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番組への御意見・ ご感想お待ちしております。
メールアドレス
stand-by@tbs.co.jp
番組放送中(6:30〜8:30)は電話・FAXでも受け付けております。
電話 03-3584-0954
FAX 03-5562-9540 |
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「ソラリス」「シティ・オブ・ゴッド」
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2003年06月17日 |
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ソラリス
6/21(土)公開
- ジョージ・クルーニーの最新作。
アンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」のリメイク。
監督のスティーブン・ソダーバーグは、同じ原作を独自のアプローチで全く趣の違う作品に仕上げた
- ジョージ・クルーニー扮する心理学者がソラリスという惑星を観測中の宇宙ステーションに派遣される。
そこでかつて自殺した妻と再会するところからドラマは始まる。
死んだ妻がなぜ再び主人公の前に現れるのか、というミステリアスな謎を追究する過程で胸を締め付けられるような切ない愛が描かれていく
- いわゆるSFにありがちな、エイリアンが出てきて戦闘シーンがあって、というのとは全く反対で大人のためのSF映画
シティ・オブ・ゴッド
6/28(土)公開
- ブラジル映画の傑作。
タイトルは直訳すると「神の街」だが、リオデジャネイロにあるホームレスを収容するスラム街の呼び名。
このスラム街を根城に、銃と麻薬に明け暮れる青少年たちの実態を描いた作品
- ドキュメンタリー的な素材をミュージックビデオやCF風に、非常にポップで明るくユーモラスに描いているのが見所。
特に、映画の途中で突然時間軸が過去にずれたり、エピソードのキャラクターが突然交代して重心が移ったりととても前衛的
- 登場人物のほとんどが実際にこの「神の街」にすんでいる若者。
現実の生のままの姿を描くのはさほど難しくないが、それをこれだけポップにカラフルに描いたところが映画として優れているところ
《プレゼントのお知らせ》
-
「ソラリス」の劇場鑑賞券を10組20名様
「シティ・オブ・ゴッド」の劇場鑑賞券を5組10名様にそれぞれプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「ソラリス」劇場鑑賞券
または「シティ・オブ・ゴッド」劇場鑑賞券プレゼントの係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想、そして希望する作品名をお書きになってハガキでご応募ください。
- 6/20(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「スパイ・ゾルゲ」「ニューヨーク最後の日々」
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2003年06月10日 |
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スパイ・ゾルゲ
6/14(土)公開
- 72歳、篠田正浩監督の36本目の映画。
この作品を最後に監督を引退すると撮影前から公言。
引退作ということで気合いのこもった3時間2分の超大作
- タイトルにもある「ゾルゲ」は、ドイツの新聞記者を装って日本にやってきて、ドイツと日本の最高機密情報をソヴィエトに送っていた実在のスパイ。
映画は、このゾルゲと、彼に協力した当時朝日新聞の記者だった尾崎秀実の2人を中心に、昭和の歴史を再検証
- 舞台は上海、ベルリン、東京都スケールの大きな展開で、半世紀以上も昔の風景をCGをふんだんに使って再現している。
今はない数寄屋橋の朝日新聞社とか日劇なども見事に再現
- 歴史のおさらいという意味では、3時間飽きさせずに一気に見られるところは、さすがに篠田監督という感じ。
しかし、肝心のゾルゲ、あるいは尾崎といった人物の内面・人間像があまり深く掘り下げられていない
ニューヨーク最後の日々
6/14(土)公開
- アル・パチーノの最新作。
彼が演じるのはパブリシスト。
著名人と契約してその報道活動を担当するという仕事
- キャリアのピークも過ぎて、そろそろ仕事から足を洗って隠退生活を送りたいと思っている主人公が、最後の大仕事として事前パーティーを成功させることに奔走していた。
一方、彼のクライアントであるハリウッドスターから頼まれた仕事から思わぬ事件に巻き込まれるはめに
- ハリウッドスターを演じるのはライアン・オニール。
また、主人公が老後をともに過ごしたいと思っている女性役にキム・ベイジンガー
- 「インソムニア」でもそうだったが、くたびれはて、人生に疲れ切った男を演じさせたらアル・パチーノの独壇場
《プレゼントのお知らせ》
-
「ニューヨーク最後の日々」劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「『ニューヨーク最後の日々』劇場鑑賞券プレゼント」の係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 6/13(金)到着分まで有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「マトリックス・リローデッド」「二重スパイ」
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2003年06月03日 |
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マトリックス・リローデッド
