ファンメッセージ｜TBSテレビ：金曜ドラマ『わたしを離さないで』

昨日の第7話観させてもらいました。私も恭子さん美和さんの介護をする介護人としての務め・・・馬場園さん演じていらっしゃる瑞世さんとの会話を見るたびに恭子さん自身も自分自身の役目を果たそうとする姿に涙出そうになってしまいました。次回の第8話予告を見てみると陽光学園へ行った3人と再び鈴木梨央ちゃん演じる少女との対面の場面が！どうなるか楽しみです。

衝撃的な出来事が次々に起こり続けたこれまでの回とは打って変わって、静かに穏やかに丁寧に３人の心の機微が描かれた7話だったと思います。

特に車の中での３人のシーンは、キャストの皆さんの１つ１つの表情や発する言葉が美しくて涙が溢れてきました。
小さな頃から特殊な環境で育った３人…
いろんなことがあったけど、ようやくここにたどりつけたんだね。

クレジットを見たら、演出は平川さんではないですか！泣かせの名手！一夜明けてもまだ余韻に浸っているという見事な平川ワールドでした。

恭子と美和の車の中のシーンにとても心打たれました。美和「私、恭子を怒らせたかった。クズとか、最低とか、死ねとか言われて。そしたら、本当の友達になれるような気がした。対等というか・・。いつも私ばかり切れてたから、うまくいかなかったけど」恭子「ぶっ殺してやろうかと思ったよ。なんども、なんども。本当は。十分成功してるよ」美和「よかった」共感しちゃいます・・思い出と重なって。今まで心の奥でわだかまっていた友達との思い出がいい方向に納得できそうです。人は、寂しくて悩みながら生きているんですよね。二人の友情も本物になって欲しいです。

第1話、2話あたりは、「こんな特殊な設定で、これから先、登場人物たちに共感できるのだろうか？」と不安でした。
でも、恭子、美和、友彦3人の考え方や心の動きが三者三様なのに、それぞれ全く違和感を感じなくて、「あ〜わかる！そういう性格でそんな経験したら、そうなるよね！」と、3人に共感しまくりで、人物設定の確かさに“森下さん、お見事！”と思いながら観ています。
その他の登場人物の作りもお見事で、脚本家、演出家、出演者、スタッフ全てにおいて高い才能を感じさせるこのドラマ。それを毎週リアルタイムで観られる幸せを感じています。

ここを読んで同感です。
綾瀬さん&三浦さんはずっと「静」の演技を要求され見事に演じてきました。
「動」の演技とは違い、はるかに難しい「静」の演技。
だからこそ「静」から「動」に変わる9話と最終話の破壊力を考えただけで怖い。
激しく求め合うも。。。な結末になりそうで。
残り3話、心して見ます。

「私はこの命をどう終わらせたいのだろう。」
冒頭の恭子の言葉。
この世に生まれ出た命は、いつか必ず終わりを迎える。
どんな人にも平等に死は訪れる。
いつか、この私にも。
そんな当たり前の事を再認識させられた。
いつか必ず訪れる死。
それを正視しなければ命についても生きることについても曖昧なものになってしまう。
ひとりにひとつ与えられた命。
私はどう生きて、どう終わらせたいのだろうか。自問自答し続けたい。

恭子のように「もう、いい」と言える人になりたいです。

しかし、恭子の本当の気持ちは「もう、いい」じゃないはずです。

春馬さんには、優しさがよく似合う
ー優しい言葉
ー優しい微笑み
ー優しい仕草

車の中での友は、春馬さんそのものでした。

私も、ぶっ殺してやりたかったよ！美和のこと。だから、まだ信用してない！

規則は破るためにある。賛成！
塀は飛び越えるためにある。賛成！
壁は壊すためにある。そうだった！

8話に望みを託すことにします。

毎回見てます、本当に辛くて辛くて毎回泣いてしまいます。

言葉だったり演出だったりがとても丁寧で、それを演じる役者さんたちも本当に素晴らしくて、惹きつけられます。

3人共いいところも悪いところもちゃんと描かれているから、偏った見方にならず、3人に幸せになって欲しいと願ってしまう。
クローンって怖いと思うけど、自分が普通に生きていることをとても考えさせられる作品です。
辛いのに見てしまうのは、作品が素晴らしすぎるから。

「わたしを離さないで」を一話から拝見させてもらっています。とても惹きこまれる作品だなと興味深く思って、毎週金曜日を楽しみにしています。これをきっかけに小説も拝見しました。イギリス小説、日系イギリス人の方が書かれているという事で、どこか日本人らしい繊細さが表れている作品だなと強く感じました。また、毎週見るたびに、いつかこんな世界がきてもおかしくないんじゃないかって思う事があります。世の中に提供者がいるという事が認知される日が来るんじゃないかって。とても考えさせられるお話だなと思いました。