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観測日誌

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送
by. HomePage STAFF
100. 2015.03.24 Tue. サイッテーで最悪な現実から光差す未来へ
忠さんと共に過ごした時間。それは自分を見つめなおして、家族と向き合うために必要だった時間。そして知った父の想い、父の愛情。自分に向けられた愛情を自分も同じように息子に向けよう、何から逃げてもいい、ただ息子からは逃げちゃいけない。
知らなかったいじめ、知った今なら対処のしようもある。口に出す勇気もなかったけれど、忠さんにありったけの勇気をもらった今なら言い出せる。「一緒に逃げよう」と。
写真:100-1
父さんと逃げよう
無理やり連れて来られたとは言っても、広樹くんはお父さんの迫力に驚いていたんでしょう。おじいちゃんの死に目に会って、思うこともきっとたくさんあったはず。忠雄おじいちゃんには小さい頃に少し会っただけの記憶しかないけれど、忠さんと会った記憶は全くないのかな。記憶はなくても意識のどこかにあるといいな。だからこそ、強引でも一緒に行こうと思ってくれていたんだとしたら嬉しいですよね!
とは言っても、やっぱりすぐに心が溶けることはなくって、一雄さんと話はするけれどもなかなか目を見てはくれませんでした。
監督「海に向かって小石投げて。ふてくされるというより、ムカついてて。『逃げよう』って言われてびっくりして手が止まって、そこで初めて一雄を見て。」
写真:100-2
ここで投げるのやめて
鞆の浦での撮影は、若干天候が不安定で予定変更も余儀なくされることもありました。このシーンの撮影も午後まで降り続いた雨の影響で、夕方近くになってからのスタートだったのですが、雲がどんどん流れていって空が開けてくるさまがとても美しかったです。まさにこの先の父子を暗示しているようでした。西島さんも「キレイな画になっているといいな」と目を細めて空をご覧になっていました。
写真:100-3
とてもキレイでした!
いじめっ子から逃げたけれど、どうしてこうなってしまったのかは自分にも原因があった。広樹くんはいじめのきっかけとなったひと言に気がついたんです。だからちゃんと謝って、これからまた新しい関係になれたらいい。「こんなとこ」と吐き捨てた鞆の浦で、笑顔で友だちと子犬を抱く広樹くん、本当に嬉しくてうれしくて…鞆の浦に戻ってきて最初に一雄さんがしたことは一雄さんも飼いたかった、広樹くんも飼いたかった、二人の共通の願いだった犬を飼うことではないでしょうか。
同級生の男の子たちは、鞆の浦のお友だちです。監督からの広樹くんの説明がちょっと面白かったです!
監督「都会から来た、すっごい性格の悪いヤツです。仲良くしてあげてください。君たちの力でいい子になっていきますからね!」
このお友だちと広樹くんは朋輩になっていけるのかな。そうそう、横山くんはお葬式の後のシーンから、このシーンの間に髪を切っています!ここしばらく「不良広樹」を演じていた関係で髪を切れなかったので、久しぶりの短髪姿に照れくさそうでした。
写真:100-4
念願の子犬!…じっとしててー★
抱っこしていても落ち着きのない子犬にちょっと困る横山くん。監督が「こうすると落ち着くよ」と抱っこの仕方を見せてあげるのですが、体のサイズが違うんですもの、安定感が…
写真:100-5
こうして、もっと嬉しそうに頬ずりして
子どもが悲しい思いをしているのを見過ごすことが出来ないのが父親。現実で凶器を向けてきた広樹くんがこうして笑顔を見せてくれるようになって、新たな一歩を踏み出して。広樹くんと一雄さんも朋輩になっていける、それは確かに忠さんがつけてくれた道筋。命が尽きても確かに存在していた、忠さんが居たから今がある。健太くんが言っていた「サイッテーで最悪の現実」に戻ってきて見せた一雄さんの笑顔、もうここはサイッテーで最悪の現実なんかじゃないのだと、忠さんに教えて!
写真:100-6

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