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「ノー・グッド・シングス」「逢いたくて」
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2003年03月04日 |
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ノー・グッド・シングス
3/8(土)公開
- 2002年アメリカ映画。
監督のボブ・ラフェルソンは70年代のアメリカン・ニュー・シネマの中心の一人。
その後も「郵便配達は2度ベルを鳴らす」などハードボイルド路線で定評のある監督。
原作はハードボイルドの元祖ダシール・ハメットの短編
- サミュエル・L・ジャクソンとミラ・ジョヴォヴィッチの共演。
ジャクソン扮する刑事がふとしたきっかけで銀行強盗一味にとらえられ、その一味のアジトに幽閉される。
そこでジョヴォヴィッチ扮する魔性の女に誘惑されるという展開
- 見所は主役の2人がこれまで見せたこともないイメージで勝負する。
ジャクソンの方は、チェロと孤独を愛するという役柄。
ジョヴォヴィッチは元ピアニストという設定。
縛られたジャクソンの膝にジョヴォヴィッチが乗って、その姿勢で男がチェロを弾くというエロチックな描写もあり
- 激しいカーチェイスなどのアクションシーンのサービスも
逢いたくて
3/8(土)公開
- 2002年フランス映画。
カトリーヌ・ドヌーブの新作。
相手役はウィリアム・ハート。
監督は女性のトニー・マーシャル
- 「逢いたくて」の邦題にもあるように、1957年のハリウッドのメロドラマ「めぐり逢い」をモチーフにした作品。
ちなみに、数年前には同じく「めぐり逢い」をモチーフにしたトム・ハンクスとメグ・ライアンの「めぐり逢えたら」があった
- ドヌーブ演じるヒロインが仕事でパリからニューヨークにやってきて、ほかに好きな男がいながらアメリカ人のカメラマンに心を乱される。
女性監督ならでは、と思ったのは、添加のフランスの大女優ドヌーブを相手に、ウィリアム・ハートのキャラクターを使って、ドヌーブを結構からかっている
- 大人向きのラブストーリー
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「007/ダイ・アナザー・デイ」「エルミタージュ幻想」
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2003年02月25日 |
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007/ダイ・アナザー・デイ
2/8(土)公開
- 2002年アメリカ映画。
007映画40周年、20作目という節目の記念作品
- 5代目ボンドのピアース・ブロスナン。
ボンドガールには、歴代初のアカデミー女優、ハリー・ベリー。
アカデミー女優、ジュディ・デンチもボンドの上司役で出演
- 北朝鮮の指導者の息子が今回のボンドの適役。
北朝鮮がクレームをつけるなど、公開前から大きな話題に。
北朝鮮で招待がばれて捕虜になったボンドが14ヶ月監禁されるという出だし。
その後、舞台はキューバ、ロンドンと移り、クライマックスはアイスランドの氷の宮殿
- 初期のドクター・ノオやゴールド・フィンガーなどへのオマージュ。
セリフのパロディなどが出てきて記念作という雰囲気をもり立てている
エルミタージュ幻想
公開中
- 2002年ロシア・ドイツ・日本合作のアートフィルム。
かの有名なエルミタージュ美術館の中をカメラが一部屋一部屋めぐっていく話
- 監督はアレクサンドル・ソクーロフ。
ロシアの代表的な監督のひとり
- 何がスゴイかというと、90分ワンシーン・ワンカット。
1台のカメラで90分間を一発撮り。
編集ナシ。
映画のフィルムでは12分が限界。
ハイヴィジョンカメラでも45分。
ハイヴィジョンカメラの映像をダイレクトにハードディスクに入れて、90分間の撮影が可能になった
- ロシア人とドイツ人が中心のスタッフ・キャスト2000人。
ラストに撮影が終わって衣装をつけた人がぞろぞろと出てくる姿は壮観
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「恒例・アカデミー賞予想」「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
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2003年02月18日 |
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恒例・アカデミー賞予想
- 作品賞。
心情的には「ギャング・オブ・ニューヨーク」。
しかし海外での評判をみると「めぐりあう時間たち」か
- 主演男優賞。
心情的には「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ。
本命は「アバウト・シュミット」のジャック・ニコルソン
- 主演女優賞。
「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマンで決まり
- 助演男優賞。
「ロード・トゥ・パーディション」のポール・ニューマン
