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番組への御意見・ ご感想お待ちしております。
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stand-by@tbs.co.jp
番組放送中(6:30〜8:30)は電話・FAXでも受け付けております。
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FAX 03-5562-9540 |
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「座頭市」「28日後...」
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2003年08月26日 |
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座頭市
9/6(土)公開
- 27日から始まるヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品する北野武監督の話題作。
撮影中から主人公が金髪だとか、タップダンスが出てくるとか意外性が話題。
「ブラザー」「ドールズ」が今ひとつだっただけに北野武監督にとっては正念場。
結果として娯楽映画としては超一級
- これまでは国際的な評価を意識してアート志向だった印象があるが、エンターテイメント路線で勝負。
浅草の大衆演劇出身のたけしの持ち味が全ていい方向に発揮された。
太鼓持ちの「ふすま芸」や「独楽回し」といった大衆芸がきちんと丁寧に描かれるなど、全編に浅草演芸のにおいがする
- 女が実は男といったからくりがこの映画のエッセンスの一つ。
金髪やタップダンスなど時代劇の掟破りの趣向とがうまくかみあって、ラストも大どんでん返し
- さらにラストクレジットのあとにもう一仕掛け、オチがある。
最後まで席を立たないように
28日後...
公開中
- イギリス映画。
「トレイン・スポッティング」で脚光を浴びたダニー・ボイル監督の作品。
SFとホラーを合体したようなスリラー
- 人間の怒りの衝動をおさえる特効薬を開発するために、チンパンジーに見るモノ全てを殺したくなるウィルスを注入。
そうとは知らない動物愛護団体が研究所を襲ってこのチンパンジーを解放。
それにより殺人衝動を起こすウィルスが蔓延することに
- それから28日後、病院で目覚めた主人公がロンドンの街に出ると、人っ子一人いない無人の世界
- この映画が撮影されたのは一昨年の夏頃からだったが、廃墟と化したロンドンに9.11が重なったり、ウィルスにSARSの影響を感じたり、SFだがリアリティーを感じさせる設定がかなり恐い
《プレゼントのお知らせ》
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「28日後...」の特製DVDを10名様にプレゼント
「座頭市」の劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「28日後...」の特製DVDプレゼントの係
または「座頭市」の劇場鑑賞券プレゼントの係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 8/29(金)到着分まで有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「アダプテーション」「ファム・ファタール」
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2003年08月19日 |
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アダプテーション
8/23(土)公開
- 「マルコビッチの穴」の監督スパイク・ジョーンズと脚本家チャーリー・カウフマンのコンビによる2作目
- 原作はアメリカでも話題になった「蘭に魅せられた男」というノンフィクション。
基本的にはこの本の映画化のはずだったが、飼う不満が行き詰まって脚色に四苦八苦する自分自身を描いた。
タイトルの「アダプテーション」には「適応」という意味のほかに「脚色」という意味もある
- カウフマンを演じるのがニコラス・ケイジ。
また双子の兄弟役もケイジが演じる。
原作のノンフィクションの作者を演じるのがメリル・ストリープ。
彼女が取材している男にはクリス・クーパー
- カウフマンの世界と原作のノンフィクションとが交互に描かれていくが、どこまでが真実でどこからがフィクションなのか境目が見えなくなる
ファム・ファタール
8/23(土)公開
- 監督はブライアン・デ・パーマで、彼がもっとも特異とするエロティックミステリー。
音楽は坂本龍一が担当
- タイトルの「ファム・ファタール」は、「宿命の女」などと訳されていて、男を色仕掛けでたぶらかし破滅させる悪女というような意味。
そのヒロインを演じるのが、スーパーモデル出身のレベッカ・ローミン=ステイモス。
「X-MEN」シリーズで全身ブルーの変身が特異なミュータント役を演じていたが、本格的に素顔を魅せるのは今回が初めて
- 映画はカンヌ映画祭で10億円もするダイヤモンドとエメラルドを女優から盗み出すところからスタート。
仲間を裏切って宝石を独り占めしようとするステイモスが、パリで自分のうり二つの女と出会う(ステイモスの二役)ところから急展開。
パリの街角を撮っていたカメラマン(アントニオ・バンデラス)の写真にたまたま写ってしまったために、証拠隠滅のためにカメラマンの命をねらう
- デ・パーマらしく、分割スクリーンやスローモーションなど特異の映像テクニックがふんだんに楽しめる
《プレゼントのお知らせ》
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「アダプテーション」のポスターを5名様に
「ファム・ファタール」の鏡付きプレスブックを5名様にそれぞれプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「アダプテーションのポスター」の係
または「ファム・ファタールのプレスブック」の係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 22日(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「HERO」「コンフェッション」
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2003年08月12日 |
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HERO
8/16(土)公開
- 中国映画を代表するチャン・イーモー監督の新作。
中国映画で史上最高の観客動員を記録した話題のアクション時代劇
- 出演者は、国際派のジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー。
作品自体も絵巻物のように絢爛豪華
- 紀元前200年の中国が舞台で、秦の始皇帝の暗殺計画が題材になっている。
映画全体が黒澤明の「羅生門」を思わせる構成。
視点が変わる毎に衣装やセットなど画面のトーンがガラリと変わっていく。
次々に展開されるアクションシーンはワイヤーアクションの極地といっていい出来
