが、最近は全く見かけないような…。
しかし!実は今アドバルーン業者はあるものを作ってがっぽり儲けているらしいぞ。
調べてみると、三重県で家族経営ながら数千万円荒稼ぎしている業者を発見。
というわけでやってきたのは、忍者の里伊賀市。
壁は一面蔦で覆われ、昼間にもかかわらず不気味な雰囲気。
荒稼ぎしているとは思えない衝撃的な外観。
まずは、率直に一番気になる質問をしてみる。
【スタッフ】 失礼ですが潰れてはいない?
【男性】 潰れてはないです
【男性】 かなり荒廃していますけどやってます
こちらは中部アドさんと言って実は創業50年以上の老舗。
元々倉庫だった建物を先代が買い上げたため、見た目はかなり古く仕事道具が乱雑に散らばっているが、現役のアドバルーン会社。
【スタッフ】 年商今おいくらなんですか?
【社長】 いや〜3600ぐらい…
たった5人で年商3600万円!
昭和45年、建築基準法の改正で31m以上の建物の建設が可能となるや構想ビルが乱立。
アドバルーンの文字が目立たなくなり、屋上でアドバルーンをあげる機会が激減してしまったという。
アドバルーンだけだと、年間たったの220万円。
では一体、何で稼いでいるのか?
ある場所に行けば、その秘密がわかる!と言われやって来たのは、神奈川県大井町。
ここはコーヒー会社ブルックスの駐車場。
するとそこに、わざわざ三重県からトラックで田中社長がやって来た。
そして、シートの下から出て来たのは重そうな袋や、大きなプロペラ、畳まれた布などが…。
その袋を並べ何やら大きい布のようなものを広げる田中社長。
送風機を取り付けて空気を入れる。