- 助演女優賞。
「めぐりあう時間たち」のジュリアン・ムーア
- 監督賞。
文句なしに「ギャング・オブ・ニューヨーク」のマーティン・スコセッシ
- 長編アニメ部門。
「千と千尋の神隠し」がものすごい勢いで賞を取っている。
ここも取るだろう
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
2/22(土)公開
- 2002年アメリカ映画。
「指輪物語」を映画化。3部作の2作目
- 実は1作目が公開された時点で3話分の実写部分は全て撮ってしまっているという珍しい映画。
一気に3話分の実写部分を撮って、それ以上の時間をかけてCG部分を作る
- シリーズものの特徴で、必ず新しいキャラクターが注目されるが、今回はなんといっても指輪の前の持ち主の「ゴラム」がみもの。
100%CG。
これまでのCGキャラクターの中でバツグンの出来
- アクションシーンもなかなか圧巻。
見応えあり
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「戦場のピアニスト」「ホワイト・オランダー」
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2003年02月11日 |
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戦場のピアニスト
2/15(土)公開
- 2002年、ポーランド・フランスの合作映画。
去年のカンヌ映画祭でパルムドール受賞以来、ずっと話題になっていたロマン・ポランスキーの新作
- ナチス・ドイツの収容所送りになるところを間一髪で切り抜け、たった一人で飢えと寒さと孤独と闘って生きたポーランド人のピアニスト、シュピルマンの実話
ポランスキー自体、ホロコーストの体験者。
収容所で母親を亡くしているという人。
- 主人公を演じるのは、アメリカの若手演技派、エイドリアン・ブロディ。
「サマー・オブ・サム」でパンクロックかぶれの若者を演じて光っていた。
今回もポランスキーの期待に応える迫真の演技
毎日4時間のピアノレッスンを8週間行い、激しいダイエットをして撮影に臨んだという
ホワイト・オランダー
2/15(土)公開
- 2002年、アメリカ映画。
ハリウッドは父親と息子の映画が最近多かったが、久々に母と娘の葛藤を描いた女性映画
- ヒロインは15歳の母子家庭の少女。
母親が愛人を殺して刑務所に収容されるいことになって、里親の元を転々としながら成長する姿を描く
- ヒロインは新人女優のアリソン・ローマン。
母親役にミッシェル・ファイファー。
最初の里親がロビンライト・ペン。
2番目の母親がレニー・ゼルウィガー。
新人を囲む実力は女優の演技が見所
- タイトルのオランダーは夾竹桃(キョウチクトウ)という花のこと。
外的から身を守るために自ら毒を発する花。
ミッシェル・ファイファー演じる母親の象徴的なニュアンスになっている
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「レッド・ドラゴン」「銀幕のメモワール」
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2003年02月04日 |
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レッド・ドラゴン
2/8(土)公開
- 2002年アメリカ映画。
「羊たちの沈黙」でお馴染みのアンソニー・ホプキンスがレクター博士を演じる3作目
- トマス・ハリスの原作は今から18年前。
「インサイダー」のマイケル・マン監督で既に映画化済み。
当時のタイトルは「刑事グラハム・凍りついた欲望」。
しかしほとんど話題にもならなかった
- 「刑事グラハム〜」では、原作に忠実にレクター博士は脇役扱い。
「羊たち〜」「ハンニバル」ときて、レクター博士が超大物になったので、プロデューサーが再映画化に踏み切った
- 一言でいうと「羊たち〜」の前日談。
見所はホプキンスを筆頭に、役者の顔ぶれが豪華。
レッドドラゴンという連続殺人鬼役にレイフ・ファインズ。
FBI捜査官にエドワード・ノートン。
彼の上司にハーヴィー・カイテル。
レッドドラゴンの恋人にエミリー・ワトソン
- 前2作のような重厚な風格は味わえないが、とにかくスリルとサスペンスで怖い映画作りに徹した点は認めてもいい
銀幕のメモワール
2/8(土)公開
- 2001年フランス映画。
ジャンヌ・モローの主演作
- 公開中の「デュラス/愛の最終章」は、実在の人物がモデルということで、かなり地味なヘアメイクだったが、今回はファッションも含め、本来の華やかで綺麗な役どころ
- 若い映画監督が戦時中に突然姿を消した二枚目スターについて調査。
スターにリザという恋人がいたことがわかる。
年老いたリザを演じるジャンヌ・モローが、戦時中の2人のロマンスについて語る。
それがそのまま回想シーンとして再現される
- 最近のフランス映画に多いが、ナチスドイツの影が若い2人のロマンスに影響しているというストーリー
- 久しぶりにお洒落なモローが見られる。
また、久々に劇中で歌声を聞かせてくれるのも、モロー・ファンには見逃せない
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