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小松昌美のハワイで暮らそう
【アサイ・ボウル】 2007年03月26日
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今日はハワイで話題になっているヘルス・フードをご紹介したいと思います。それは「アサイベリー」なんです。

アサイベリーとは、ブラジルの熱帯雨林で収穫される果物です。アマゾン川流域に生える椰子の実の一種で、ブルーベリーより一回り大きい紫色のフルーツです。栄養価が高くて、動脈硬化や脳梗塞の予防に効果があるポリフェノールが赤ワインの30倍も入っています。そして老化を防ぐアントシアニンも赤ワインの10倍以上、植物繊維がごぼうの3倍、鉄分がレバーの3倍、ビタミンCもレモンの3倍。「脅威のフルーツ」と呼ばれています。

アサイベリーは10年ほど前にブラジルのスポーツ選手が食べていたのを きっかけに人気に火がつきました。世界中のスポーツ選手はもちろんハリウッドの女優やモデル達に広がるうちに、 なんとハワイでの売り上げが急上昇、世界でも上位になっているそうなんです。

私を含めて多くのハワイの人達は、毎日てんこ盛りのご飯に油ギトギトのおかずをたいらげ、健康に気を使っていないような人ばかりかと思ったら大間違い! 健康志向の人も多くて、アサイベリーが空前のヒットとなっているんです。

モカジャバ 私もさっそくアサイベリーを食べに出かけてきました。オアフ島ではたくさんのカフェなどでアサイベリーが売られていますが、地元で一番アサイベリーが売れているという「モカジャバ」に行ってきました。「モカジャバ」は朝から賑わうコーヒーと軽食のお店。アラモアナの西側にあるワード・センターにあります。

アサイパワーボウル モカジャバのアサイベリーのメニューは9種類。一番人気で一日100食近く出るという「アサイ・パワー・ボウル」は5ドル95セント。日本円で700円くらい。凍らせてあるペースト状のアサイベリーにりんごジュースとバナナとイチゴを加えてジューサーでシェークします。どろどろのアサイをボウルに盛って、輪切りにしたバナナとオーガニックのグラノーラをのせます。グラノーラも最近人気の健康食品です。麦、玄米、とうもろこしなどに、蜂蜜などをまぶしてオーブンで焼きドライフルーツやナッツをミックスしたものです。

出てきた「アサイ・パワー・ボウル」、見た目は「う~~~ん・・」。 はっきり言ってあまりおいしそうじゃありません。そういえば去年のこと。これを朝、新聞片手に食べているかっこいいハワイのお兄さんを見かけたことがありますが、「ゲ! まずそう! 離乳食みたい!」と思ったんですよ。

でも、体にいいんだからと言い聞かせて一口目。・・・「アラ!結構いける!」。紫のドロドロは、ブルーベリーに似ているけどもっと酸味が少なく、とってもマイルドなお味です。イチゴとバナナの味がほのかにミックスされていて、甘さも控えめなんですよ。シャーベットをジューサーにかけているので冷たくさわやか。とっても食べやすいんですよ。グラノーラのサクサクがアクセントで飽きない! あっという間にぺロリとたいらげてしまいました。

袋入りアサイ 体にいいといっても700円じゃそんなしょっちゅう食べられません。そこで友人から教わって今私が実践しているのは、自分でアサイ・ボウルを作っちゃうことなんです。ハワイのフードランドなどの食料品のスーパーで冷凍フルーツのコーナーを覗いてみてください。4袋入りのアサイベリーが約6ドル、700円で売っています。

これでできる それにオーガニックの豆乳、オーガニックのグラノーラ、ハワイ産のバナナ。これだけそろえば、おうちで簡単、ジューサーでガーっとあっという間に作れます。一食分200円弱。安上がり!

自家製アサイボウル 今日で一週間続いた私のアサイ・ボウルの朝食。なんとなく若返り、体調も良くなったような気がするんですよね。
ただ、私にはこの「ドロドロ」がどうしても満腹感を感じさせてくれなくて、アサイ・ボウルのすぐ後に、おにぎりとか食べちゃうのがいけない!

