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雄二の映画情報
「フラガール」「出口のない海」 2006年09月12日
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「フラガール」9月23日(土)より公開
  • いま世間的にはハワイ/フラダンスブームですが、 この映画の舞台は福島県の炭鉱町。昭和40年ごろ、石炭から石油というエネルギー革命の中、 炭鉱の閉鎖が迫る。そこで町おこしのため、温泉を利用したレジャー施設が企画される…。 福島県で「常磐ハワイアンセンター」を立ち上げたという実話をモデルにした映画。
  • 映画は、東京からプロのダンサー(松雪泰子)を招き、フラダンスのチームを結成しようと、 街の娘たちを募集するところからスタート。ところが、ストリップと勘違いされて「俺はケツ振れねぇ」と 反発をくらう中、貧しい4人の娘が応募し、レッスンがスタート。 物語は、貧しい彼女たちの家族の事情や、ダンス教師の身の上話、 町の男たちの反発などを描いていく
  • みどころは、福島弁丸出しの、顔はかわいいのに泥臭い娘たちが、懸命にフラダンスを 学び、成長していく過程。とりわけ、リーダー役の蒼井優がフィナーレで披露する タヒチアンダンスは圧倒的な素晴らしさ。ためいきが出るほど美しい。彼女は必見。
  • 2時間の上映時間に、エピソードをあまりに盛り込みすぎかも。しかも、その一つ一つが ごくありふれた話で、これを寅さん風のベタな描写で進展させるので、映画そのものも 昭和40年代の古臭さが全編に漂う(ある意味、成功)。 監督は、李相日(り・さんいる)。32歳の若さとは思えぬベタなセンスが、意外にも 試写をみた業界関係者の間では好評を博していて面白い。
「出口のない海」  9月16日(土)より公開
  • この作品、舞台は敗戦色濃い昭和19年。人間魚雷「回天」に乗り込んだ、4人の 若者たちの青春ドラマが中心に展開していくもの。 回天とは、定員1名、脱出装置なし、大量の爆薬を積んで敵艦に突撃するという自爆兵器。
  • 話の中心になるのが、甲子園優勝投手の経歴を持つ、大学生(市川海老蔵)、 オリンピックを目指すランナー(伊勢谷友介)。 戦時下の青春を描いたものとしては、正月にヒットした『男たちの大和』があるが、 あちらが直球勝負とすれば、こちらはむしろ変化球。というのも、市川海老蔵のキャラクターが 、なぜ海軍へ自ら志願し、回天に乗り込むことを申し出てたのか、いまひとつ伝わりにくい反面、 そのかわり「落ちる魔球」の開発に執念を燃やす「野球少年」としての主人公の情熱が、くっきり鮮やかに描かれている。
  • ちなみに原作は、横山秀夫。監督は佐々部清。あの大ヒット作『半落ち』のコンビ。 今年の夏の甲子園の人気を予感していたかのような、実にタイムリーなエンディングに なっている。
「弓」「LOFT(ロフト)」 2006年09月05日
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「弓」9月9日(土)公開

  • 今最も注目の、韓国映画界の異端児キム・ギドク監督の新作。
  • このところ、夢と現実が渾然一体となる独特の境地を描いているが、それがさらに深まっている。
  • 今回の作品の舞台は、青い海原に浮かぶ一艘の漁船。船の上だけで全編のストーリーが展開する。
  • その船では、老人ともうすぐ17歳になる少女が2人で暮らしている。普段の生活は、船で釣りをする釣り客を送り迎えする毎日。
  • 老人は、少女が17歳の誕生日を迎えたら、彼女と結婚しようと、陸に上がるたびに花嫁衣装や道具を買いそろえている。
  • 彼女を思うあまり、昼間、釣り客が少女をからかうと、手元に置いた弓で、矢をはなって威嚇する。夜はその弓を弦にして、彼女のために子守歌をきかせる。
  • ある日、釣り客として若い学生がやってくるが、2人はお互いに一目惚れし、心を通わせる。そして老人が嫉妬し、ここから三角関係に。
  • この映画の語り口で驚くのは、全編セリフが全くない、と言っていいほどの表現。そして、徹底的な情景描写。
  • 神話を思わせるようなビジュアルが圧倒的に美しい。


「LOFT(ロフト)」9月9日(土)公開

  • こちらも海外で評価の高い、黒沢清監督の新作。
  • ミイラをモチーフにしてミステリアスでサスペンスフルなストーリーと思わせたラブ・ストーリー。
  • 主人公は「嫌われ松子の一生」の中谷美紀が扮する女流作家。
  • 彼女はスランプに陥り、編集者のすすめで、東京郊外の田舎にある一軒家に引っ越す。その家の斜め前にある廃墟のような建物には、大学教授の男性がなぜか、人目を忍んでミイラを隠している。この大学教授を演じるのが豊川悦司。
  • オカルトのような語り口だが、本筋は徐々にミイラから話がそれて、二人のラブストーリーに・・・・・。
  • その過程で、怨念、情念、復讐、罪の意識が絡み合ってくる。
