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番組への御意見・ ご感想お待ちしております。
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stand-by@tbs.co.jp
番組放送中(6:30〜8:30)は電話・FAXでも受け付けております。
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FAX 03-5562-9540 |
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「アビエイター」「クライシス・オブ・アメリカ」 |
2005年03月22日 |
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アビエイター
3/26(土)公開
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マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演。
大実業家、ハワード・ヒューズの20~40代の頃を描いた伝記映画。
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序盤は、巨額な遺産を受け継いだヒューズが、ハリウッドに乗り込んで映画作りをするエピソード。
タイトルの「アビエイター」は飛行士という意味で、飛行士でもあったヒューズは、「地獄の天使」という航空アクション映画を完成させるため3年の歳月と莫大な財産を投入。
そして自分の作品を上映するために映画会社の株を買い占めて配給するという異端児ぶりを発揮。
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中盤は、一躍ハリウッドの寵児となったヒューズが、スター女優達と次々浮き名を流すエピソード。
ケイト・ブランシェット(アカデミー賞の助演女優賞受賞)扮するキャサリン・ヘップバーンとのロマンスが中心になって展開。
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終盤。
航空会社TWAを買収したヒューズが、ライバルのパンナムと国際線ルートをめぐり対立。
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2時間50分、全編にわたり絢爛豪華でスケールの大きな展開。
これまでのスコセッシとは違い、コッポラの作品を見たかのような印象。
逆にスコセッシらしさという点は希薄で、アカデミーを逃したことは、ある意味、納得できる。
クライシス・オブ・アメリカ
3/26(土)公開
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日本では「羊たちの沈黙」以来のジョナサン・デミ監督のサスペンス。
デンゼル・ワシントン扮する主人公が、アメリカを支配しようとする巨大企業の陰謀に挑む。
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陰謀というのはマインド・コントロールされた人物をホワイトハウスに送り込むというもの。
具体的には、湾岸戦争での英雄的な行為が認められて政界入りした人物(リーヴ・シュレイバー)を副大統領候補として立候補させる。
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しかし、湾岸戦争で彼の元上官だった少佐(デンゼル・ワシントン)が、マインド・コントロールの疑惑を持ち、真相究明に乗り出そうとする。
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その前に、立ちはだかるのが、候補者の母親(メリル・ストリープ)で、異常な愛情を息子に注ぐ野心家。
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映画は「影なき狙撃者」(62年、ジョン・フランケンハイマー監督)のリメイクで、「影なき狙撃者」は、公開1年後にジョン・F・ケネディが暗殺されたため、これを予言していたと話題になった。
今回の作品では、冷戦を湾岸戦争に置き換えたり、催眠術をナノテクを活用したマインド・コントロールへと時代に合わせてアレンジ。
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ジョナサン・デミの演出は、「羊たちの沈黙」でも活用していた人物のクローズアップを多用してサスペンスを盛り上げていく。
《プレゼントのお知らせ》
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「クライシス・オブ・アメリカ」劇場招待券を5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「クライシス・オブ・アメリカ」劇場招待券プレゼントの係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 3/25(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「エターナル・サンシャイン」「ナショナル・トレジャー」 |
2005年03月15日 |
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エターナル・サンシャイン
3/19(土)公開
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今年のアカデミー賞のオリジナル脚本賞受賞作。
脚本を書いたのはチャーリー・カウフマン。
「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」など、常に奇想天外な発想の脚本で高い評価を得ている脚本家。
今回は、脳の中の特定の記憶を除去するという奇抜な仕掛けが見所。
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ジム・キャリーが演じる主人公のところに、ある日、別れた恋人(ケイト・ウィンスレット)が、彼との恋愛の記憶を全て除去したという知らせが届く。
そこで、自分も別れた彼女の記憶を除去してもらうために施設を訪れるところからドラマがスタート。
別れた直後のつらい記憶から始まって、時間を一つ一つ遡り、最後は喜びに溢れた出会いの瞬間をみせるという趣向。
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施設スタッフに、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッドや「スパイダーマン」のキルスティン・ダンストなどの若手人気スターが配役されている。
