コシノジュンコ MASACA

ファッションデザイナー:コシノジュンコが、それぞれのジャンルのトップランナーをゲストに迎え、人と人の繋がりや、出会いと共感を発見する30分。MASACA!な驚きを創造する人々…MASACA!な未来を想像する人々…そんな人々との出会い「MASACA!」がCREATIONを生み出す!

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コシノジュンコ MASACA
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出演者

コシノジュンコ
大阪府岸和田生まれ。78年パリコレデビュー。世界各地にてショウを開催。オペラやブロードウェイミュージカルの舞台衣装、スポーツユニフォーム、インテリアデザイン等幅広く活動。MASACAは初のラジオレギュラー番組。

出演者

出水 麻衣
TBSアナウンサー。
1984年2月11日生まれ。東京都出身。
上智大学外国語学部英語学科卒。
趣味:特スポーツ観戦・グルメツアー・観劇・ゴルフ・ランニングなど

2015年07月12日(日) 放送

和太鼓グループDRUM TAOとの出逢い

出水:ジュンコ先生が衣装を手がけている和太鼓グループTAOの公演「百花繚乱 日本ドラム絵巻」が7月16日から東京天王洲銀河劇場でスタートします。後ほど構成・演出の宮本亜門さんにお話をお伺いしますが、その前に予習ということで。
TAOは結成22年?

JK:そうですね。私は過去は知らないんですけど、4年前に赤坂ブリッツで公演があるから「見てください」と言われて、ほとんど渋々観に行って。。。。そうしたら、私、自分の先入観ってダメだなあと思ったの。「和太鼓ってこんなのだ」と決めちゃうのがいけないんだとおもうんだけど、行ってみて「この人たちの衣装やったら面白いんじゃないの?」って瞬間的に閃いちゃって!

TAOの人達って和太鼓だけじゃくて、笛もあるし琴もあるし三味線もあるし、コントみたいな凄い面白い人もいるし、全体のバランスで「面白いな」ってなるんですけど。

出水:先生がひらめいたという今年の衣装は・・・



JK:百花繚乱、日本の江戸って面白かったなあ、って、
あの、「粋」な感じで、これを見たら日本に憧れてくれるかなあ、って。
勝手なイメージをして。
で、宮本亜門さんの演出ですから、物凄く新鮮だと思いますよ。
またフィナーレになると今までのTAOが倍増して魅せるから
多分、ユニークだと思うし、観ておそらく眼が覚めると思う。



それと松井るみさん(舞台美術家)の緞帳がいいんですよ。

出水:緞帳・・・・?

JK:亜門さんとるみさんと私の3人がTAOに加わったのは自慢ですね。

出水:ではこのあと宮本亜門さんにじっくりお話お伺いしましょう。

JK:そうですね。

ゲスト:宮本亜門さんパート1
まさか!自分が和太鼓の演出!?

出水:和太鼓グループの演出というのは、初めてですか?

宮本:初めてでした。ジュンコさんが衣装を手がけているのは知っていたんですけど、まさか自分にお話を頂くとは思わなかったんですけど、ドラムのたたき方を知っている人間ではないし、どうしようかと思ったんですけど、内容にストーリーを入れてほしいというこだとったので。
そういう意味ではセリフが無い方が国を越えて理解できるという。



JK:亜門さんはそういうセリフが無い舞台は初めて?

宮本:そうですね。でもそういうのを目指しているのは事実で、今年はストリートダンスの人達ともやるし、丁度そっちに向かいたい時期にお話を頂いたので。
だから突然決まって、突然スタートしたんですけど、でもジュンコさんがいるから、困ったときはジュンコさんに電話すればいいやと思って。

JK:そこに松井るみさんが入ってきたのでね。

宮本:そうなんですよ。この3人が揃ったら面白いだろうなと。

JK:(TAOは)もの凄くエネルギッシュで、もの凄く素晴らしいけど、やっぱりちがった空気をポーンと入れることによって、ある意味で緊張感と、次に向かって、2020年に向かって、何かしら・・・だからすごい違った。



宮本:太鼓って今まで、どちらかというとシンプルな、太鼓のみを生かすというものでしかなかったのが、今回も、どんどんドラマを入れたり、「こんなに広がっていくんだ」と、ある方は戸惑うかもしれないけど、それもいい意味で、またいろんなお客さんが見に来てくださることによって、こんなにドラムに可能性があるんだという。

JK:新しい見方ですよ。
だからドラムを聴かせるというよりは、ドラムを見せる!
キャストの皆さんにとっても新しいチャレンジというか、演技も入ってくるという・・・・?

宮本:演技も入ってくるというか、太鼓の音だったり三味線の音が凄い感情を引き出すんですね、有る時は激しい天変地異だったり、有る時は繊細な笛であり、そこに太鼓がドコドコドコと来たりすると、それが今度は自然の音だったり。いろんな表現を日本の楽器は持っていて、自然とリンク、人の心とリンクをしているので、僕はそれをあわせるだけの役目をさせていただいたくらい、表現は十分ありました。

JK:だから演技とね、全体の大きなストーリーの流れが変わった感じ。いままでそれが無かったんですよね。

宮本:いままではショー形式だったんですよね。1曲1曲、その度に拍手があり、お辞儀して、というような。


=インフォメーション=
百花繚乱 日本ドラム絵巻
日 程:2015年07月16日(木)〜26日(日)
開催地:東京都天王洲 銀河劇場
S席 7,500円(1階・2階席)
A席 6,000円(3階席)
平日 19:00〜(水曜日のみ13:00〜もアリ)
土日祝 13:00〜 17:00〜(26日最終日のみ13:00〜のみ)

DRUM TAO公式ページ
http://www.drum-tao.com/

=オンエア楽曲=
M1. Jungle Boogie / Kool & The Gang
M2. KUNOICHI / DRUM TAO
M3. HANABI / DRUM TAO

7月26日(日)&8月2日(日)は高田賢三さん

高田賢三(7月26日&8月2日放送)
1939年生まれ 19歳で文化服装学院に入学
同期にコシノジュンコ、松田光弘、金子功ほか、後に活躍する多数のデザイナーがいることから「花の九期生」と呼ばれる。
1965年 フランスに渡る
1970年 パリにて「ジャングル・ジャップ」をオープン。後に世界にその名を知られるブランド「KENZO」の前身となる。

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