最後の書き込みです。
2回目のコメントです。毎日皆さんのメッセージを拝見しております。ドラマ『JIN-仁-』への熱い思いは、いつまでも褪せることなく皆さんの心に留まり続けているようですね。私も同じ気持ちです。最初に最終回を見終わったときは辛くて、どなたかもコメントされていたように「失恋した」ような気持ちでした。先日、前作から全部見直して2周目が終わりました。やはり終始号泣はしましたし、切ない気持ちもあり、登場人物のそれぞれのストーリーの結末に胸を打たれたことに変わりはありませんでしたが、1回目に最終回を見たときよりも、なぜか清清しい気持ちになりました。皆さんのコメントを見てから見直したせいか、咲さんの手紙を書き終えた表情や、「私もお慕い申し上げておりました」とおっしゃる仁先生の表情も、何か晴れ晴れとしているように見え、別の見方ができたような気がします。皆さんに感謝です。
ところで今日、錦糸町へ行ってきました。私のお散歩スポットなのですが、最終回で「仁先生が戻ってきた場所」と知ってから、何だかいつもの錦糸公園が愛おしく、公園を見つめてしまいます。「仁先生はどこに落っこちてきたのかな?」と主人と歩いていましたら、錦糸公園の角に千種稲荷という小さい神社がありました。先生が倒れていた所から数メートルの所ですが、その神社は、徳川の時代、治水の為に祀られたものらしいですが、一時除去した事があったそうで、その間は災害が起き、再建をした所災害がなくなり、その後は戦争の戦火も逃れたという逸話のある運の強い神社とのことでした。仁先生はそんな「運の強い何か」に助けられたのかもしれませんね。
『JIN』を見てから、自分の中で現在の江戸の見え方が変わった気がしています。朝のラッシュ時、テーマ曲を聞いていると雑踏の人の背中が「過去から受け継がれた魂」として見えてきたり、背の高いビル群も「人が作り上げてきた苦労の結晶」のように見えてきます。先ほどの神社についても、どんな歴史があったのか知りたくなって調べたものです。自分が生まれる前から歴史は紡がれてきて、これからは自分も紡ぐ一員になる。だから「今できること」を考えながら前に進みたいと思っております。
ファンメッセージにコメントされていた皆さん、また「仁」を生み、育て、日本人の魂を未来に繋げてくれたキャスト・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
もっちゃん/女性 (33) 2011.7.22 (Fri) 00:23