ファンメッセージ｜TBSテレビ：金曜ドラマ『わたしを離さないで』

またリピートして涙しました。
クローンで短い人生でも愛し合える相手がいたことがすくいです。ただ恭子が1人になり可哀想で、、
本当にいつまでも忘れない素晴らしいドラマです。
辛い時でもこのドラマを思い出し、乗り越えたいと思います。
本当に素晴らしいドラマ、ありがとうございました！

しかし、よく考えてみると、そもそも原作が介護人か死のどちらかしか選択肢を与えていない以上、即ち人からほとんど「希望」というものを奪っている以上、恭子の自殺も当然の帰結と言えます。言い換えれば、最初から何のために生きるのかという視点はなかったのだと思います。
かといってこのドラマは陰鬱で残酷で見る価値はなかったのかというと、そうではないことはこのメッセージ欄で明らかです。では何が私たちの心をうったのでしょうか。
それは何のために生きるのかではなく、生きるためには何が必要かということを鮮烈に示してくれたことだと思います。それは他人とのつながり、温もり、絆、愛と呼べるものです。最後の局面で主人公の恭子、友彦、美和はそれぞれ肩を寄せ合うように人生を過ごしました。生まれてきてよかったと実感できる方法がそれしかなかったからです。そして、見ている私たちにとってその光景は非常に暖かく、美しいものでした。結局人は一人では生きていけないのです。ある小説の台詞を借りるとすれば、優しくなければ生きていく資格はないのです。表題の「わたしを離さないで」とはそういうことだと思います。

午後十時台のプライムタイムで、このような重苦しいドラマに挑戦した局の勇気に敬意を表します。私もドラマに感動した一人です。原作があるためにやむをえないのでしょうが、恭子が不憫でならず、他に希望を示す道はなかったのかと恨みたくなりました。
私には、このドラマが生きる目的を問うものだとは思えませんでした。もしそうなら、その後の恭子の姿も描くべきでした。
恭子の人生は相変わらず介護人か、臓器提供による死しかありません。友彦のサッカーボールで自殺を踏みとどまらせたシーンは安易すぎます。思い出を分かち合う人はもはや誰もおらず、宝箱だけで生きていけるとは到底思えません。最後、恵美子先生の家に向かうような暗示で終わっていますが、一緒に住んだとしても、二人が交流することはほとんどないでしょう。なぜなら、恵美子先生は同じクローンではあるけれども、臓器提供を受ける側であり、恭子は臓器を提供する側ですから、二人の間には深い断絶があります。従って、素直に考えれば、この後恭子は再び自殺をはかると思います。そして、今度はサッカーボールの「奇跡」はないでしょうから、自殺は成功するでしょう。何ともやり切れません。

春馬さんの写真が眩しい！

友彦
ーきれいだったけど、キラキラ感を
消し、徹底して友を演じてましたね。プロだと改めて感動しています。

今は、どこで、何をされているのでしょう。また見失ってしまいました。

もう、この場を訪れることもないのでしょうね。

スタッフさん＆役者さんが良い物を作ろう！視聴者の人たちに伝えよう！という想いがひしひしと伝わる作品でした。
数年ぶりに心に残るドラマを見た気がします。
Blu-rayも絶対に買うので特典映像満載でお願いします(*^_^*)

「ドラマのＴＢＳ」という言葉があった。今回、このドラマを観てその言葉を思い出しました。

ドラマのみならず、日本の未来のために（特に子供たち、若者達のために）これからもこのような良い番組作りをしていただきたいと切に願います。ＴＢＳさんはそれができる会社なのだと確信しました。

お笑いも大好きです。ワイドショーも興味深々。クイズも面白いし、ドッキリも楽しい。でもそれだけでいいのでしょうか？

民放の雄の復活を感じたこのドラマ。最後に一言申し上げたくて投稿いたしました。

まだ書き込みができるのですね。
関係者の皆様、ありがとうございます！
またドラマを観てますが、2回目でも発見があったり。
そして思うのは、あのラストの後の恭子が見たい…

冬の寒い時期に、心が凍り付きそうなドラマでした。

友人に勧められ見始めたものの、内容的に見るにはある程度のパワーが必要でした。

見ていて厳しかったのは、普段は、無意識に棚上げしている命の終わりという現実を、目の前に突き付けられてしまうからでしょう。でも、それの裏返しで、生きる意味というものを、じっくり考えさせられました。

俳優さんも、ドラマの雰囲気もとても良かったです。
演ずるの、大変だったことでしょうね。

こんな現実が将来起こらないよう願います。でも、そういう社会的な問題提起もさることながら、身近な人達との日々の営みがどれほど大切なものであるかを教えて貰ったような気がしました。

記憶に残るドラマをありがとうございました。

相変わらず、荒れた庭を歩き回っている私。庭の隅にあるあずまやにも人の気配はなく、冷たい空気が漂っている。ずいぶん生い茂った雑草の陰で可憐な花を咲かせているのは、みやこわすれ……。その淡い紫が哀しい。遠い青い空に向かって細い茎を伸ばしている。まるで声を届けるように……

あー本当に終わってしまったんだとしみじみ思う。満たされていた時間が懐かしい。

すごくていねいに作られていて、俳優さんスタッフのみなさんが本気を出されている。一秒一秒を大切に生きなければ、と思い直しました。恭子ととものきれいな瞳も暗い映像との対比でとても輝いていましたし、美和の羨望と嫉妬の入り交じった表情も素敵でした。
生きるのは簡単なことではないですが、なんとか頑張っていこうと思いました。
ありがとうございました。