神は乗り越えられる試験しか与えない
これまでずっと、皆さんの書き込みを見ているだけでしたが、初めて書き込みさせて頂きます。
前作からJINにはまり、続編を心待ちにしていた3月11日、あの震災がやってきました。震度6強の激しい揺れ。家の中の物は次々と倒れ、電気が一瞬で切れ、あの時にはもう、死ぬかもしれないと感じました。その揺れの中で、もうJINは見られないのかもしれない…と思いつつ、「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉が、頭の中でグルグル回り続けていました。
その後、ラジオのニュースで津波の情報を知り、ライフラインが途切れた中、真っ暗で不安な夜を何日か過ごし、悲しい気持ちでいっぱいになりながらも、「神は乗り越えられる試練しか与えないのだから、大丈夫!」と自分に言い聞かせてきました。食料や生活用品が買えなくなり、食べたいものが食べられず、原発の不安でいっぱいになっても、「絶対に乗り越えられる!」と信じて、JINの続編を無事に最後まで見届けることができ、今は、感謝と満足の気持ちでいっぱいです。
私の中では、JINは人生で最高のドラマであり、生きる希望を与えてくれた、一筋の光のような、道標のような存在となりました。ドラマを見ている間は、辛いことも忘れ、心を癒され、明日を生きていく勇気をもらうことが出来ました。「神は乗り越えられる試練しか与えない」…この言葉を一生忘れず、辛い時には必ず思い出して立ち直れるよう、これからも頑張って生きて行きたいと思います。そして、私も医療従事者の一人として、ささやかながら、自分がなすべきことを精一杯やっていこう、と心に決めました。
ドラマの素晴らしさは皆さんが全て話して下さったので、改めては触れませんが、私のように、震災の後にJINを見て元気付けられた人は数多くいると思います。そのような方々を代表して、お礼を言わせて下さい。
このような素晴らしいドラマを制作して頂き、本当に、本当にありがとうございました!!
CDと楽譜を買って練習中!/女性 (43) 2011.7.19 (Tue) 17:16