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監督はミュージック・ビデオで超売れっ子のミッシェル・ゴンドリー。
全編、仕掛けたっぷりの映像美を展開。
恋愛という病の解毒剤のようなハッピーな気分の映画。
ナショナル・トレジャー
3/19(土)公開
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ニコラス・ケイジが演じる主人公は、歴史学者にして冒険家という、現代版インディ・ジョーンズ。
その彼が秘宝の謎に挑む。
秘宝というのは、14世紀フランスのテンプル騎士団から、秘密結社フリーメイソンに伝えられ、その後、独立戦争中のアメリカで忽然と消えてしまったとされる伝説の財宝。
その重要な手がかりになるのが、アメリカ合衆国の独立宣言書。
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謎解きの経緯は、「ダ・ヴィンチ・コード」さながら。
「ダ・ヴィンチ・コード」では、ダ・ヴィンチの絵の数々に暗号が秘められているという話だが、この映画の場合は、1ドル紙幣の裏のデザイン(未完成のピラミッド)が重要なカギとして登場する。
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主人公を助ける女性学者に「トロイ」のダイアン・クルーガー。
FBI捜査官にハーヴェイ・カイテル。
主人公の父親にジョン・ボイトという顔ぶれ。
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インディ・ジョーンズとダ・ヴィンチ・コードをあわせた冒険大活劇。
《プレゼントのお知らせ》
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「エターナル・サンシャイン」「ナショナル・トレジャー」の劇場招待券をそれぞれ5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「エターナル・サンシャイン」
または「ナショナル・トレジャー」劇場招待券プレゼントの係。
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想、そして希望の作品名をお書きになってハガキでご応募ください。
- 3/18(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「微笑みに出逢う街角」「ロング・エンゲージメント」 |
2005年03月08日 |
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微笑みに出逢う街角
3/12(土)公開
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イタリアとカナダの合作。
大女優ソフィア・ローレン(71)の100本目の作品。
監督は、息子(カルロ・ポンティとの間に生まれた二男)のエドアルド・ポンティ(32)で、彼の監督デビュー作。
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映画の舞台は、カナダのトロント。
トロントは多民族が集まる世界のモザイクと呼ばれる。
この映画もイタリア人のソフィア・ローレンを筆頭に、アメリカのアカデミー賞女優ミラ・ソルヴィーノ、カナダのデボラ・カーラ・アンガーという国籍の違う3人の女優による3つのエピソードで構成されている。
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ソフィア・ローレン演じるヒロインは、平凡な主婦だが30年連れ添う夫に明かせない秘密を抱えている。
ミラ・ソルヴィーノは報道写真家で、同じ職業を持つ父親からの過剰な期待に悩む。
デボラ・カーラ・アンガーは、国際的なチェロ奏者だが、母親を死に追いやった父親との葛藤を抱える。
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それぞれ、家族との問題を抱えた3人のヒロインたちのエピソードが、交互に描かれていく。
この3人のヒロインたちがラストで1本の糸で結ばれる。
スタイルとしては、ニコール・キッドマンがアカデミー賞を受賞した「めぐりあう時間たち」を思わせる。
ロング・エンゲージメント
3/12(土)公開
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フランス映画で、3年前に日本を含め世界中でヒットした「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督と主演のオドレイ・トトゥが再結集。
ファンタジックな前作とはガラリと変わり、今回は、第1次世界大戦を背景にしたスケールの大きなミステリー。
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オドレイ・トトゥが演じるヒロインは、人並み外れた霊感の持ち主。
1910年代、第1次大戦下のフランスで、出征した彼女の恋人が戦死したという報が彼女の元に届けられる。
しかし、彼女は、直感的に彼が死んでいないことを確信。
終戦から3年たち、彼女は当時の関係者1人1人を訪ね歩いて、彼にまつわる証言を集める。
そして、捻れた糸が解きほぐされていく。
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原作は、ミステリー・ファンにはおなじみのセバスチャン・ジャプリゾ。
日本でも「長い日曜日」という邦題で出版されている。
ジャプリゾは、一昨年、この映画の脚本ができあがる直前に亡くなった。
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ジュネ監督は、この小説の映画化を10年前に企画したが、制作費の関係で実現できずにいた。
CGを多用し、フランス映画としては破格の制作費。
その35%アメリカ資本で、今年のアカデミー賞では、美術と撮影の2部門にノミネートされた(結果はアヴィエーターに浚われたが)。
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「シャーク・テイル」「ローレライ」 |
2005年03月01日 |
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シャーク・テイル
3/5(土)公開
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ディズニーのライバル・ドリームワークスが、ディズニーの大ヒット作「ファインディング・ニモ」に対抗して、同様に、魚を主人公に用いて制作したアニメ。
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海底の都市が舞台で、主人公の小魚が、海を支配する鮫の一族に挑むというストーリー。
