上田晋也のニッポンの過去問

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【第53回】「日本人を変えた、東京オリンピック(1964年)」(6月8日放送)

6月8日の「上田晋也のニッポンの過去問」は、あのビッグイベントが日本そして日本人を変えた…! 64年の東京オリンピックでした。
日本の「戦後」を完全に終わらせ、世界に対して「日本の復活」を高らかに宣言した、半世紀前の東京オリンピック。
今となっては、あらゆるものが明るく、正しく、さすがは日本、成功裏に終わった、などと語らがちですが、その一方、こんな指摘がありました。
亀倉雄策氏は、後にこう語っていました。
「日本人は”時間を守る”とか”団体行動に向いている”というのは嘘だ。どちらも東京オリンピック以降に確立したものだ。みんな、そのことを忘れている」
集団行動が得意で、規律がとれていて、清潔で、公徳心があって……、だからこそオリンピックは成功した? 
いえ、それらの美徳はみな、あのオリンピックによって作られたというのです。
ならば、ということで、番組はこの1964年前後の時代状況を振り返ってみました。
すると……。
オリンピックに向けた「マナー向上大作戦」などには、次のような項目が出てきました。
●立ち小便をしない ●唾をみだりに吐かない ●下着姿で外に出ない ●特に子どもはランニングシャツで戸外で遊ばない 
●落書きしない ●ゴミをみだりに捨てない ●飲食店は清潔に ●野良犬は捕獲すべし……
どこかの国のオリンピック前の状況と非常によく似ているような気がしてきましたよね。
半世紀前の日本の姿、本当にそうだったのか。
スタジオには「TOKYOオリンピック物語」の著者、ジャーナリストの野地秩嘉氏をお招きし、
前回のオリンピックを分析しつつ、今回のオリンピックを占ってみました。

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