 
【カントリー・フェア】 2007年03月19日
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横断幕 ハワイの子供たちは今週から2週間ほどの春休みに入りました。実は、私の娘が通うリンカーン小学校では毎年春休み前に大きなイベントがあるんです。それは「リンカーン・オハナ・カントリー・フェア」というんです。「オハナ」とは、ハワイ語で家族という意味なんですが、家族ぐるみの文化祭のようなイベントです。

出店は例年同じブースが並ぶんですが、今年は違ったものを増やそうと色々な国のブースを作って紹介することになったんです。ハワイはたくさんの国の文化にあふれています。リンカーン小学校には、ロシアからチェコ、フィリピン、サモア、マレーシア、韓国、日本など、11カ国以上の子供たちが通っています。

もちろん私達日本人も参加することになりました。PTAに参加しているお母さんを中心に準備を始めたのは、去年の11月頃からです。リンカーン小学校には日本のお母さんは15名近くはいるというんですが、観光関係のお仕事をしていると週末も仕事だったりするので、今回の参加者は 8名です。

食べ物の出店はいなりずしなどの案が出ましたが、結局カレーうどんを作ることになりました。それから日本のお祭りでお馴染みの、水に浮かして釣る風船ヨーヨーも紹介します。お正月に日本に里帰りした人が風船ヨーヨーなどの材料を買い込んできました。
もちろん経費は学校から出るのですが、利益は学校への寄付となります。その寄付が貴重な教育資金となるわけですから意気込みも満々です。

そんなわけで色々な国のブースが並ぶはずだったはずなんですが、いざフタをあけてみると日本のブースだけになることになっていました。ほかの国のブースはきちんと人が集まらなかったようです。さすがハワイです。

日本人チーム、本番の一週間前には集まって風船ヨーヨーのこよりなどをチマチマ作りながら打ち合わせです。と言っても学校の話などいろんな話に花が咲いて手がなかなか進みません。私はしゃべるのと食べるのに夢中で! 差し入れのお手製のおにぎりを4つも食べてしまいました。

エプロンママ 前日は学校に集合してカフェテリアのキッチンでカレー作りです。日本のお母さん達全員かわいいエプロン姿です。ハワイではあまりエプロンを着る習慣がなく、エプロン自体あまり売っているのを見かけません。 私はエプロンを持ってくるのは頭になく、完全にハワイ人になりきってしまったようです。

煮込んだカレー フェアの当日は朝7時半に集合、8人集まった日本の母達、カレーうどん担当と風船ヨーヨー担当の半分に分かれます。私はカレーうどん係。カレーはだしで薄めて味見すると本物のお蕎麦屋さんのカレーうどんの味です! おいしいんですよ!

風船ヨーヨーも朝のうちに300個の風船を作るので中学生のボランティアが手伝っています。その日は私もしまっておいたエプロンを引っ張り出して着込んで、日本の母達の仲間入りです。まぁ、ずば抜けて体が大きいんですけどね。

中国風獅子舞 9時にカントリー・フェアのスタートです。中国人のグループがオープニングに中国風獅子舞を披露! 子供たちは喜んで駆け寄って行きます。

ヨーヨー そしてまず、風船ヨーヨーに人が集まりだします。こちらではあの水の入った風船のヨーヨーを見たことがないので、人気を集めることは予想していましたが、すごい列です。1個1ドル50セントで300個が3時間足らずでなくなました。

カレーうどんはハワイの人達に受けるか心配だったんです。というのもスパむすびや毎年大人気のアジア風やきそば、ピザにハンバーガー、デザート類と、フェアの会場には食べ物が豊富なんですよ。

でも、これなぁに? とおそるおそるオーダーした人達が、食べてみておいしい! と、何度もお代わりに来てくれたり、作り方のレシピを聞かれたり人気は上々でした。でも150食のうち100食以上は売れましたが、少し残ってしまいました。残念! ただし2ドルのカレーうどんは十分黒字。よかったよかった!

