ミキさん
シナリオブック読みました。録画を何度も何度も見ているので、場面場面が鮮やかによみがえってきます。それと同時に、最終回に向けて、入念に考えられ編み上げられた作品だと改めて感じました。私は、未来さんなる登場人物は必要だったのかな、と思っています。未来さん無しでも、あの結末(仁先生と咲さんの悲恋)にもっていけると思いますし、むしろあの後、仁先生と未来さんが一緒になるんじゃないか、というような気を揉まずにすむからです。最後の「そして新たな光を与えよう。今度はおれが未来のために、この手で」の「未来」はミライ?ミキ?両方?
もしミキさんだとしたら、150年越しの咲さんの恋文も1度だけの抱擁も「一緒に消えてしまいたい」という肺腑をえぐるような告白もすべて色あせてしまうように感じます。もともといたミキさんの想いが時空を超えて、生まれ変わった自分を仁先生に会わせるためにタイムスリップをひきおこした、とも考えられそうです。タイムスリップした先々に恋人がいるなんて…仁先生の心に住み続ける永遠の女性は咲さんだと信じたいです。
プリン/女性 (22) 2011.7.3 (Sun) 06:27