上田晋也のニッポンの過去問

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過去の放送内容

【第42回】「最大野党”新進党”、わずか3年の結成と解散」1994年(3月9日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」第42回目は、200人を超す大所帯・巨大野党”新進党”についてでした。
 バブル崩壊後のニッポン。自社さ連立政権で再び与党に返り咲いた自民党。
しかし、それに負けじと、新党乱立状態だった野党勢力の「大同団結」がありました。それが巨大野党「新進党」です。
 結成時の所属国会議員数は214人(衆議院176人、参議院38人)。
メンバーの出身は、新生党・公明党の一部・民社党・日本新党・自由改革連合など多岐にわたりました。
 ド派手な結党式の様子を憶えている人も多いと思います。
 理念は「自由、公正、友愛、共生」。政権交代可能な最大野党を作り、自民党に対峙しようというのが結党の理由でしたが、
相次ぐ党内対立で、やがて求心力を失っていきました。
 中心にいたのはもちろん小沢一郎氏です。
 小沢氏は、この巨大野党を率いてどこに向かいたかったのか、
そして、その野望はなぜ潰えたのか、さらに新進党の失敗が、後の民主党による政権奪取にどう生きたのか。
「壊し屋」小沢氏が一番元気だった頃、政界はどういう激動の日々を過ごしていたのかを追いました。

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