乗馬

ハワイアン そのほか学校内ではポニーの乗馬コーナーができたり学年ごとに子供たちが考えた景品つきのゲームをやったり。
中庭では父兄とは思えないプロ顔負けのハワイアン・ミュージックのショーが一日続いていました。

その日リンカーン小学校には5千人近くの人が訪れたそうです。

【ワイキキ再開発】 2007年03月12日
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ワイキキ周辺では今、大掛かりな工事が行われています。最近ハワイに旅行をされた方は気づいたでしょうか?
カラカウア通りに面した長い歴史を誇る「ロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センター」が全面的に改装中。そしてもう一つはビーチ・ウォークと呼ばれる一帯のことなんです。

ビーチウォーク ワイキキ・ビーチ・ウォークの再開発は、ワイキキの西寄り、ルワース通りとカリアロード、そしてビーチ・ウォーク通りの周辺、ちょうどフォートデルーシー公園の手前の一角です。その約3万2千平方メートルの土地をアウトリガー・エンタープライズ社が5億3千万ドル、日本円で約600億円ちかくかけて再開発するというものです。

今までその一帯は、狭い道沿いに大小のホテルやショップが並んでいて、ちょっとごちゃごちゃしているイメージだったんですよ。それが、老朽化していた5つのホテルと2つのアパートを取り壊して、新しいホテル4つと、ショッピングやレストラン・エンターティメント複合施設が できるとあって、旅行者はもちろん私達地元の人たちも楽しみにしている再開発なんですよ。

先週の水曜日、グランド・オープニング・セレモニーが行われました。と言っても2005年の4月に始まった工事はまだ終わってはいないんです。でも去年の暮れからは、新しいホテルの一部と、レストランやショップも徐々に営業を始めているんです。

セレモニー セレモニーは、日本のようにテープカットがあるわけでもなく、ハワイらしいのんびりとしたもの。ショッピングモールの庭に特設ステージができて、ハワイアンミュージックのショーなどが一日続いていました。アメリカ本土からリタイア後の老夫婦がたくさん来て、ベンチに座って何時間も音楽に耳を傾けていました。

私は、再開発地域を歩いて回ってみました。まず、ルワース通りに面したショッピングモール。ここは2階建てで、観光客と地元の人達の交流の場として、またハワイの文化を感じて体験できる場所として使えるように設計されたそうです。

ショッピングモール 海の要素を取り入れた建築デザインで、開放感あふれる2階のテラスは、下から見ると海に浮かぶ古代ハワイアンのカヌーのよう。
1階は全部のお店がオープンしていましたが、2階はまだほとんどオープンしていません。2階にある日本のレストラン「カイワ」のオーナーに聞きましたら、4月半ばにはオープンできるとのこと。ゴールデンウィークにはきっと全てのお店がオープンしていますよ!

エンバシースイーツ ルワース通りをカラカウア通りを背に海に向かって歩くと右手にそびえるツインタワーのホテルがビーチ・ウォーク開発の中心「エンバシー・スイーツ・ワイキキ・ビーチウォーク」です。ここは、ハワイでは初めて、全室スィートルームのホテル。いいですねぇ。泊まってみたいです。

工事中 ルワースの海に向かっての突き当たりは、カリアロード。左を見るとハレクラニ・ホテルが上品にたたずんでいます。
まだ至る所で急ピッチに工事が進められていて、工事の人達も朗らか! 楽しげに仕事しているんですよね!

トランブタワー そしてビーチ・ウォーク通りに入る角には、緑の高い塀が立っていますが、ここは全米でもニュースに取り上げられ、注目を浴びているアメリカの不動産王「ドナルド・トランプ」のビルディングです。通称「トランプタワー」、正式に言うと「トランプ・インターナショナル・ホテル &タワー・ワイキキ・ビーチ・ウォーク」です。

2009年に完成の予定なんですが、高さ100メートル、38階建て。ホテルが460室、総工費500億円。上層部分は135室の住宅として売られたんですが、6千万円から最高額で6億円の部屋があるというんですから、ため息しか出ませんよね~。それでも去年11月の売り出し開始後2時間で全部売り切れたというんです。世の中お金を持っていらっしゃる方が多いのには驚いてしまいます。まぁ私には縁のない世界。記念に工事現場の完成図だけ写真に撮ってきました。

このワイキキ・ビーチ・ウォーク、ワイキキの一部が全く新しく生まれ変わっていきます。これから、観光の人達にとっても私達地元の人にとっても注目のスポットです。

【笑うヨガ】 2007年03月05日
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今日はホノルルで話題になっている健康法を教えたいと思います。それはヨガなんです。ただのヨガじゃありません!
「Laughter YOGA(ラフター・ヨガ)」、つまり「笑うヨガ」。
名前の通り笑いながらするヨガなんですよ。「笑うヨガ」とは一体どんなものなのか、実際に笑うヨガのレッスンに参加してきました。