- 男同士の決闘シーンをあたかもラブシーンのように描くあたりはチャン・イーモー監督ならではの見せ場。
作品を通じて男女の愛や同志愛などを含めた広い意味でのラブストーリーではないか
コンフェッション
8/16(土)公開
- ジョージ・クルーニーの監督デビュー作。
70年代にアメリカのテレビ界で一世を風靡した実在のプロデューサーの自伝を映画化したもの
- 彼は、テレビプロデューサーで活躍する反面、CIAの工作員として33人もの暗殺に関係してきた、と自伝で告白(コンフェッション)している。
ちなみに原題は、コンフェッションズ・オブ・デンジャラス・マインド
- この主人公を演じるのはサム・ロックウェルという若手。
彼にコンタクトするCIAのメンバーとしてジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ。
また主人公のガールフレンド役でドリュー・バリモアが共演
- 脚本は、チャーリー・カウフマンという今ハリウッドで売れっ子のシナリオライター。
「マルコビッチの穴」で脚光を浴びた人。
一筋縄ではいかない奇抜な語り口が特異なだけに、この映画もどこまでが真実でどこからが嘘なのか、しっかり眉に唾をつけながら見ないと
《プレゼントのお知らせ》
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「HERO」のプレスブックを10名様に
また「コンフェッション」の劇場招待券を5組10名様にそれぞれプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「HEROのプレスブック」係、または「コンフェッションの劇場招待券」係
いずれかご希望の係まで
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 15日(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「10日間で男を上手にフル方法」「名もなきアフリカの地で」
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2003年08月05日 |
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10日間で男を上手にフル方法
8/9(土)公開
- ケイト・ハドソン主演のロマンチックコメディ。
ケイト・ハドソンは、女優ゴールディー・ホーンの娘で、この後も主演作が相次いでいる売れっ子女優。
共演はマシュー・マコノヘイ
- 舞台はNYマンハッタン。
彼女は高級女性誌のライター。
身の回りで次々と同僚たちが男に振られ、傷ついているのを見て、逆恋愛マニュアルの特集記事を書くことになるその記事の全て反対をやれば、男を獲得できる、という趣旨。
10日間で男に捨てられるためのルポルタージュ
- その相手に選んだのは広告代理店に勤務する男。
彼はダイヤモンドを扱う大手クライアントの仕事をとるために、こちらはこちらで10日間で彼女を身も心も惚れさせなくてはいけなくなった
- 早速デートが始まるが、彼女が嫌われようとしてやることなすことを、彼は彼ではらわたが煮えくりかえりながらも受け入れる。
ロマンティックコメディの定番で、途中に一波乱あって最後にハッピーエンド。
注目は2人のファッション。マシュー・マコノヘイが着るタキシードは70万円。
彼女も目の覚めるような黄色いドレスでディテールが結構楽しめる
名もなきアフリカの地で
8/9(土)公開
- ドイツで今注目されている女性監督カロリーヌ・リンクの作品。
日本でも「点子ちゃんとアントン」という児童文学の作品で有名。
子どもを描くのがうまい、と定評の女流監督の新作
- 実話の映画化と、背後にナチズムがあり、今年のアカデミー賞の外国語映画賞を受賞。
第二次世界大戦でナチスの迫害を逃れてドイツを脱出したユダヤ人の一家が、アフリカのケニアに逃れて、そこで幼い少女を中心に大自然の中で成長していく様子を描く
- 少女の成長の様子はもちろん、それ以上に興味深いのは母親の描写。
裕福なお嬢様育ちで世間知らずの母親だったのが、ケニアで異文化に接し、母親なりに成長していくところがこの映画に深みを与えている
- アカデミー賞をとった背景には9.11の影響
グローバリゼーションに対するアンチテーゼ
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「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」「フリーダ」
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2003年07月29日 |
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パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
8/2(土)公開
- アメリカ映画でも何十年ぶりかの本格的な海賊映画。
アイディアのもとになっているのはディズニーランドにある「カリブの海賊」というアトラクション。
それを大人も子どもも楽しめる娯楽映画にふくらませた
- プロデューサーが「パール・ハーバー」のジェリー・ブラッカイマーだが、娯楽映画としては楽しめる合格ライン。
監督は「リング」のアメリカ版を監督したゴア・ヴァービンスキー
- 呪われた金貨をめぐる海賊たちの争奪戦に若いカップルのラブ・ストーリーを絡める。
ジョニー・デップが気持ちよさそうに全編大暴れ。
役作りで彼が参考にしたのは「ローリング・ストーンズ」のキース・リチャーズ。
デップとしては、当時の海賊は今で言えばロックスターみたいなもんじゃないかということで参考にしたらしい
- 映画全体もユーモアとギャグを全編に絡めていて肩がこらない。
およそ2時間半。エンドクレジットが延々と続くが、おまけのオチがつくのでお楽しみに
フリーダ
8/2(土)公開
- 日本でも人気の高いメキシコの女性アーティスト、フリーダ・カーロの人生を描く。
何円構えからマドンナやジェニファー・ロペスがやりたがっていた題材。
しかしメキシコ出身のサルマ・ハエックが、自国のヒロインなので誰にも渡さないという意気込みでプロデュースを行い、自分で演じた。
ハエックの執念の作品
- 18歳の時に交通事故で大けがを負うのをはじめ、生涯、病魔にとりつかれて30回以上の手術、流産、中絶をするというフリーダの壮絶な人生を描く。
ドラマのもう一つの柱が、有名画家のディエゴ・リベラとの結婚、不倫といったズタズタの夫婦生活
- 監督はブロードウェーのミュージカル「ライオン・キング」で注目されたジュリー・テイモア。
ストレートに描いたら重く暗く耐えられない生涯を、様々なエピソードを数珠繋ぎにして軽やかで華やかに描く。
見終わった印象は絢爛豪華なミュージカルを観たような印象を与える
- 「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジェフリー・ラッシュが亡命中のトロツキーを演じ、フリーダと不倫の恋におちる。
そのほか、サルマ・ハエックとはプライベートで恋人のエドワード・ノートン、アシュレー・ジャッド、アントニオ・バンデラスなどなど、共演陣も絢爛豪華
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