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番組への御意見・ ご感想お待ちしております。
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「ネバーランド」「オーシャンズ12」 |
2005年01月11日 |
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ネバーランド
1/15(土)公開
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去年11月にアメリカで公開されたとき、主演のジョニー・デップに早々と今年のアカデミー男優賞候補との前評判のたった作品。
デップが演じるのは、20世紀初頭にイギリスで活躍した劇作家ジェイムズ・バリ。
その代表作「ピーター・パン」の創作秘話を、ある一家の幼い4人の兄弟との交流を絡めて描いた。
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監督はマーク・フォスター。
「チョコレート」という作品を監督し、ハリー・ベリーに主演女優賞をもたらしたことでも注目の監督。
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幼いうちに父親を亡くし、現実の厳しさに気づいた3男のピーターは、
「夢なんてみてもしょうがない」
と子供らしさを失ってしまっていた。
なんとかその子に子供らしい純真さを取り戻してやろうと主人公が心を砕く。
この2人の交流が一つの見所。
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ピーターを演じているのが12歳の子役でフレディ・ハイモア。
驚異的な演技力を発揮し、ジョニー・デップとともに映画を引っ張る。
アカデミーの助演男優賞にノミネートされても驚かない。
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もう一つの見所は、やはりジョニー・デップ。
デップ演じるバリは妻との仲が冷えていて、親しくなった未亡人とも愛し合うわけでもない。
大人の女性とのつきあいには淡泊で、子供達と遊び回ることにセックスを超越した快感を見いだしている。
その危うさを見事に演じている。
オーシャンズ12
1/15(土)先行公開
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大ヒットした「オーシャンズ11」の続編。
今回もジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなどのメンバーに加え、タイトル通り12人目のキャラクターとして、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが新加入。
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前作で、彼らに200億円をまんまと盗まれたラスベガスのカジノ王(アンディ・ガルシア)が、2週間以内に全額返却しなければ皆殺しにすると脅迫するところから物語はスタート。
そのために再結集したオーシャン一味が、今回はアムステルダムなどヨーロッパを舞台に犯行を計画。
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前作は、フランク・シナトラ主演によるオリジナル作のリメイクということもあり、犯罪のプロセスやテクニックを楽しませる映画だったが、今回はガラッと趣を変え、登場人物を演じているスター達の素顔を取り入れるなどそれぞれのキャラクターを際だたせている。
中でも最高の見せ場は前作で「新人」扱いだったジュリア・ロバーツが撮影時に双子を妊娠中だったという現実の設定を物語にも取り入れて、とんでもないギャグを披露。
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スティーブン・ソダーバーグ監督の「ソダーバーグズ12」といった雰囲気の大娯楽映画に仕上がっている。
《プレゼントのお知らせ》
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「ネバーランド」の劇場招待券を、5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「ネバーランド」劇場招待券プレゼントの係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 1/14(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「今年の映画ベストテン」「冬休みオススメDVD」 |
2004年12月28日 |
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今年の映画ベストテン
- 「春夏秋冬そして春」
- 「ロスト・イン・トランスレーション」
- 「父、帰る」
- 「エレファント」
- 「悪い男」
- 「ミスティック・リバー」
- 「殺人の追憶」
- 「みなさん、さようなら。」
- 「コラテラル」
- 「アメリカン・スプレンダー」
冬休みオススメDVD
- 音質を楽しむなら、「マスター・アンド・コマンダー」
- 画質を楽しむなら、「羊たちの沈黙」アルティメット・エディション
- 特典が充実、「スパイダーマン2」
- 一気見ができる、「キル・ビル」ツインパック
- マイベストテンから、「ロスト・イン・トランスレーション」
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「スーパーサイズ・ミー」「マイ・ボディガード」 |
2004年12月21日 |
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スーパーサイズ・ミー
12/25(土)公開
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1日3食、ファストフードのメニューだけ30日間を食べ続けると、人間はどうなるのか。
自分自身を実験台にして、その過程を描いたドキュメンタリー。
「第2のマイケル・ムーア」といわれるモーガン・スパーロック監督、34歳の作品。
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発想のきっかけになったのは、肥満症の少女2人が、ファストフード企業を相手に起こした訴訟。
スパーロックは、その時に企業責任と自己責任の境目はどこにあるのか、ということを思いつき、自分で実験。
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実験にあたり、スパーロックは、「スーパーサイズ」という「お徳用の特大サイズ」を店員に勧められたら絶対に断らないことを自分に課した。
3日目から早くも体調不良に陥り、精神的にも気分が落ち込んでくる。
その一方で、食べたらさらに食べたくなるという中毒症状まで出てくる。
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基本的には深刻なテーマを扱っているが、観客は滑稽なコメディーを眺めているような感覚で、マイケル・ムーアに通じる作家性。
しかし、ムーアと決定的に違うのは、まじめさ・誠実さ。
ファストフード企業のお偉方にインタビューを申し込んで、その返事をじっと待っている。
好感の持てる人柄。
マイ・ボディガード
公開中
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デンゼル・ワシントンがボディガードを演じる。
彼が守る相手は、メキシコの実業家の幼い娘。
娘を演じるのは「アイ・アム・サム」でおなじみのダコタ・ファニング。
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原作は、日本でも売れている「燃える男」(A.J.クィネル)。
脚色したのは、「LAコンフィデンシャル」「ミスティック・リバー」のブライアン・ヘルゲランド。
監督は、トニー・スコット(リドリー・スコットの弟)。
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原作は、イタリアを舞台としているが、映画ではメキシコシティに変更。