  • ジャンル的にはミステリー、ホラー、サスペンスなどを思わせながら、全編に幻想的な悪夢のようなムードが漂うのが、黒沢監督独特に見せ所。
「グエムル」「X-MEN ファイナルディシジョン 」 2006年08月29日
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「グエムル 漢江の怪物」 9月2日(土)より公開
  • 現在、韓国であらゆる興行記録を更新し大ヒット中の映画。傑作です。グエムルとは「怪獣・モンスター」という意味。映画は、ソウル中心部を流れるいちばん大きな川「ハンガン(漢江)」に、ある日突如グエムルが出現! 市民へ次々に襲い掛かるパニックシーンからスタート。そんなグエムルに幼い娘をさらわれた一家が、力を合わせて立ち向かう、という展開。
  • ジャンル的には、SF、ホラー、ホームドラマ、コメディ、悲劇など、様々なものが盛り込まれているが、それが見事に溶け合って無類の面白さに。全編、見所満載。
  • 最大の見ものは、なんといってもCGで描かれるグエムルの姿。 ルックス的には、巨大な魚とエイリアンが合体したような、最悪にグロテスクな気持ち悪さなのに、これが飛んだり跳ねたり、激しく動きまくる肉体の躍動美がある。これが、ほれぼれするような魅力(これのために、もう一回 観に行きたくなりました)
  • 韓国映画には珍しく、CGは『ロードオブザリング』や『キングコング』を担当した、ハリウッドやオーストラリアの会社に依頼。その効果は大きい。
  • ストーリーもうまい。娘を取り戻そうとする一家5人それぞれが、均等に見せ場を与えられていて、脚本がよく練られている
  • ちなみに、脚本・監督は、ポン・ジュノ。父親を演じる主演のソン・ガンホのコンビは、3年前の傑作『殺人の追憶』と同じ。はっきり言って、この2人の名前を見ただけで、 子供だましのホラーでないことは保証されたようなもの。
  • ドラマの背景には、韓国政府の緊急事態への的外れな対応ぶりや、在韓米軍の強引な干渉も書き込まれ、体制批判、社会批判もしっかりと浮き彫りに。必見。
「X-MEN ファイナルディシジョン」 9月9日(土)より公開
  • おなじみ大ヒットシリーズの3作目。「ファイナル」とタイトルにある通り、これがシリーズ3部作の最終作。
  • さまざまな超能力をもって生まれたミュータントたちの世界が舞台で、前2作では、ミュータント同士の対決が主な見所に。ところが今回は、ミュータントと人類の対決が描かれる。
  • ストーリーのきっかけは… 生まれた子供がミュータントだと知ったある大富豪が全財産を投げ打ち、超能力を消滅させてふつうの人類に戻す新薬を開発。そこでミュータントの過激派のリーダーが、ミュータント存続のため、その新薬の使用を禁止させようと立ち上がる。という展開。
  • これが完結編のはずなのだが、X?MENメンバーに新キャラが続々登場。
  • かなり荒っぽい展開だが、さすがにCGの見せ場は全編にわたってたっぷり。特に、サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジを、念力で動かすクライマックスは必見!
  • ちなみにシリーズ前2作の監督はブライアン・シンガーだったのだが、彼はいま公開中の『スーパーマン リターンズ』に鞍替えしたので、今回の担当は、ブレッド・ラトナー。キャラクターの内面描写よりも、もっぱらアクションシーンに比重が移った仕上がりになった。スクリーンいっぱい、派手な作品。
「マイアミ・バイス」 「ディア・ピョンヤン 」 2006年08月22日
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「マイアミ・バイス」 9月2日公開
  • 80年代後半、日本でもヒットした人気TVシリーズの映画化。「マイアミ警察特捜科」の2人の刑事の活躍を描いて大ヒットした。今回、その2人の刑事を演じるのは、コリン・ファレル と ジェイミー・フォックス。
  • 物語は、アメリカと南米を結ぶ巨大な麻薬組織に、アメリカ側の合同捜査の極秘情報が漏れ、捜査員が次々に殺される事件が発生。ファレルとフォックスが南米コロンビアを拠点とする密輸組織に「運び屋」として潜入。敵に情報を漏らしている裏切り者を探り出そうという展開。
  • 監督はマイケル・マン。この人は、TVシリーズのプロデューサーだったのですが、当時から「いつか映画に」と思っていた。念願の企画が ついに実現した作品。 ※映画ファンはご存知の通り、マイケル・マンといえば、『ヒート』のロバート・デニーロとアル・パチーノ、前作『コラテラル』のトム・クルーズとジェイミー・フォックスなど、男同士が対決するバイオレンスの世界を描くのが得意なことで有名な人。 今回もオープニングからクラブの銃撃戦など、全編に迫力ある銃撃戦が展開されていく。
  • ところが、今回の見所はなんと、麻薬組織の女として大抜擢した、中国の女優コン・リー。この監督としては、このコン・リーを軸とした、かつてないロマンティックでセクシーなラブストーリーが最大の見所。 ※本来は敵同士のファレルとコン・リーが禁断の恋に落ちる。悲劇のラブストーリー。終盤はこの2人のロマンスが、胸を締め付けるような感動的な見せ場となっていく。
