コシノジュンコ MASACA

ファッションデザイナー:コシノジュンコが、それぞれのジャンルのトップランナーをゲストに迎え、人と人の繋がりや、出会いと共感を発見する30分。MASACA!な驚きを創造する人々…MASACA!な未来を想像する人々…そんな人々との出会い「MASACA!」がCREATIONを生み出す!

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コシノジュンコ MASACA
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出演者

コシノジュンコ
大阪府岸和田生まれ。78年パリコレデビュー。世界各地にてショウを開催。オペラやブロードウェイミュージカルの舞台衣装、スポーツユニフォーム、インテリアデザイン等幅広く活動。MASACAは初のラジオレギュラー番組。

出演者

出水 麻衣
TBSアナウンサー。
1984年2月11日生まれ。東京都出身。
上智大学外国語学部英語学科卒。
趣味:特スポーツ観戦・グルメツアー・観劇・ゴルフ・ランニングなど

2015年05月03日(日) 放送

ついに開幕ミラノ万博 日本館正面の菰樽をデザイン

出水:5月1日に開幕したミラノ万博のメインテーマは・・・

JK:「地球に食料を、生命にエネルギーを」というダイナミックなテーマですよね。

出水:先生も携わっていらっしゃるんですよね。



JK:日本館の入り口に「菰樽」(酒樽)を、47都道府県の県花をテーマにデザインしたんです。それにあわせて浴衣も。

出水:意外と皆さん自分の県の県花を知らないと思うんですけど、そのアイデアはどこから?

JK:アイデアと言うか、47ということは皆違わなくはいけないでしょ。今回、生命という意味で、花はすごく大切なことですよね。
それと楽しいイメージということで、見た目がすぐにわかるということですね。大変ユニークな菰樽が並んでいます。
大変絵になると思います。日本館の門のようになると思います。

出水:イタリアの方もびっくりするでしょうね。

JK:イタリア、特にミラノは博覧会に慣れているんですよ。たとえばミラノサローネってあるんですけど、私もそこに出品したりしていたですね。そこで漆とモードの展覧会をしたんですよ。凄くかっこいい漆を見せて。皆さん好きですね。日本大好き、イコール漆好きなんですよ。
パリコレに続いてミラノコレクションって有名なんですね。そのミラノコレクションの街で、食をテーマに万博が行われているというのは、素晴らしいことだと思います。

-info-
2015年ミラノ国際博覧会(EXPO Milano 2015)
開催地:イタリア・ミラノ
会 期:2015年5月1日-10月31日(184日間)
日本館公式ページ http://www.expo2015.jp/

三國清三さんパート1 MASACA!食が世界遺産?

JK:今回ね、万博で和食ってね。和食をテーマにするなんて。



三國:万博って世界中でやりますけど、今回のミラノは「食」なんですね。食一色で万博をやろうというのは初めてなんですよね。

JK:食の中でも、和食が無形文化遺産になったわけだから。

三國:三年前にフランス料理が世界遺産に登録されたんですよ。それでヴェルサイユ宮殿で仏大統領主催で晩餐会があったんです。行ったらびっくりしたんですよ。「フランス料理が世界遺産」って、、、、。
だったら日本料理も!って思ったんですよ。で、初めて知ったのが、その3年前、つまり6年前に韓国が既に登録していたの。和食が世界遺産になったのは去年の10月ですよ。でも5月には韓国の宮廷料理とキムチが内定していたの。
こりゃいかん!と。我々はやっぱり和食じゃないですか。それですぐ農水省、政府が動いてくれて。登録したのが去年の3月くらい。



JK:そこに目をつけた韓国って大したものね。日本はのほほんとしているの。自信があるからせかせかしないんですよね。でも現実では、(世界遺産に)なったかならないかは大きな違いじゃないですか。

三國:僕らなんて、毎月農水省行ってね。「大丈夫か?」と。そしたら「ダメです」と。
なんでダメなの?って言ったら、審査委員がパリで審査するわけ。その6人から8人が、和食を食べたこと無いんですって。だから諦めてたの。。。
諦めていたんだけど、オリンピックが決まったんですよ。その1週間後ですよ、和食が認定されたの。

JK:勢いですね。富士山から始まって・・・

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