6/7(土)公開
- マトリックス3部作のパート2。
近頃にない派手な宣伝で早くも盛り上がっている
- 試写で見た率直な感想は「どっと疲れた」。
パート2でありながら新しいキャラクターがどんどん増えている。
またコンピュータが支配するマトリックスの説明、解説が難解な言葉を交えて延々と続く
- 実は、このパート2は11月秋に公開予定のパート3と2本あわせて1本の映画という仕掛け。
普通3部作といえば、「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」のように、一応一話一話が完結している。
マトリックスは時代に逆行しているような印象
- そういう意味では、今回の見所は最新CGを駆使したアクションシーンにつきる
二重スパイ
6/7(土)公開
- 韓国映画。
こちらはズシッと胸に響くサスペンス映画の傑作
- 韓国映画ブームをつくった「シュリ」の主役ハン・ソッキュが二重スパイ役を演じる。
時代背景は1980年代初頭。
北から南に送り込まれた二重スパイが主人公。
彼に接する韓国国内に潜んでいる若いスパイにコ・ソヨン
- ラブストーリーを絡めつつ非常なスパイの運命を描いていく。
全編ピリピリするような緊張感
- 監督のキム・ヒョンジョンはこれがデビュー作。
韓国映画の底力を感じさせる
《プレゼントのお知らせ》
-
「二重スパイ」の劇場鑑賞券を10組20名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「「二重スパイ」劇場鑑賞券プレゼント」の係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 6/6消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「8Mile」「NARC(ナーク)」
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2003年05月27日 |
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8Mile
公開中
- アメリカの白人ラッパーのエミネムの初主演映画。
エミネムはこの映画の主題歌「ルーズ・ユア・セルフ」でアカデミー賞の主題歌賞を受賞。
彼の生まれ故郷のデトロイトのスラムを舞台にした半自伝的な青春映画
- タイトルにある「8Mile」に複数形の's'がつかないのは、8マイルロードというデトロイトのストリートの名前に由来。
このストリートを境に白人街と貧しい黒人街がはっきり分かれる。
エミネムは白人最下層の生活をしていて、通りのあっちとこっちを行ったり来たり
- そんな状況で、黒人のカルチャーであるラップに情熱を燃やす若き主人公が、母親との確執を抱え、どん底からはい上がろうとする物語
- 見所はなんといっても地元のクラブで週末ごとに繰り広げられるラップ・バトル。
すさまじい言葉の格闘技。
字幕の迫力がありすごい迫力
NARC(ナーク)
公開中
- ジェイソン・パトリックとレイ・リオッタという脇役の多い2人が主演。
監督もジョー・カーナハンという新人。
一見地味な感じがするが、実はあのトム・クルーズがプロデュース
- こちらは同じデトロイトの麻薬潜入捜査官を描いたもの。
NARCは麻薬捜査官をさすスラング
- 新人監督だが、かなりの実力の持ち主。
懐かしい「フレンチ・コネクション」を思わせるようなサスペンス描写が抜群。
全編にわたってすごい緊張感でグイグイと引っ張っていく
- この映画のできあがりをみたトム・クルーズは、すでに別の監督が決まっていた次の「ミッション・インポッシブル3」の監督に、彼を起用するほどの惚れ込みよう
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「アバウト・シュミット」「ギャングスター・ナンバー1」
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2003年05月20日 |
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アバウト・シュミット
5/24(土)公開
- アメリカ映画。
主役はジャック・ニコルソン。
監督は42歳、インディペンデント映画出身のアレクサンダー・ペイン
- ジャック・ニコルソン演じるシュミットが、66歳で定年退職、というところから映画が始まる。
定年退職、妻の死、娘の結婚と人生の転機を立て続けに迎えた男の話
- 定年を迎えた次の朝、ご飯を食べ終わるとやることがない。
程なくして長年連れ添った奥さんが急死。
妻の持ち物を整理していると、親友である会社の同僚と妻が不倫していたことが明らかに。
主人公の人生観がぐらつく。
そこで妻と旅するはずだったキャンピングカーに乗って、娘の住む町まで旅をする。
ここからの展開はデビッド・リンチを思わせる
- ジャック・ニコルソンの演技が圧巻。
また娘の結婚相手のお母さんがアカデミー賞女優のキャシー・ベイツ。
出番は少ないが、体当たり演技で場面をさらう
ギャングスター・ナンバー1
5/24(土)公開
- イギリス映画。
主人公でロンドンを牛耳るギャングのボスを「時計仕掛けのオレンジ」のマルコム・マクダウェルが演じる
- 主人公がトップの座に登り詰めるまでの若き日の姿を回想形式で物語る。
60年代の後半、当時のナンバー1のギャングに目をかけられ、出世していくが、ついにはそのボスを罠に陥れて自分がトップの座を奪う
- 若い頃の主人公を演じるのは、ポール・ベタニーというニュースター。
去年のアカデミー作品賞の「ビューティフル・マインド」でラッセル・クロウの親友役で注目された
- 監督も写真家出身のポール・マクギガンという新人監督。
主人公の激しさをビジュアルであおり立てるような表現
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