ハワイで笑うヨガのレッスンを行っているのは、「ハワイ・トーカイ・インターナショナル・カレッジ」の先生でした。日本の東海大学のハワイ校のような所です。

ジニー先生  アートを教えているというジニー先生は、去年の夏、カナダで笑うヨガの創始者であるインドのドクターから直接指導を受けました。1995年に町の公園で十人の人達から始まった「笑うヨガ」は、わずか12年で世界50カ国、5千以上のクラブができるまでに広がっています。

ワイキキの山側にある「ハワイ・トーカイ・インターナショナル・カレッジ」には世界各国からの留学生が在学中で、生徒たちの間の言葉と文化の違いの壁を取り払うのに「笑うヨガ」を役立てているんだそうです。笑いは世界共通ですからね。

ジニー先生によると、子供は一日300回ほど笑うそうなんですが、大人になると20回足らずに減ってしまうそうなんです。笑うことはストレスをなくしたり、血液の流れを促進したり、お腹の筋肉を使ったりと、いいことが多いんです。

この日、レッスンの参加者は一般の人を含めて40人ほど。8割が女性です。そして日本から2週間ほどの研修できていた東海大学の附属高校の生徒達10人ほどが参加していました。英語も分からないので不安という顔ですみっこに固まっていましたけど…。

背伸びして  「笑うヨガ」の呼吸法は普通のヨガと一緒で、息を吸って…吐いて…。 でもそれ以外は、だいぶ違うんですよ!
「イヤなことは全て忘れて笑いましょう!」で、「笑うヨガ」のスタートです。
先生のリードで息を大きく吸って手を上に背伸びして! 上に伸びきったところで、吐くときは「アロ~~~ハハッハハハハ!!」と笑い転げます!

目が合えば笑う  広い会場の中を40人が動き回って、目が合った人と自己紹介、そして握手しながら大笑いします。そしてまた移動する時は、手をたたきながら大声で「ホッホ! ハッハッハ!」と笑いながら移動します。

握手して笑う初めはさすがに少し抵抗があるんですが、夢中になって笑い転げて人と握手するたびに、もう、おかしくて! おかしくて! 10分もすると笑いすぎてお腹が痛くなってきます。

日本の学生  初めは笑いが固かった日本の高校生達も、地元の人達にまじって大笑い! ただなぜか日本の女の子達は、手をバンバン叩きながら笑い転げているので、逆にハワイの人達に大受けです! そして合間には必ず「ホッホ!ハッハッハ!」

ライオンのポーズ  ライオンのポーズでは、ガオーと口を開けて相手を威嚇し、そして向かい合い、大笑い。部屋の中は笑いの渦、そしてまた「ホッホ! ハハハ!」

みんな笑顔  レッスンは1時間。でもあっという間です! ヨガというよりも、人が見ていたら何と思うだろうというくらい笑い続けているだけなんですよ。でも終わった時には腹筋を使いすぎて痛いぐらいだし、運動量は結構あるし、悩みもストレスもすっきりきれいになくなっていました。ただ気になるのは、笑いジワは増えてそうですよね。
日本からの高校生達は、終わった時には最初と表情がまったく違っていて、明るい笑顔で地元ハワイの人達と肩を組んで写真を撮っていました。

笑うヨガ教室は、ワイキキの山側、カピオラニ通り沿いにある「ハワイ・インターナショナル・カレッジ」の6階で行われています。毎月第一・第三水曜日の夜7時半からです。無料でどなたでも参加できます。

【フライング・ナイフの妙技】 2007年02月26日
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アメリカのテレビの人気チャンネルに「フード・ネットワーク」というのがあります。名前の通り、食べ物に関することなら、有名シェフの料理教室はもちろん、レストランの紹介など、バラエティ豊かな番組を作っています。日本の人気番組「料理の鉄人」を英語版で放送して「アイアン・シェフ」という流行語が出来るほど、全米で話題になりました。
先日、そのフード・チャンネルを見ていたら、思わず釘付けになってしまった番組があったんです。それはハワイ島コナで開催された、ある競技会の模様だったんです。

