コシノジュンコ MASACA

ファッションデザイナー:コシノジュンコが、それぞれのジャンルのトップランナーをゲストに迎え、人と人の繋がりや、出会いと共感を発見する30分。MASACA!な驚きを創造する人々…MASACA!な未来を想像する人々…そんな人々との出会い「MASACA!」がCREATIONを生み出す!

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コシノジュンコ MASACA
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出演者

コシノジュンコ
大阪府岸和田生まれ。78年パリコレデビュー。世界各地にてショウを開催。オペラやブロードウェイミュージカルの舞台衣装、スポーツユニフォーム、インテリアデザイン等幅広く活動。MASACAは初のラジオレギュラー番組。

出演者

出水 麻衣
TBSアナウンサー。
1984年2月11日生まれ。東京都出身。
上智大学外国語学部英語学科卒。
趣味:特スポーツ観戦・グルメツアー・観劇・ゴルフ・ランニングなど

2015年11月29日(日) 放送

今年は「花火」で彩られた1年でした・・・

JK:今年を振り返って、私はなんか花火のデザインをして、もう6年になるんですけど、花火が物凄く得意になっちゃったって言うか、花火をイメージしてデザインするというか、得意になっちゃった感じでね。4月に海開きのときに毎年花火をやりますよね。
出水:沖縄でですよね。
JK:沖縄でオペラで花火を、というので。そのデータが沢山あるんですね。で、夏に、本当の夏になると、他所がどんどんやるので、私はホテルの中で、花火でパーティーをしたんです。
出水:8月でしたね。
JK:ホテルの中でどうやるの?なんて・・・
出水:そうですね。消防法にひっかからない?なんて言われちゃいますね。
JK:映像が沢山残っているので、それをまとめて、パーティーをやったんですね。もうひとつ、ブラジル、今年日本ブラジル120 周年ということで、この最後に、インテル・ラゴスというサーキットで、オペラで花火をやりました。9月に。で、最後に美空ひばりさんの「川の流れのように」という音楽で花火をやったときに、日系人が沢山いるでしょ。泣くんですよ。すてきでしたよ。花火って、すごくロマンティックよね。
出水:花火にすっかりとりつかれたと言っても過言ではないですけど、今年残念ながら、花火見損ねちゃった、という方に、沖縄でこんなショーがあります。第2回クリスマス音楽花火フェスティバルin沖縄。こちらは12月19日土曜日、夜7時からの予定です。会場は西浜与那原マリンパーク。クリスマスの定番ソングですとか、今年のクリスマスソングまで、音楽に合わせて、およそ1万発の花火が沖縄の空に舞い上がるそうです。コンピューター制御によって、音楽や演出意図にあわせて、従来の花火大会には考えられなかった、音楽の音符ひとつひとつに花火の種類を割り振ったりできる、緻密でダイナミックなショー・・・
JK:クリスマスに花火って、ちょっと面白いですよね。

ゲスト:宇野亞喜良さん パート1
MASACA!或る日電話が・・・


JK:もう一番憧れた人。
宇野:僕がMAXFACTORという化粧品のデザイン作業を初めて、2度目くらいのキャンペーンでジュンちゃんに電話を入れて。
JK:私はもともと宇野さんに凄く憧れていて、こんな人、日本によくいるな、もうピカソより凄い!と思っていて・・・
宇野:何言ってんの。
JK:いや、勝手に思っていて。それがね、電話で何気なく「宇野ですけ」って電話かかってきて、「あ、宇野さんですか。」って、繋がらないわけ。それで実際に会ったら、「あ!あの宇野秋良さん!」って、そこから私、震えて喋れないわけ。
宇野:喋りましたよ。結構。

出水:ご紹介させていただきます。1934年、名古屋市生まれ、日本を代表するイラストレーターとして、多くの企業広告やポスター、挿絵を手掛けられて、また寺山修司さん主宰のの天井桟敷の公演ポスターや舞台美術を担当するなど、演劇界においても大きな影響と足跡を残していらっしゃいます。1995年には紫綬褒章、2010年には旭日小綬章を受章されていらっしゃいます。
JK:大変な方なのよね。
宇野:この二つの章は、老人になった印で
JK:そんなこと言ったら、他の人に悪いじゃない。
宇野:(苦笑)みんなそうですね、大体ね。
出水:先日ジュンコ先生は、宇野さんの作品集の出版記念展に行ったということなんですよね。
JK:もうねえ、すっごく人が、ファンが沢山じゃないですか。行ったら入りきらないくらい人がいて。小さいところなんだけど、だからコンパクトで凄くチャーミングな絵がぱーっと置いてあるでしょ。あってたのね。大きい所でやるより、すごいキュートで。
宇野:あの〜。画廊のオーナーがね、すごい魅力的で。画廊についているファンもいるんですよね、女性なんだけど、女性ファンがつくとか。そういう効果もあって、人がいたんですよね。
JK:長年のファンが、いろんな人がいたけどね。

出水:スタジオにですね、宇野さんの作品、浦嶼子伝を用意しました。絵は宇野亞喜良さん 詩は桑原茂夫さん、そして佐々木聖さんというメンバーで作られた、独特な世界観で引き込まれる作品集ですよね。
宇野:デザイナーが結構気取って作ってくれたんだけど、これがね、年代なの。こちらが1964年に作った絵本の絵で、だからこれが51年前の作品で、これと同じものをもう一度描いてみようと思って描いたのがこちらで、だからこれが2015年っていうことになるわけね。
JK:何十年たっても、基本がきちっとしているから、何十年前でも。。。。私達ファッションで言うと、肩幅大きかったかな、とか、首が長すぎたかな、とかあるんです。ずーっと一貫して少女のイメージを続けているでしょ。
宇野:僕も、たとえば今の女の子を描くときは、肩幅が広くなかったり、狭かったり、広かったり、風俗は影響してきているんだけどね。これは風俗にはあまり関わらないで、抽象的な気持ちの世界っていうかね。
JK:自分が理想とする世界って、いつも持っているでしょ。昔から変わらず持っているのよね。
宇野:どうかなあ、あまり変わってないよね。
JK:変わらないって、すごい事よね。世の中どんどんかわって、ついつい影響されるけど。それが一貫しているってことは凄いことだと思う。


=オンエア楽曲=
M1. Firework / Katy Perry
M2. Barangrill / Joni Mitchell

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