REPORT(現場レポート)

日曜劇場『IQ246〜華麗なる事件簿〜』日曜日よる9時から

REPORT

沙羅駆×前川×賢正

2016年10月25日 (火)

みなさん、ごきげんよう
本日のチーム「IQ246」はスタジオにて、第4話の北鎌倉のお屋敷シーンを撮影中です。とっても優雅なシーンを撮影しておりますのでお楽しみ♪

さて、保留になっていた沙羅駆と前川の対峙シーン。
撮影は横浜・山下埠頭にある倉庫をお借りして行われました。

リハーサル前、織田さんは木村監督とセリフ合わせ。

前川のマンションから移動し、廃墟での撮影が始まったのが夜8時過ぎ。まずは廃墟の中に入り、2人が対峙するシチュエーションを相談。
木村監督から「普段はたばこを吸う場所になっていて、テーブルとイスが整頓されていない状態で置いておこうかと」と説明があり、「ではイスを座りやすく並べましょうか」と織田さん、「じゃあ、僕も沙羅駆さんの正面に座るようにします」と佐藤さん。
できるだけ不自然にならないように動きを組み立てていました。

リハーサルがスタート!

レールを使って動きのある撮影

また、沙羅駆が2つの瓶から薬を選ぶ部分。
話しながら蓋を開けて、どちらか選んでもいいですか?臭いでも判断しようかと。見た目で決めたほうがいいですか?」と織田さんから木村監督に相談があり、実際にやってみることに!無意識なら話しながら瓶の蓋を開ける……という動きは難しくはないと思いますが、「1つめは両手で瓶の蓋を開けてもいいと思うのですが、2つ目の瓶に関しては片手で開けた方がで、雰囲気がありますよね」と織田さんはセリフをつぶやきながら何度も練習されていて……「事前に蓋の開け方を練習してくればよかった〜」とポツリ。その言葉に木村監督と植田プロデューサーは、「まさか、そこまで考えてくださるとは……」と満面の笑み。織田さんは本当に細かい部分もこだわって演じられているので、録画している方は手元の動きや目線などを見返してみると面白いと思います。(TBS FREEでは1週間無料でご覧いただけますので、そちらでチェックしていたくものよいかと。)

そうして薬の瓶を持ちながらの会話が始まったのですが、「沙羅駆さんに見つめられながら薬を品定めされるなんて、それだけで動揺しちゃいます」と佐藤さん。
織田さんと佐藤さんは1カット撮影するとモニターの前まで走って向かい、「(織田さん)大丈夫ですか?もう少し言葉が強いほうがいいですか?」などと口調や強弱などを木村監督に相談。

木村監督、植田Pとモニターを撮影された映像を見る織田さんと佐藤さん。

前川を攻める沙羅駆の姿は、緊迫感あるシーンに仕上がっていたと思います。みなさんいかがでしたか?

呆然とする前川……

そして勝負に勝ったのは沙羅駆。
一人残され自殺を考える前川を救ったのは賢正でしたね。
事前に木村監督、ディーンさん、佐藤さんの3人で打ち合わせが行われ、
木村監督「前川は、薬に固執しているところを出したいなと」
佐藤さん「薬を賢正さんに奪われて、取り戻す感じ?」
木村監督「そうですね。途中でナイフを出すのも、殺そうと思っているのではなく、ただ薬を返して欲しい気持ち」
佐藤さん「なるほど」
と、まずは前川の心境を打ち合わせ。続いて、
佐藤さん「前川は元警察官だから、そこまで弱くないですよね?」
木村監督「そうですね。ただそれ以上に賢正が強い。1発で抑えるというよりは手数があってもいいと思いますが……」
ディーンさん「薬を奪い返そうとしてくるので、前川さんの動きを利用して、振り払うアクションがいいのかと。賢正も傷つけようとは思っていないので」
佐藤さん「そうですよね。薬に向かっていくような動きで行きます」
ディーンさん「メガネを外すのが賢正のスイッチだと思うので、そこで決めてしまうイメージでしょうか」
木村監督「メガネが切り替えのポイントになっていいと思います」
などと、アクションブロックを丁寧に相談し、本番に挑んでいました。

手首を掴み薬を奪う仕草を相談中

アクションの森崎さんとディーンさんでアクションを確認中、見つめる佐藤さん。

「13」という言葉を発する際の、賢正の表情にこだわっていました。

傷つけたくない、という気持ちを少し表情に出します。と佐藤さん

スタッフモニターが置かれた場所からは、素敵な景色が!

賢正のアクションシーンに関して、もしかしたら“物足りないな”と思った方もいるかもしれませんが、実は……賢正から(前川を殴るなどの)攻撃を仕掛けるのではなく、全て前川の動きを利用して、跳ね返したり、抑えたりする護身術に近いアクションなのです。第1話の早乙女を取り押さえる部分もそうだったのですが、相手をボコボコに倒す必要はないため、護身術を用いた美しいアクションを目指したそうです。そしてこれはディーンさんの発案!で、アクションシーンを撮影する前の事前の打ち合わせの際、ディーンさんが映像を持参し、木村監督とアクションの森崎さんに“賢正のアクション”を話し合ったそうです。
今後は“相手(犯人)がどのような人物なのか”によって賢正のアクションも変わってくるとは思いますが、第3話以降でどのような賢正の姿が見られるのか……楽しみにしていてくださいね!

そして出演者のみなさんもスタッフも集中力が途切れることなく、長い長い撮影を終えたのは朝6時30分。沙羅駆vs前川、賢正vs前川の感想は、ぜひファンメッセージに書き込んでください。

次回『IQ246』第3話は10月30日(日)よる9時からの放送です!お楽しみに!

(おまけ)本編ではあまり映っていませんでしたが……前川が使用していた教科書。

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