上田晋也のニッポンの過去問

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【第45回】「バブル爆買い史」1989年(4月13日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」第45回目は、日本人による世界各国爆買いでした。
 今回のお話は86年から91年頃にかけて。
 もちろん当時「爆買い」なんて言葉はありませんでしたが、
ジャパンマネーが世界を席巻した時代は、日本人があらゆるものを買いまくった時代でもありました。
ロックフェラーセンター、コロムビア映画、ゴルフ場の数々、ゴッホ、ルノアールなど数々の名画…。
「東京23区の地価合計でアメリカ全土が買える」なんて夢みたいなことも現実として語られました。
日本は文字通りの「金余り」を謳歌していたのです。
企業による買収だけではありません。当時海外旅行に行った日本人たちは、
エルメスのスカーフ、シャネルのバッグなど、滅多矢鱈におみやげとして買ったものでした。
なかには「棚のこっちからあっちまで」なんて買い方をする人までいて、欧米諸国の人々の眉をひそめさせることもありました。
その姿は、そうです、現在の「中国人爆買い」とどこか似ています。
あの頃の日本人と、今の中国人は、いったいどこが同じで、どこが違うのでしょうか。
そして、あの日本人たちとジャパンマネーの時代は、結局、どんな結末を迎えたのでしょう。
スタジオでは、経済アナリストの森永卓郎さんにお越しいただき、
ご自身のお話を交えニッポンの爆買いぶりをリアルに語っていただきました。

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