私の人生への修正力
今、私は職場での人間関係で死にたいと思う事もある現状の日々ですが、この作品に出逢ってからは、私が死を選ぶのなら間違いなく仁先生も咲さんも怒ると思うようになりました。京の町が火事になった時に、仁先生は迷うことなく野戦病院を作り尽力されました。「人を救いたい」という無限の愛は、たとえ神が歴史に修正力を加えたとしても、消すことが出来ないでしょう。そして、自分の命を消しさる事は親に悪いとかその程度に考えていましたが、一人の命の軌跡の奇跡にこの作品を通じて私一人の命は凄い数の人から生まれたんだと初めて教えてもらいました。自分の死にたいという気持ちを抑えるのに今、お医者様で薬を処方してもらってます。でも私の飲んでいる薬は死にたいという気持ちを抑えるだけです。本当の心の傷を癒してくれたのはなみなみならぬ『JIN』というドラマでした。言い出せば一杯あるのですが、野風さんが余命2年と聞かされた時に笑顔で「あと2年もあるのですか…そうならば子供と手を繋いで歩ける」と言った時は涙が止まりませんでした。そして、自分を恥じました。自分の命を絶つという気持ちへの私の戦いはまだまだ続きますが、そう思った時は『JIN』という素晴らしい作品を思い出そうと思います。私の人生への修正力を与えて頂きありがとうございました。どうせ捨てようと思った命です。この命を誰かのお役に立つ事が出来ればと思います。書き込みはこれで最後になりますが、『JIN』に関わった全ての人にお礼と感謝を込めます。本当に本当にありがとうございました。
さきちゃん/女性 (43) 2011.7.16 (Sat) 08:55