
出水:辰巳さん、俳優としての本業を紐解いていきますと、京都大学文学部に在学中に劇団「そとばこまち」を主宰されていますよね。
辰巳:本当は高校のときから
出水:え!高校のときですか?
辰巳:高校時代に芝居を初めてですね。つかこうへいさんが大好きで・・・
JK:それの影響が
辰巳:高校時代につかさんの芝居を観て、この道に入った第一世代ですね。僕らよりちょっと上は、唐十郎さんとか、寺山修二さんの影響を受けてね・・・
出水:芸名が、つみつくろうさん。
辰巳:大学入ってからね。高校時代は本名でやっていましたよ。
JK:罪つくった。
辰巳:どういう風に読んでいただいてもいいんですが、たつみたくろうの、ちょっと「た抜き」・・・。つかこうへいさんのファンですということをね
出水:あー!
辰巳:感じるでしょ。平仮名6文字でね。
出水:そこからやはり自然と俳優への道というのは、定まっていったんですかね。
辰巳:あの、、、役者をやろうと思っていたのと違うんですよ。芝居を作りたかったの。演出やったり、プロデュースやったり、宣伝したりとかですね、海外渉外活動もやっていましたし、ですからテレビ番組も、いまあのワインの番組も自分で作って・・・
JK:でもそれはモノづくりのひとつで、全部自分でやっているから。だって普通、俳優さんでモノづくりって、なかなか縁がないじゃないですか。ワインだの何だのって・・・

辰巳:番組もね、自分でスポンサーにお願いしてお金出してもらって、代理店にお願いして、局にお願いして、全部やっているんですよ。
出水:企画発案者は辰巳さんなんですね。
辰巳:そうそう、だから半分代理店業務もして、営業みたいなことも。
出水:ある意味最強ですよね。
辰巳:いろいろそうやって、なんか自分から楽しいことをしたいなと。そういうことが好きなんでしょうね。
JK:あの番組面白いですよね。好きなことしていたら番組になっちゃったみたいなね。
辰巳:そうそう。食べながら飲みながら好きなことしゃべってね。
出水:最高ですね。
辰巳:出水さんもTBSやめてフリーになったら、是非来てください。
出水:(笑)ありがとうございます。
=オンエア楽曲=
M1. 川の流れのように / 美空ひばり
M2. 三都物語 / 谷村新司