上田晋也のニッポンの過去問

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【第60回】「結末! 一龍戦争(後篇)」(8月10日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」は2週にわたり、自民党分裂の原因となった対立劇「一龍戦争」を取り上げました。
1990年代、リクルート事件などをきっかけにして竹下政権は自壊。
自民党主流の「竹下派」は、7奉行と呼ばれた実力者を中心に、主導権争いの末、分裂、対立を深めていきました。
その中心となったのが小沢氏と橋龍(橋本龍太郎)氏でした。
「豪腕」と「切れ者」と称されたふたり。結局、橋龍氏が総理候補の座を射止めることになるのですが(総理就任は96年)、
その一方で、小沢氏は自民党を離党、その後、細川連立政権を立て(93年)、55年体制をストップさせることになります。
慶応出身の二世議員。ふたりは、似ているようで違い、違うようで似ていました。
巷間言われるように、本当に仲が悪かったのか。それとも本当は気の合う二人だったのか。マスコミが煽りたてただけだったのか。
彼らの対立は、しかし、その後の政局に大きく影響していったのです。
番組では、当時、双方の取材に深く関わった流通経済大・龍崎孝教授の話を軸に、裏の裏に斬り込みました。

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