競技会の名前は「フライング・ナイフ・チャレンジ!」。
直訳すると「飛ぶ庖丁に挑戦!」ですが、これは全米の鉄板焼きレストランからえり抜きの腕自慢シェフが集まり、料理とパフォーマンスの腕を競い合うというものだったんです。
ハワイは全米でも鉄板焼きレストランの注目の地域ということだそうで、今回出場した5のうちハワイからは3人。残りはミネソタとカルフォルニアからの参加でした。

まず海を臨んだ屋外ステージで、審査員と客席の前で競う第1ラウンドは、「スピード」です。
ミディアム・レアのステーキ、海老、フライドライス、ミックスベジタブルを鉄板の上で焼いていきます。
スパチユラという金属のヘラを使って調理をするんですが、海老の尻尾を切り落とし、その尻尾をシェフが自分の帽子の上にピョーンと飛ばしていきます。次々と海老の尻尾が宙を舞います。帽子の上に乗らなかった数だけ減点されていくんです。
卵もスパチユラで飛ばし、落ちてくる卵をスパチユラの角で受け、見事に割ります。
そして野菜焼きのタマネギは、輪切りにして大きいものから段々小さいものへ山のように積み上げ、中に油を注いで火を灯し、火山に見立てる「ボルケーノ」という技を決めなくてはいけません。

そして第2ラウンドでは、シェフ独自の創作料理をパフォーマンスも交えて15分以内に完成させるんです。

最後はハワイの3人のシェフの熱い戦いになったんですが、見事優勝し、全米チャンピオンの座を射止めたのは、ホノルル出身のニック・ナリマツさんでした。
彼のパフォーマンスは明るくジョーク混じりの見事な技で、審査員を唸らせました。ニックさんは出場シェフの中で最年少の24歳です。

田中オブ東京 そこで、私も是非目の前でニックさんの技を見せていただきたいと思いまして、ワイキキにある「田中・オブ・東京」というにお店に出かけてきました。
田中・オブ・東京は、ホノルルのベストレストランに選ばれた、観光客 にも大人気のレストランです。

純和風の入口を抜け、広い店内に入ると、目の前の鉄板は畳一畳ほど。 鉄板を囲むようにカウンターテーブルになっていて8人が座れます。

ニック しばらくするとニックさんが登場。白いシェフのシャツに青い帽子、首にも青いスカーフ。24歳といってもまだあどけなさが残る日系3世の お兄さんです。コロッとした体型といい、顔つきといい、どこかで見たような気がすると思ったら、先週お話ししたアマチュアゴルファーのタッド・フジカワ君そっくりなんですよ。
そう思った途端ニックさんが「僕はタッドと双子です!」って。冗談だったんですけど本気にしちゃうくらい似てるんですよ。

リズムをとる 料理の前に、まずは鉄板の上で派手なパフォーマンス。塩と胡椒の瓶で鉄板の上をゴン!ゴン! とリズムカルに叩きながらまるでお手玉のように瓶があっちへ飛びこっちへ飛び、背中を回ってと、目がついて行けないような早さです。緊張していた娘も大喜び、思わず親子で拍手と歓声を送ります。

ボルケーノ そのあともシャカシャカ、カンカンとリズムを交え次々と海老やほたてに野菜と焼いていきます。タマネギの山で作ったボルケーノに火が付けられて、ボーという音を上げて炎を上げた時には、顔が熱くなるほどの迫力にびっくりです。本当は次々と出来ていく料理を熱いうちに平らげていきたいんですが、見るのに夢中になっちゃうんですよ! 娘はまばたきせずに真剣に見入ってましたからね~!

店内は満席。あちこちのテーブルから歓声と拍手が聞こえてきます。ニックさんにフライング・ナイフ・チャンピオンになって何か変わった? と聞きましたら、街で「ヘイ! ニック!」と知らない人に声をかけられるようになったし、指名も増えて忙しくなったけど、痩せないねぇ! と笑っていました。

フライング・ナイフ全米チャンピオン、ニックさんのいる「田中・オブ・東京」はワイキキ・ショッピングプラザの4階です。

ちなみに娘は、毎日ヘアブラシでガンガン! ドンドン! とニックを目指して仕業中です!

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