「仁」は永遠
ここへコメントしようにも、「JIN−仁−」への想いはもう皆さんが十分すぎる位書かれているので今更なのですが…もう2週間も経つというのに「仁」がない日々にいまだ慣れず、最初から見直すと余計に寂しさが増しそうで、とりあえず最終回を繰り返し観ては涙する毎日です。
ここまで人々を魅了したドラマはもう後にも先にもないでしょう。自分でも驚くほど引き込まれました。たくさんたくさん泣きました。映像、音楽、言葉…全てにおいて美しかった。おそらく某局の時代劇のような莫大な予算ではない中、スタッフの皆様の並々ならぬ努力、本気度、毎回画面から伝わってきました。
あとやはり役者の方々が素晴らしかった。あの健気すぎる切なすぎる咲さんは綾瀬さんにしか、また内野さん、中谷さんはさすがというか、あのなりきりぶりはお見事としか。そして、もう、仁先生は大沢さんでしかあり得ない。あたたかくて純粋で一生懸命で、誰もが惹きつけられてしまう…おそらく、本来の大沢さんが持っていらっしゃる人間性が「南方仁」に滲み出ていたのではないかと。あと、不器用だけどほんとはやさしくて強い恭太郎さん、ツッコミ最高の佐分利先生。あぁ言い出したらキリがない(^^;)江戸のみんなが本当に愛おしいです。
「仁」を観るたびに泣いている私の姿を、いつも不思議そうに見ている幼い息子を見て思います。仁先生のように、誰からも愛される人に育ってほしいなと。そして当たり前の日常への感謝の気持ち、命、出会い、絆の大切さ、日本人に生まれた幸せ…この作品から学んだ多くの事を息子にも伝えていきたいと、そう思っています。
「仁」はまさに歴史に残る作品です。「仁」に関わった全ての皆様、心より敬服致します、感謝申し上げます。ほんに…ありがとうございました。
ゆきみ/女性 (31) 2011.7.11 (Mon) 02:28