コシノジュンコ MASACA

ファッションデザイナー:コシノジュンコが、それぞれのジャンルのトップランナーをゲストに迎え、人と人の繋がりや、出会いと共感を発見する30分。MASACA!な驚きを創造する人々…MASACA!な未来を想像する人々…そんな人々との出会い「MASACA!」がCREATIONを生み出す!

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コシノジュンコ MASACA
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出演者

コシノジュンコ
大阪府岸和田生まれ。78年パリコレデビュー。世界各地にてショウを開催。オペラやブロードウェイミュージカルの舞台衣装、スポーツユニフォーム、インテリアデザイン等幅広く活動。MASACAは初のラジオレギュラー番組。

出演者

出水 麻衣
TBSアナウンサー。
1984年2月11日生まれ。東京都出身。
上智大学外国語学部英語学科卒。
趣味:特スポーツ観戦・グルメツアー・観劇・ゴルフ・ランニングなど

2015年07月26日(日) 放送

夏休み イビサ島でスペイン人に声をかけられて・・・

JK:夏休みの話題にしましょうよ。物凄く暑いし、どこに行きますか?

出水:夏というと、サンサンと太陽が降り注ぐ海もいいんですが、こう暑いと涼しいところに出かけたいなあ、なんていう気もしますが・・・

JK:夏はなかなか私も大きな旅行はできないんですよね。だけど過去に、毎年行っていたところがあるんですよ。
パリに夏に行っても何もないんですよ。7月8月行っても、お店はとにかく閉まっているし。ヨーロッパだいたい基本的にそうですね。とにかく引っ越しみたいですよ。

出水:バカンスですね・・・

JK:私はねコートダジュールとか、サントロペ、毎年行っていたの。

出水:ワォ!

JK:毎日毎日がお祭りでね。毎週金曜日は「仮装の日」。だから仮装パーティーで、街を変な格好しても平気なの。

出水:町中が仮装しているんですか?

JK:あるエリアだけね。それから、2年前だったかな、妹とロンドンからスペインのイビザに行ったんだけど、これが本当にクレイジー。
ロンドンから凄い安い飛行機で、飛行機が上に上がったとたんに、スチュワードの人がスカーフかぶって「ハァイ」なんてなっちゃって。すごいユニークなの。それで飛行機の中、みんな喜んでキャーとかなって立ち上がっちゃって。私、あんな経験初めて。

出水:添乗員さん含めてバカンス気分なんですね。

JK:そうそう。上がった途端に、着いたみたいな感じ。それで着いたとたんに24時ずっとディスコって言うか、パーティーみたいだから。1万人のディスコみたいなところが、、何か所もあるわけ。

出水:い、、、1万人入るんですか?

JK:ん?1万人。だから中ではぐれたら一生会えないみたいな、それのハシゴをするわけ。すごいもう信じられない。音楽がスゴイいいわけ。その島全体が、昼になにしましょう、夜になにしましょう、じゃなくて昼も夜も一緒なんですよ。完全にもう、パーティー。
そんな中でね。日本人が滅多にいないのに、急に日本語でスペイン人に「ジュンココシノ」って言われて、なんで私のこと知ってるの?って言ったら「権八にいたの」って。大笑い。

出水:世界は広いんだか狭いんだか、わからないですね。

(2015年7月26日放送)

高田賢三さんパート1
初めて逢ったときのインパクト

JK:いらっしゃいませ。

高田:こんにちは。



JK:大体あたしがここに座っていること自体、不思議でしょ。古いのよ。物凄く古すぎて、上手くお話できるかドキドキしちゃう。

高田:そう言われると、本当に長いですね。知り合ってから。計算してきたんだよ。57、8年・・・

JK:計算なんかしなくていいのよ。最初に出逢った同級生で、ずーっといままで付き合っているということは、こんな奇跡的なことは無いと思う。でもね、若いよね。それは嬉しい。

高田:ジュンコもね。

JK:良かったね、ラジオで。

出水:お互いの呼び方が

JK:そうね、ケンゾー、ケンちゃんとか、おさななじみっていう感じかな。同業者なんて思ったことない。

高田:若い時はね、ライバル意識あった。友達だけどね。それはあったよね。

JK:こっそりあった。物凄い仲いいのよ。でも装苑賞とか、コンテストに出す時は、こっそり早く帰って、ぶわーって絵を描くワケ。いつの間にやらいなくなって。ね。

高田:ライバル意識とか、友達なのに、そういうのあるでしょ。そういうの役に発ちましたよ。

JK:それは今でも同じ。

高田:今でもあるの?

JK:今は若さとして、いかに維持するか。かっこいいって言うのは大切なのよ。会って「ケンちゃんちょっと」、っていうのではなく、「やっぱりかっこいいじゃないの」って、お互いに褒め合うわけじゃないけど。

高田:そうだね、ジュンコのこのエネルギッシュなのいただけるの、嬉しいよ。

JK:楽しい話、山ほどあってね。そういうのばっかり覚えているのよ。覚えてる?マルイでおそろいのステレオ買ったの月賦でね。で、ケンちゃんの家に行ったらね、音楽かけようよって言ったらね、音楽が聴こえないのね。スピーカーだけ質に入れたっていうの、払えないから。

高田:若いころ、学生の頃、質屋へよく行きましたよ。親父の着物、流したりね(笑)よく覚えてるね。

JK:いやあ、あれは忘れない。



出水::ケンゾーさんはジュンコ先生のエピソードで何かありますか?

高田:ジュンコのいちばん最初の印象って、僕がデザイン科に入ったときに、ジュンコも入ってきたんですよ。いろんな人観ているけど、キレイな人とか面白い人観ているけど、ジュンコの持っているパワーって凄いじゃないですか。独特のスタイルがあって、色々な面でショックでしたよ。こんな人がいる、って。絵もみせておらったら絵も凄いし、着ている服もずば抜けて面白いし。こういう所に何で入って来たのかな、道を間違えたと、そういうショックあったよね。

JK:何を、そんな顔していなかった。

高田:しょっちゅう言ってるじゃない。

JK:あのね、お尻が自慢だったの。

出水:お尻?

JK:パンツのシルエットって、おしりがピッと、そのモデルになったことがあるの。

高田:ジュンコが?

JK:いやぁ!

高田:僕のこと?

JK:それはねえ、ほんと。



出水:当時、男性が服飾の学校に行くというのは・・・

高田:初めてのこと。

JK:何人もいないんですよ。それで私たち4人組で、仲良くてね。明けても暮れても、お勉強もしたよ、でも遊ぶことの方が中心かな。

高田:ジュンコ、授業来なかったでしょ。

JK:忙しかったの。いろいろと忙しかったの。

高田:クラスで会うのは毎日じゃなかったよね。

JK:ちゃんと言ってたから!でも日数が足りなくてね。貰えなかったの。

出水:卒業証書?

JK:そんなの欲しくて行ってるんじゃないわって。

出水:大物ですね!!!

=オンエア楽曲=
M1. Praise You / Fatboy Slim
M2. He Loves, She Loves (from Funny Face) / Fred Astaire

(2015年7月26日放送)

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