ファンメッセージ｜TBSテレビ：金曜ドラマ『わたしを離さないで』

毎週母と観ている学生です。
始めは''提供''という使命や美和の言動に嫌な気分でした。
しかし、前回で美和の思いが分かってほっとしたと同時に恭子と友にもこんな別れがあるのかもと悲しくなりました。

科学と倫理は紙一重だといつも視聴後に痛感させられます。
最終話まで楽しみです。
皆さん、がんばってください。

毎週みています。
子ども時代の少し現実感のないところでの教育、外にでてそれぞれの青春もを感じる日々、自分たちの役目を全うすることの恐怖と残されるものへの愛しさ…

一つの大切な命をモノとして扱われている悔しさ。この物語は強制的な人身提供…さまざまなことに重ねられるお話だと思う。

第８回、美和が小さな子供のように震えてしがみついて泣きじゃくる姿が愛おしくて、涙が止まりませんでした。

前に、自分たちのような提供者を作るのなら考えたり感じたりしないように作ってほしかったというようなセリフがあったけど、陽光があった場所のホームにいた子供たちは、そういうふうに作られたってことなのかな？と思いました。職員の人が陽光出身者は困るってこぼしてたから、彼らも困らないようにということで。

ーたかが、ドラマ
そう何度も自分に言い聞かせても、友の最期を思うと、涙が止まりません。心が痛いのです。

ー恭子、友を連れて逃げて！

たかが、ドラマ

ーされど、ドラマなのです。
されど、なのです！
こんなに心の奥に響いて谺すドラマって！
もう、ドラマの域を超えてます。
ー切なさに胸は抉られ、手足が萎えてしまうのです。頭の中は狂気に牛耳られ、自分が無くなっています。

そして、
春馬さんも、画面からいなくなる。
寂しい！寂しすぎます！！
春馬さ〜ん、届いてますか？
私の思い

ブログの写真
ー手術台に横になってるのは友？
……
終末……
美和の時のように恭子が、ガラス越しに見てる。

互いに笑って……頷いて……先に行って待ってるよって……

思い出のCDを海に流す…涙とともに

のぞみが崎に流れつくように……

あれこれと想像してしまいます。
本当に切ないドラマです。

外の人間は淡々と提供者たちに接し介護すら提供者に介護人としてやらせる
単なる移植する臓器をもったヒト型としか思ってないのか、いちぶでは疑問をもつ人間がいてもそういう世の中になっているのか、いろいろ想像してみたりしています
わたしはそんな世の中は嫌です
臓器の移植も過剰な医療もいらない
死ぬことさえできない、臓器が病いになれば移植すればいいなんて世の中は命を、人間の一生をどう考えているのかなあと外の人間についても考えさせられています

もうすでに飯田Pのブログを読んだだけで涙腺崩壊しかけたんですが。トモ〜！

このドラマ、観た後の余韻がすごくて。皆さんのメッセージを読んで、少しずつ自分の中で整理しています。

西洋では、魔女では無いことの証明のために、確実に死ぬことをあえてさせると言ったことが、当然のように行われていた時代があったという。

そういったレベルでのみ、クローンの、いや、人間の魂の有りようを評価しうると、本気で思うような人間に、日本人もなりつつあるのだろうか？

交換不可能な崇高なアイデンティティを有する級友を、自殺に誘い込む、交換可能な「精神的クローン」達。
「自殺などできないくせに、出来たら認めてやる」と言った状況を作り出している現代社会は、中世の暗黒時代に似通ってはいないだろうか？

彼らが反抗しようと、与えられた生を限界まで行きようと、物語の設定条件はびくともしない。
イシグロ氏は、運命として、そういった設定内をいかに生きるのかに、主題を置いている。
彼らが行うべきは、魂の有無とか、心の有無とかを証明することではない。

残り二話。。。
実のところ、全員がクローンで、階級社会を生き、恵美子先生などは3,000年生きてきたというストーリー展開ぐらいしか救われる道がない。。。

毎週楽しみにしています。
最初は提供という事柄が怖いと言って見なかった小学四年の娘が私が録画を観ていると横で観ています。
本人に出来事の重さがどれほど理解出来ているかはわかりませんが宝箱という存在が気になったらしく私もお友達からもらった物を入れておく宝箱が欲しいなと言っていました。
あと残りも僅か娘と観たいと思います。

原作の問題点を突き崩す様なラストを期待しています。
このままでは、得体の知れない絶対的な縛り(ドラマの設定)にて、事務職や、警備員、警察、医療スタッフを悪者とみなす、短絡的な視聴者が増えるかもしれません。
悲しみや、怒りの矛先を、本来あるべきところへと、視聴者のこころを導いてくださることを、真に願っております。
クローンのこころの本質を描き切ろうとされるのであれば、視聴者のこころの本質をも掴みとって下さい。