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 「殺人の追憶」 「ドラムライン」 |
2004年03月30日 |
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「殺人の追憶」
先週の土曜から公開
- 本国韓国で去年公開されて社会現象になった大ヒット作。
実際に起こった猟奇的な連続殺人事件が題材。
- 映画はこの捜査に挑む2人の刑事が主人公。
- 1人(ソン・ガンホ)は地元のたたき上げタイプで何よりも直感を信じ、何かというとすぐ拷問に掛けて無理やり自白をさせるという乱暴な捜査を続けている。
もう1人はソウル市警から派遣されたエリートタイプの若い刑事(キム・サンギョン)で、こちらは対照的な科学的な捜査を重視する。
- 事件の謎解きよりも主人公の人間性を掘り下げていく点で
僕は「ミスティック・リバー」を思わせる面白さを感じた。
「ドラムライン」
4/10(土)公開
- マーチングバンドのドラムに若さをぶつける主人公を描いた爽やかな青春映画。
- 大学対抗試合のハーフタイムのマーチングバンドが主役。
- 主人公を演じるのはニック・キャノン。
- 映画は全米コンテストの優勝を目指してバンド共に成長していく
主人公を描いていく。
見所はマーチングバンドとチアガールズの一糸乱れぬプレーでなんともダイナミックでセクシー。
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 「恋愛適齢期」「エレファント」 |
2004年03月23日 |
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恋愛適齢期3/27土)公開
- 「アニー・ホール」以来、アカデミー賞主演女優賞二度目の獲得かと話題になった作品で、授賞は逃したが、ダイアン・キートン演じるヒロインは、その「アニー・ホール」の26年後の姿を思わせる熟年女性のロマンチックコメディ。
- 独身のレコード会社社長・ジャック・ニコルソンがバイアグラの取りすぎで心臓発作を起こし、キートンの別荘で療養する羽目となるが、30歳以上の女性とは付き合わないという主義のニコルソンとキートンが何かにつけて反発しあうという設定。
- そこへもう1人、ニコルソンの担当医としてキアヌ・リーブスが登場。
若い彼は熟女のキートンに一目惚れしてしまう。そこで思いもよらない三角関係が発展・・
エレファント
3/27(土)公開
- こちらはダイアン・キートンがプロデュースした作品。
去年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールとガス・ヴァン・サントが監督賞のW授賞を果たした作品。
- この映画は「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも取り上げられた高校生の銃乱射事件から触発されたものだが、単なる事件の再現ではなく、今のアメリカの高校生の現実を描いたもの。
- 登場する高校生達は全て素人(監督好みの美少年揃い)で、彼らの姿をドキュメンタリータッチで追ってゆく。
- ちなみに「エレファント」というタイトルは目の不自由な人が象の体を触ったところ一人一人が違う答えを出したという有名な逸話から取られたもので、この映画も見た人それぞれが自分なりの答えを見出すことを期待しているようだ。
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 「N.Y.式ハッピー・セラピー」「ぼくは怖くない」 |
2004年03月16日 |
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N.Y.式ハッピー・セラピー3/20(土)公開
- 全米人気NO・1のコメディアン、アダム・サンドラーと組んでジャック・ニコルソンが思いっきりハメを外したコメディアンぶりを発揮するコメディ映画。
- 舞台はニューヨーク。アダム・サンドラーが演じる主人公はストレスに悩む
現代人の典型のようなキャラクター。小さい時はいじめられっ子で、
大人になっても、本音をぶちまけられない内気な性格。
- その彼がひょんなことから必要ないはずの《怒り抑制セラピー》を受けるはめになるが、その医者というのが患者よりもぶちきれるという名物セラピストのジャック・ニコルソン。
- そのニコルソンがサンドラーの生活をめちゃくちゃにしていくところが見所で、ニコルソンとしては久しぶりにアカデミー賞とは無関係の作品とばかりに
はちゃめちゃの大暴れ。
ぼくは怖くない
3/20(土)公開
- スティーヴン・キングを彷彿させると話題になった同名のベストセラー小説の映画化で、監督はガブリエーレ・サルヴァトーレス。
- 舞台はイタリア南部の小さな村。見渡す限り黄金色の麦畑。
家はたったの5軒だけという田園風景の中で展開。スティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」を思わせる少年少女たちの日常からスタート。
- ある日、主人公の10歳の少年がぼろ小屋の裏の穴の中に鎖でつながれた裸の金髪の少年の姿を発見するというなんともミステリアスな始まり。
- 語り口はあくまでも少年の視点に徹しているので、観客にとってはその幼さ、頼りなさがえもいわれぬサスペンスを感じさせる。
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 「アフガン零年」「クイール」 |
2004年03月09日 |
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アフガン零年3/13(土)公開
- 映画を見ることも作ることも禁止していたタリバン政権の崩壊後、初めて製作されたアフガン映画。日本とアイルランドが資金を提供。
- 監督はセディク・バルマク。
モスクワで映画を勉強し、タリバン時代はパキスタンへ亡命していた。
- 物語の舞台は首都カブール。時代背景はタリバン政権時代に設定し、アフガニスタンの悲劇が今もまだ終っていないことを訴えている。
- 物語の中心になるのは13歳くらいの少女。
少女に次から次へと災難が降りかかっていくという展開で、
女性達がいかに過酷な抑圧のもとに置かれていたかがリアルに描かれている。
クイール
3/13(土)公開
- 崔 洋一監督の新作で、原作は「盲導犬クイールの一生」という実在したラブラドール・レトリーバーの盲導犬の生涯を綴ったノンフィクションで、去年、NHKでもテレビドラマ化されている。
- 物語は、クイールが誕生し、盲導犬として活躍、穏やかに現役を引退後、静かに死を迎えるまでを描いている。
- 生後10日目から成犬、老犬など成長段階に応じて、6種類の犬、さらにテスト用や後ろ姿の代役用などを含めて、合計100匹の犬が映画のために集められたという。
- 成長していくクイールの姿を眺めているだけで楽しめるが、感動的なのは現役を引退してよぼよぼになったクイールが、かつての育ての親の元に引き取られるエピソード。
崔監督ならではの演出力が見事に発揮される。
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「レジェンド・オブ・メキシコ」「めざめ」
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2004年03月02日 |
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レジェンド・オブ・メキシコ
3/6(土)公開
- 映画紹介に入る前にアカデミー賞が発表されたので、私の予測結果を発表。結果は5勝2敗。
- アントニオ・バンデラスがギターを持ったさすらいのガンマンを演じる「デスペラード」の続編。
監督は前作に続きロバート・ロドリゲス。
- 最大の見物は準主役のジョニー・デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン」の時と同様、ここでも主役を喰う大暴れ。
- 全身黒ずくめのジョニー・デップが最後は失明しながらも座頭市ばりのピストルさばきを見せるカッコよさ!
めざめ
7/5(土)公開
- フランスの女流監督デルフィーヌ・グレーズのデビュー作。
平凡な邦題でよくある若者達の青春を描いたものだと思い、危うく見逃すところだったが、その先入観を見事に裏切るシュールな面白さ。
- キャストはキアラ・マストロヤンニ(マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーブの娘)やアルモドバルの映画でおなじみのベテラン女優アンヘラ・モリーナなど個性派揃い。
- 主要キャラクターが14人で4つの家族が描かれるという設定はロバート・アルトマンの得意な群像劇を思わせ、さらにそこにペドロ・アルモドバルのセンスを盛り込んだ感じ。
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