  • 『マイアミ・バイス』とはいうものの、マイアミ警察の刑事役より、コン・リーがすべての見せ場をさらってしまった…、というほど素晴らしい。 ※単なるアクション映画を期待して行くと、それを超える、切ないラブストーリーを堪能させられる。テレビシリーズとは違う味わい。
「ディア・ピョンヤン」 8月26日(土)より公開
  • この、タイトルにインパクトある作品は、ベルリン国際映画祭や、アメリカのサンダンス映画祭などで、数々の賞を受賞している話題のドキュメンタリー。
  • 映画のオープニングは大阪の庶民的な生活から。娘がステテコ姿の父親にビデオカメラを向けると「なにしとんねん」。娘が「アボジの映画つくっとんねん」と答えると、親父が照れくさそうに「あほちゃうんか」。…まるで大阪弁と朝鮮語の バイリンガル漫才のような調子。大阪の在日朝鮮人一家の日常が描かれ、この映画は始まる。
  • そんな日常に潜む作品のテーマは大きい。実はこの父親は、朝鮮総連の幹部だった。この家庭、娘には3人の兄がいたのだが、25年前、父親は当時10代の息子3人を日本から北朝鮮に「帰国」させていた。
  • この作品の監督は、まさにその娘。在日2世の ヤン・ヨンヒという41歳の女性。撮影に10年間を費やし、北朝鮮に忠誠を誓い、朝鮮総連の幹部として活躍する自分の父親に「なぜ北朝鮮なのか?」という疑問をぶつけていく。
  • 拉致問題や核兵器実験など、ここ数年テレビで見る北朝鮮しか知らない僕のような人間にとっても、父親の特殊な思い入れのような信念は、当然の疑問に見える。そこに実の娘が迫っていく映画。とはいえ決して大上段に構えたものではない。語るのは、ステテコ姿の大阪の親父さんなのだ。 ※自分の家族の話を見事に仕上げた編集が見事。
「スーパーマン リターンズ」「マッチポイント」 2006年08月15日
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「スーパーマン リターンズ」 8月19日(土)公開
  • クリストファー・リーブ主演の第一作が78年公開。 それと81年公開の『スーパーマン2』の2本をベースにした作品。
  • 監督は、『X?MEN』シリーズを大ヒットさせた、ブライアン・シンガー。
  • もちろん、CG・特撮の最新技術を投入したシーンが多数で面白い。たとえば、昔の スーパーマンが飛び立つ時は「助走」が必要だったのに、今回は垂直に飛べる。 あと、撃たれた銃弾を眼球(目玉)で跳ね返すシーンも。
  • 注目は、スーパーマンを演じる27歳の新人、ブランドン・ラウス。 これが、初代のクリストファー・リーブにそっくり。
  • 地球壊滅を企む悪役を演じるのが、ケビン・スペイシー。 スーパーマンの恋人役にケイト・ボスワース。映画ファンがニヤリとするのは、 このボスワースと悪役のスペイシーというのが、去年公開されたボビー・ダーリンの 伝記映画『ビヨンド・ザ・シー』で夫婦役を演じた間柄ということ
  • さらに映画ファンが注目すべきは、人類を救うためにスーパーマンを地球に送り込んだ、 生みの父親役で、オリジナル版のマーロン・ブロンドがCGが再登場している。 そして、オールドファンに注目してほしいのが、スーパーマンの育ての母を演じる、 エバ・マリー・セイント。今年84歳の彼女は、今から52年前、マーロン・ブロンドの 相手役として『波止場』でデビュー、アカデミー助演女優賞を獲得した女優。 オールドファンには、思いもかけぬ共演。
「マッチポイント」 8月19日(土)より公開
  • ウディ・アレンの新作。今回は登場せず、監督のみ。ホームグラウンドのNYを出て、初めてロンドンで撮影した、イギリス映画。
  • タイトルはテニスの「マッチポイント」から。つまり、ネットをかすめたボールが、 ツイているときは向こう側に落ちる、ツイてなければ手前に落ちる。そんなニュアンス。 人生なにごとも運が支配する、というテーマ。
  • 主人公は、貧しいアイルランド人の若者。彼がテニスコーチとして上流階級に出入りし、大富豪の令嬢に見初められ、結婚。一躍、上流階級の仲間入りをし、苦手なオペラ鑑賞など、贅沢な日々を送るように。ところが彼は、アメリカからやってきた女優志望の女性と不倫…。おまけに妊娠させてしまい、のっぴきならない状況に。
  • オールドファンに注目してほしいのは、この映画、設定を置き換えると、あの51年公開の名作『陽のあたる場所』だということ。物語の舞台をアメリカに置き換え、主人公を モンゴメリー・クリフト。妊娠する娘を、シェリー・ウィンタース。そして令嬢をエリザベス・テーラーに置き換えてみると…。
  • リメイクではない。ウディ・アレン流にアレンジして、さらに皮肉の効いたヒネリを 加えたオチが見もの。傑作に仕上がっている
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