かけがえのない作品に感謝
JINが終わって、1週間。ドキュメントブックなるものも拝読し、最終回は5回程拝見しましたが「仁フルエンザ」というより、すっかり「仁痛」に悩まされて?おります。(苦笑)
6年という時間を共に過ごし、楽しみも苦しみも共有して成長してきた仲間やかけがえのない人や江戸の人たち。
咲さんを愛しく抱きしめるシーン、そして「必ず治します」「すぐに戻ります」と言い残し、手を離してしまうのが、最後になってしまうだなんて。(涙)
かけがえのない咲さんを助けるため仁先生が現代に戻った瞬間、その存在と記憶が消されてしまうのは、あまりに残酷で、また忘れさせることが唯一の優しさとは哀しくて苦しくて胸が張り裂けそうです。
「自分だけ、幸せになれない…」と生涯一人で過ごし、橘医院と野風さんの子孫(未来さん)を残した咲さん。武家の女子とは、かくも健気でひたむきだったのでしょうか。それは、人として張らねばならぬ意地だったのでしょうか…(ちなみに、橘家の血筋は…?)
そうして、咲さんからの150年越しのラブレターが唯一無二の2人の想いを繋ぐものというのはあまりに切なく胸が痛み、より一層忘れられない作品となりました。
また、完結編の主題歌をあらためて聴き直してみると、平井堅さんとMISIAの曲が仁先生と咲さんの気持ちを代弁しているかのようで、これまた切なく涙してしまいます。
この作品に携った方それぞれが120%の力をもって徹底して取り組んで製作されたからこそ、作品に引き込まれ、観る者の心の琴線に触れ、ここまでの人気と注目の作品になったのだと思います。そして、石丸Pさんの熱意が伝染し、ラストまで誠実に描かれ、切なく苦しいからこそ、深く心に刻まれるものなのか、とも。
ただ、ラストを知った今は気軽に何度も観られなくなりました…(苦笑)。ですが、この素晴らしい作品に出逢えたことに大変感謝しております。製作関係者の皆様、本当にお疲れさまでございました。少し時間をおいて仁痛が治まってからあらためて見直して、仁先生や咲さん、内野龍馬と一緒に江戸で過ごしたいと思います。素晴らしい作品を、どうもありがとうございました。
JIN LOVE、大沢さんLOVE/女性 (34) 2011.7.4 (Mon) 03:32