神は慈悲深い?
最終回はモヤモヤとした釈然としないものが残りましたが、皆さんのメッセージを拝見するうちある考えに至りました。それは、神の采配というものがあるとすれば、今回の結末は慈愛に満ちたハッピーエンドの内容であるということです。まず、主要人物についての想いは、
<南方仁>
a タイムスリップする前の恋人『友永未来』 の意識を回復させる(手術を成功させる)事
b 銃撃を受け怪我をした『橘咲』のため、
緑膿菌の治療薬『ホスミシン』を投与し、命 を救う事
c 最終的に想いを寄せるに至った『橘咲』 と幸福になる事。
<友永未来>
a 恋人の『南方仁』から脳腫瘍手術を受け、成功する事
<橘咲>
a 『南方仁』を元の世界へ戻し、頭痛原因である脳腫瘍を治す事
b 恋人『友永未来』と再会させる事
c 想いを寄せる『南方仁』と一緒になる事
<野風>
a 『南方仁』への想いを遂げる事
b 『南方仁』、『橘咲』の想いを叶えさせる事
そして、その結果ですが、全て叶えられたものと思います。
特に<友永未来>、<橘咲>b、<野風>aについては、『橘未来』とのこれからの未来(結末)として描かれていると思います。(見える世界は違っても、中の本質(魂)は同じものと『龍馬』が言っていたような気が)
また、悲しい結末と思われた『南方仁』、『橘咲』の関係ですが、a『仁』が『ホスミシン』を取りに戻り、同 じ自分から手術を受けた世界が最初の世界と違うとすれば、『友永未来』の存在、関係もないのでしょう。(『友永未来』を発端とした課題を克服する ためにタイムスリップしたならばなおさら)その場合、『友永未来』との執着もない状態で再び戻った『南方仁』には、『橘咲』との 新たな関係が築かれる事が予感させられます(当然、違う未来を発生させる分岐点となった『橘恭太郎』が襲撃される時点です)
今度の同行者も例のごとく『胎児様腫瘍』 ですが、かって『仁』の頭の中にあり、『橘咲』との切ない 想いも十分認識している訳ですから、今度の克服課題の一つがその 想いを実現させるためであろう事も予感させられます。
このように考えると、名前、環境は違えども、本質(魂)レベルでの、各人の想いは全て叶えられていると思います。
おじさん/男性 (54) 2011.7.18 (Mon) 15:02