体は小さいが野心は大きい小魚の主人公オスカーと、シャークファミリーの一員だが心優しいベジタリアン、レニーの友情と冒険をコミカルに描いていく。
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最大の見所・聞き所は、声優達の豪華さ。
オスカーをウィル・スミス。レニーをジャック・ブラック。
オスカーのガールフレンドをレニー・ゼルヴィガー。
オスカーを誘惑する魔性の女をアンジェリーナ・ジョリー。
シャークの大ボスにロバート・デ・ニーロ。
その子分をマーティン・スコセッシ。
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魚たちは声優のルックスをもとにデザインされている。
特にスコセッシの魚は、太い眉などスコセッシそっくり。
また、その他の魚たちにもヒップポップのミュージシャンを動員。
音楽も楽しめるという作り。
ローレライ
3/5(土)公開
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作家の福井晴敏の小説が今年は一気に3作も映画化される。
その第1弾として「終戦のローレライ」を映画化したのがこの作品。
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物語は、終戦直前の昭和20年8月。
すでに降伏していたドイツの潜水艦を接収した日本軍が、東京を標的にした3つめの原子爆弾を阻止するという任務のために出港。
このドイツの潜水艦には、ローレライという秘密兵器が搭載されていて、実はこの秘密兵器は、ナチスの収容所から引き抜かれて超能力の訓練を受けたユダヤ系の少女という設定。
戦記物かと思いきや、SFとオカルト仕立てというのが見所。
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潜水艦の艦長を役所広司。
特攻隊の若い兵士を妻夫木聡。
監督は樋口真嗣で、「ガメラ」シリーズの特撮などを担当してきたが、これが監督デビュー。
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随所にアメリカの駆逐艦の描写が挿入され、これがかなりリアル。
クレジットをみると、駆逐艦のドラマ部分や、CG、音響などはハリウッドのスタッフが協力しているとのことで納得。
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「ビヨンド the シー/夢見るように歌えば」「サイドウェイ」 |
2005年02月22日 |
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ビヨンド the シー/夢見るように歌えば
2/26(土)公開
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ケヴィン・スペイシーが、憧れのボビー・ダーリンの生涯を自ら演じ、なおかつ監督もして映画化した作品。
ボビー・ダーリンは、31年前に37歳という若さでこの世を去った、当時の大エンターテイナー。
フランク・シナトラに追いつき追い越すことを目標に次々とヒット曲を連発しただけでなく、シナトラ同様、ハリウッドでも大活躍した人。
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ケヴィン・スペイシーは、そのボビー・ダーリンに憧れて、10年前にこの映画の企画をあたためていたが、ようやく実現。
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最大の見所は、全曲、吹き替えなしでスペイシー自身が歌を披露。
本格的なダンスもこなしてみせる。
アカデミー賞を2度も受賞している演技派が、新たな才能をみせている。
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ダーリンの短い生涯のエピソードが次々紹介されるが、ハリウッドのアイドルスターだったサンドラ・ディーとの結婚のエピソードなどのほかに、今回初めてダーリンのショッキングな出生の秘密が明かされる。
サイドウェイ
3/5(土)公開
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今年のアカデミー賞で5部門にノミネートされている大傑作。
ノミネートされているのは、作品、監督、脚色、助演男優、助演女優。
スターが誰も出ていないが作品の充実度では一番だと確信。
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監督は、アレキサンダー・ペイン。
ジャック・ニコルソンが定年を迎えた主人公を演じた「アバウト・シュミット」で注目された。
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今回は、人生のピークを過ぎたダメ男が主人公。
2年前の離婚の痛手から立ち直れないまま、挫折感にとりつかれている高校の教師。
演じるのがポール・ジアマッティ。
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物語は、この主人公が、もうすぐ結婚するという親友の落ち目のテレビスター(トーマス・ヘイデン・チャーチ)を、独身最後の1週間、カリフォルニアのワイナリーめぐりとゴルフの旅へ連れ出す。
ワインマニアの主人公と対照的に、親友はワインに興味がない。
ホントの狙いはナンパ。
ワイナリーでそれぞれにガールフレンドができるという展開をコミカルに綴っていく。
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主人公は、ワイン通のウェイトレス(ヴァージニア・マドセン)と知り合う。
この2人の会話が絶妙で、2人のワイン談義に出てくるワインの性格が人生や人間性の比喩になっている。
彼女との出会いを通じて、もう1度人生に向かい合おうとする主人公が感動的。
《プレゼントのお知らせ》
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「ビヨンド the シー」「サイドウェイ」の劇場招待券をそれぞれ5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「ビヨンド the シー」または「サイドウェイ」劇場招待券プレゼントの係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想、そしてご希望の作品名をお書きになってハガキでご応募ください。
- 2/25(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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