メキシコは誘拐発生率が世界3位。
主人公は米軍のテロ対策特殊部隊で暗殺者として十数年も活動してきた過去を持ち、除隊後の現在もその経験がトラウマになっている。
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前半は、少女を護衛しているうちに、主人公が少しずつ人間性を取り戻していく姿を描く。
少女が誘拐された後半からは、再び、暗殺者の本能がむき出しになって、誘拐団に立ち向かっていく。
前半とはガラッと変わって血なまぐさい殺し合いが展開される。
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脇役が凝った顔ぶれで、主人公の友人役にクリストファー・ウォーケン。
少女の父親が雇っている弁護士にミッキー・ロークなど。
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「ターミナル」「酔画仙」 |
2004年12月14日 |
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ターミナル
12/18(土)公開
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スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスのコンビによる「プライベート・ライアン」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続く3作目。
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タイトル通り国際空港のターミナルを舞台にした心温まる人情ドラマ。
トム・ハンクスが演じる主人公は、東欧の架空の国からの旅行者で、NYのJFK空港に到着。
しかし、飛行機が飛んでいる間に、クーデターが起きて祖国が消滅。
パスポートが無効になってしまい、主人公はアメリカ国内に入ることができず、かといって祖国に帰るわけにもいかず、空港のターミナル内で過ごすことになってしまう。
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奇想天外な設定だが、実はこれのヒントになった実話があり、その時は、イランからの亡命者がパリの空港に住み着いて暮らしていた。
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ドラマの中では、主人公を管轄外に追いやりたいという空港警備局の主任(スタンリー・トゥッチ)との確執や、主人公が一目惚れするフライト・アテンダント(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との淡いロマンスなどが彩りになっている。
酔画仙
12/18(土)公開
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19世紀、朝鮮王朝末期に実在した伝説的な画家チャン・スンオプの生涯を描いた伝記映画。
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主人公を演じているのが、チェ・ミンシク。
日本でもヒット中の「オールド・ボーイ」の主役でもおなじみ。
この「オールド・ボーイ」は今年のカンヌのグランプリ作品。
一方、今回の「酔画仙」は、2年前のカンヌでイム・グォンテク監督が監督賞を受賞。
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物語は、貧しい家に生まれた主人公が、画家としての才能を認められて、最後は、民間人としては異例の宮廷画家に昇りつめるまでの波瀾万丈の一生を描いた物語。
酒と女なしでは筆をとろうとしなかったという伝説から、「酔画仙」と呼ばれたという。
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さらに、主人公の女性遍歴などに重ねるようにして、朝鮮王朝が日本と中国(清)との間で揺さぶられる歴史的背景もきちんと描かれていて、岩波ホールらしく歴史の勉強にもなる。
《プレゼントのお知らせ》
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「ターミナル」「酔画仙」の劇場招待券を、それぞれ5組10名様にプレゼント
- 〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ
「ターミナル」劇場招待券 または 「酔画仙」劇場招待券の係
- 住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
- 12/17(金)消印有効。
当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。
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「五線譜のラブレター」「アンナとロッテ」 |
2004年12月07日 |
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五線譜のラブレター
12/11(土)公開
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ポピュラー・ミュージックの大作曲家、コール・ポーターの伝記映画。
彼は「夜も昼も」「ビギン・ザ・ビギン」など870曲を作詞作曲。
ポーターと奥さんになるリンダが、パリで出会って結婚するところから、彼女が病気でこの世を去るまでを、ヒットソングの数々で彩っていく。
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コール・ポーターを演じるのがケビン・クライン。
妻のリンダを演じるのが、アシュレイ・ジャッド。
ホンモノのコール・ポーターは小柄で、ケビン・クラインとは似ても似つかないが、ケビン・クラインはピアノの腕前に定評があり、歌唱力もブロードウェイでトニー賞を受賞したほど。
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また、現役のポップスター達、エルビス・コステロやナタリー・コール、シェリル・クロウなどが次々に登場して、ポーターのヒットソングを披露するのも大きな見所。
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映画全体はリアリズムよりは、ファンタジーの色彩が濃く、豪華でおしゃれな雰囲気を押し出している。
ケビン・クラインとアシュレイ・ジャッドの衣装はアルマーニが特別に担当。
アンナとロッテ
12/11(土)公開
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オランダ映画。
双子の姉妹の物語で、本国オランダでは大ベストセラーになった小説の映画化。
オランダの女性作家テッサ・デ・ローの原作。
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1926年のドイツ。
幼い双子の姉妹のアンナとロッテは、両親が亡くなったため、アンナはドイツの貧しい農家に引き取られ過酷な労働を強いられる。
一方、ロッテは、オランダの裕福な家に引き取られ、何不自由なく育つ。
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対照的な運命を辿る2人は、成人してようやく再会を果たすが、当時は、ヨーロッパ中にナチズムが吹き荒れていた時代。
ドイツで育ったアンナは、ナチスの将校と結婚。
一方、オランダで育ったロッテは、ユダヤ人と婚約。
以後、2人は絶交状態に。
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この映画は、それから数十年経って年老いた2人が再会し、何とか絆を取り戻そうとするところから語り出される。
一番の見所は、少女、大人、老人の2人を子役も含めて6人の女優が演じ分けているところ。
とりわけ老女になった2人の愛憎が入り交じった対面のシーンが感動的。
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