上田晋也のニッポンの過去問

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【第65回】「田中角栄と日本列島改造論」(9月14日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」1972年の「日本列島改造論」をお送りしました。
今、書店に行くと、いわゆる「田中角栄本」が所狭しと平積みになっています。いわば静かなる「角栄ブーム」。しかし、なぜ田中角栄元首相は今になってクローズアップされるのでしょうか。
「コンピューター付きブルドーザー」「金の力が数の力、数の力が政治の力」「闇将軍」「今太閤」と、さまざまな異名を持ち、毀誉褒貶相半ばする田中元首相ですが、その圧倒的な権力と魅力の源泉はどこにあったのでしょうか。
そのポリシーは彼の主著「日本列島改造論」に強く表れています。
テーマはずばり「格差解消」でした。
ときは高度成長の末期にあたります。角栄氏自身が、北陸の貧しい地域から、学歴もコネもなく自らの腕一つでのし上がった人間でした。その角栄氏が見たものは、地方と都市、太平洋岸と日本海岸、北と南と、格差が広がるばかりの社会です。当時の日本社会は、現実として、経済的成功の裏側で地域格差が拡大を続けた時代でした。
そこに角栄氏が打った政策こそが、数十年計画の日本列島改造です。
すなわち、高速道路と新幹線で日本の津々浦々を結び、地方に工場を造る、という路線でした。それは平成の今になっても、色々なところで「開発の原点」となっています。
もちまえの魅力と豪腕で、すべての人々を巻き込んだ角栄氏。
今回は、角栄氏の「光と影」の「光」の部分を取り上げ、角栄政治とは、どのようなものだったのかをお送りしました。

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