仁が救ったのは...
JINファンの皆様の想像力と創造力を楽しませていただいています。
橘未来が咲の生まれ変わり?いいですねぇ。
仁は喜市の母・タエの手術をして救ったものの、結局辻斬りに会い死なせてしまったことで傷つきましたね。自分は何のためにここに来たのだろうと何度も自問しました。竜馬の命を救えず、結局周りの人々を苦しませることになったと胸の内を吐露することもありました。
でも私、ふっと思ったのです。仁が江戸にタイムスリップして、一番初めに助けたのは咲の兄・恭太郎でした。そして脚気になった咲の母・栄を、安道名津を発案しその命を救いました。咲さんの母への思い、何とか食べてもらいたいという喜市ちゃんの健気さに涙が止まりませんでした。それから最後には、咲を緑膿菌から救うことができたのです。
考えてみるとどれも仁の存在によって原因が引き起こされたのではないのです。しかしながら、仁がいなければ恭太郎も栄も咲も命を落としていたに違いありません。仁は、橘の家を救ったといえるのではないでしょうか?それは栄が、恭太郎が、咲が命がけで守りたかったものだったのです。
橘医院は仁が訪れるのを待っていたように同じ場所にあり、仁は橘未来と出会うべくして出会ったのです。そしてひたすら仁の幸せを祈り続けた咲の魂は時空を超えて橘未来となり、その願いを自らかなえることでしょう。野風さんの純愛は安寿によって未来まで引き継がれ、咲の魂の入った橘未来として仁に寄り添うことができるのでしょう。
素晴らしいハッピーエンドではありませんか。
やはりJINは見事に完結しましたね。めでたしめでたし!
年末に再放送をどうぞよろしくお願いいたします。
おりーぶ/女性 2011.7.7 (Thu) 15:23