上田晋也のニッポンの過去問

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【第64回】「ワイドショーから事件解決へ? トリカブト保険金殺人事件」(9月7日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」1986年の「トリカブト保険金殺人事件」の後編、いよいよ謎解きをお送りしました。
多額の保険金をかけ、妻をトリカブト毒で殺害したとの疑惑が持たれた神谷力受刑者。
70鉢近くのトリカブトや、たった一度しか支払われなかった保険金の掛け金など、数々の状況証拠は神谷受刑者が真っ黒なことを示していました。
ところが、その神谷受刑者には鉄壁のアリバイがあったのです。
即効性のトリカブト毒は、摂取後15分から30分で症状があらわれ、死に至ります。
しかし、妻が苦しみだしたのは、神谷容疑者が別の場所に離れて、1時間50分経った後のこと。その間「飲ませる」タイミングはありませんでした。
およそ2時間の時間の壁。
そこには、あたかもミステリー小説のような、驚きのトリックがありました。
「ロス疑惑」と並んで、80年代ワイドショーの2大疑惑事件と称された「トリカブト事件」。
神谷受刑者の鉄壁のアリバイを崩した「後編」でした。

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