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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
42. 2015.01.26 Mon. 小学校の思い出は?
今の現実を変えられるのかどうかは、まだよくわかっていません。だけど、少しだけでも変わったことがあるのならば希望はあります。
橋本さんが連れていってくれるところ、そこがどんな分岐点になっていたのか何が正解だったのかは正直言って一雄さんにも分からなかったかも知れません。それでもひとつひとつ進んでいって、この先も何とかしようと頑張っていくしかないんです。
そんな「大切な場所」に連れていってくれる橋本さん、橋本さんはもう亡くなってしまっているから、どんなに過去を変えたくてもどうすることも出来ません。そんな橋本さんは一雄さんや「過去をやりなおしたい人」をどんな思いで運んでいるのでしょう。
橋本さんの後悔、それは健太くんを死なせてしまったこと。どれだけ悔いても悔やみきれない、変えたくてもすでに死んでしまった自分たちにはどうすることも出来ないんです。だから健太くんを通っていた小学校に連れていっても、そこから何かを変えることは出来ません。それでも健太くんにとって大切だった場所、楽しかったところは橋本さんにとっても大切な場所です。
写真:42-1
先生に怒られながら走ったりしてたんだろうな
いつも二人きりだから、忠さんみたいな人と一緒にいると健太くんも楽しいんだろうな。思い出の校舎を案内して回ります。
写真:42-2
ここ、ぼくの席!
楽しかった学校。宿題はイヤだったけど、みんなでわいわいやっているのは楽しかった。叱られてばかりでも、先生だって優しかったのに。
監督「忠さんを自分の席に座らせて、自分は先生のまねごとして。いろいろ問題出していって。」
黒板に問題を書いていく星来くんですが、なぜかとてもちっちゃく書いてる…
写真:42-3
もっと大きく書かないと見えないぞ!
健太くん『10たす10は?はい、忠くん!』
忠さん『10たす10は20じゃが、大人になると30にも40にもなるんじゃ!』
健太くん『覚えておきます!』

…うん、そうですね。大人になったらたくさんのものを生み出していくから、ただの足し算じゃなくなるんですね。
香川さんがいらっしゃる前に、健太役の星来くんだけ先に練習をしていて、忠さんの代わりにスタッフを指名して行っていました。とてもスムーズにいっていたのですが
監督「忠さん相手だとこんなにすんなり行かないだろうなあ…」
写真:42-4
大人の算数は単純じゃないぞ!
いろんな問題を出題する健太くん。きっと楽しくて楽しくて仕方がないのでしょう。この問題は全部星来くんが考えて出題してくれました。
このシーンには一雄さんはいないので、モニターを見ていた西島さん、「?」という表情をされています。
西島さん「このシーンってどこですか?」
香川さん「一雄と橋本がすごくいい話を語り合ってるナレーションをバックにしてるところ。ひたすらアドリブだから台本見てもわからないでしょ。」
西島さん「あそこですか!見落としてるかと思って、どこだろうと思いながら見てました!」

台本を精読されている西島さんをもってしても「どこかわからない!」と言わしめた楽しそうな教室。はしゃいでいる健太くん、だからこそそれを見ている橋本さんは悲しいです。こんな笑顔を現世で見ていたかった、そんな後悔を静かに語る橋本さんとその会話の後ろで楽しそうにしている健太くん、橋本父子の長い夜の旅の終着点は…
写真:42-5

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